土浦は黒雲の下、バケツを返した様な激しい雨が収まりかけた夕方、知人宅でちょっと早めの七夕パーティが開かれた。月と土星を見てもらう予定だったがこれではとてもとても望めない。こんな時のためにとこれまで撮り溜めた中から星の写真や観測小屋周辺の写真を20枚ほど投影して見てもらった。無謀にもインド・中国総勢22人、日本人6人の前でのプレゼンだったが上手に通訳していただき楽しんでもらえて大成功。こうして前座の大役を果たして、お後は晢さんの歌とギター演奏のステージへ引き継いだ。そのステージが終わるころなんと雲間から月が見え始めた。

急いでTeegul-100とラプトル50を準備。月を見ているうちに金星や土星も見え始めた。満ち欠けした金星は「small moon」のようだと大いに受けたが、雲を通した土星は暗くて辛うじてリングを分かってもらえたかどうかといったところ。土星は次回8月へ期待を繋ごう。

その後部屋へ入ってカルタ大会。中国の人の反応の早いこと。優勝をさらって行った。
怒涛の様な数時間が終わり、口々に「はぁ〜」「よーっこらしょ」と言いながら打ち上げの食事会と相成ったのは21時過ぎだった。