2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
衝直前の衝効果
2015-05-24 Sun 00:00
1505232.png5月23日11時頃が土星の衝。B環が明るく見える衝効果を確かめる好機だが、今夜からしばらく曇天が続くようだ。ぶよんぶよんではあるが昨夜写しておいた写真が最も衝に近い貴重な土星像となる。それ以前にASI120MC-Sで写した写真は4月29日の1枚だけだった。この2枚を並べてみると、確かにB環が明るいように感じられる。


衝効果についてはみゃおさんの「ほんのり光房」の解説がわかりやすい。
 衝を迎える土星と衝効果のおはなし
 土星の衝タイム
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この記事のコメント
星天のSHELLさんも見事に捉えています。
http://goo.gl/9OaqmS

同様の機材やカメラ、気象条件なのに、自分と違ってこんなに見事に。

ところでぷよぷよ動画でもスタックしてみると案外良くなります。かすてんさんもやってみては?一見ランダムに見えても、実像に対して正規分布を保った乱れなのでしょうね。スタック画像見てると学生時代にモンテカルロ法で乱数から円周率求めたワクワク感を思い出します。
2015-05-24 Sun 05:27 | URL | みゃお #chDfx1pU[ 内容変更]
面白いですね。みゃおさんの解説を拝見して、物質の目に見えない構造を探る散乱実験の喩えの説明としても使えそうに思いました。
 
 もし、土星環の明るさの時間依存性、あるいは位相角依存性の観測結果のグラフがあったらご紹介下さいませんでしょうか。
2015-05-24 Sun 07:30 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
さすがSHELLさんです。翌日は大気の状態が違ったのかもしれませんが、それにしても同じような機材でぜんぜん品質が違いますね。
2015-05-24 Sun 07:33 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
細かいこと言うと、土星の環は月や小惑星のような面ではなく、「向こうが透けて見える」程度の緩い粒子集合体です。だから表面の効果だけじゃなくて、「いったん奥まで入り込んだ光がたくさんの散乱を経て(後方散乱)、結局こちらへ戻ってくる」という効果を加味して考えないといけないそうです。砂漠で太陽を背後に砂嵐を見るような状況ですね。

これも結局は光源と同一視線が一番明るいわけですが、単純な光線追跡では結論が導けないので解説では省きました。ぼくのような者には難しい理論ですが「コヒーレント後方散乱」ですね。これはS.Uさんやかすてんさんのほうが絶対詳しいと思いますよ。

位相角依存性の観測結果のグラフ、何年か前にぼくも知りたくて散々調べたのですが見つかりません。地上観測では気象が大きく左右しますが、それは変光星なども同じですから。誰も観測してないということは無いでしょう…たぶん。見つかったらご案内しますね。
2015-05-24 Sun 11:32 | URL | みゃお #chDfx1pU[ 内容変更]
みゃおさん、衝効果に関するコメントありがとうございます。なかなか難しそうですね。

 結晶学でブラッグ反射とかデバイ・シェラー法とか一応習いましたが、実験はしたことがなく、よく理解していませんので、原理的なことはパスさせて下さい。かすてんさんは詳しいかな? 望遠鏡で見えるはずのない土星環の細かい構造が光の角度分布で見えるということだけでじゅうぶんです。ラザフォードも、顕微鏡で見えるはずのない金原子の中の原子核を、顕微鏡でアルファ線の大角度散乱を観察して発見しました(実際には、実験は助手がやったと言われていますが)。
 
 今は、土星環の組成もおおよそわかっているでしょうから、原理は難しくとも、理論に詳しい人がコンピュータを使えばシミュレーションはいくらでもできるでしょうが、まずは、測定結果が見たいので、もし見つかったらよろしくお願いします。
2015-05-24 Sun 12:05 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>かすてんさんは詳しいかな?
 結晶解析とかコヒーレントとかだめです。
2015-05-27 Wed 10:54 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
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