惑星は内外問わず一般的に南が上という慣例のようです。ただぼく個人としては天体望遠鏡や天文学者の都合に皆が合わせるのに昔から反対しています。よほど特別な場合を除き、一般の人間の感覚に添って北が上または天頂が上というポリシーを持っていますよ。照らされている向きなど実際の空に合わせた解説が混乱しますよね。天体写真は天文ファンだけしか見ないと言う訳ではないですから。
同じ頃撮られたみゃおさんの金星を見て、北を上にすればよかったと思ったのでした。
>南が上という慣例 慣例はやはりそうなのですね。 満ち欠けしない外惑星については気にならないのですが、内惑星の場合、常に太陽との位置関係を意識するので南を上にする表現と現実とが乖離してしまいます。自分などはわかっていても違和感を感じるので、やはりこの表現は自然さを欠いているのでしょう。
2015-05-10 Sun 21:08 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
ご存じのように外惑星でも影が出ますし、例えば衝の前と後とで影の向きが変わるのを説明するのに、太陽を含む天体達の南北の向きをどこかの段階で統一する必要がありますよね。また外惑星単体でも、火星の南北極冠や木星・土星の縞(NEB、SEBなど)も、画像の向きが分からないと混乱します。
天文の理屈をよく知らない「大多数の人」に星空を広めたい自分としては、可能な限り「一般的な感覚」に寄り添って撮影・提示したいと思ってまーす。 >火星の南北極冠
大シルチスが上向いて尖っていたり、子午線の湾が上向きに曲がっているのは、なかなかなじめそうにありませんが、いずれ火星図はそちら向きに統一されるようになるでしょうから、努力して早めに慣れておくのがよいかもしれないと思います。
2015-05-11 Mon 21:21 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>「一般的な感覚」に寄り添って撮影・提示
>大シルチスが上向いて尖っていたり、子午線の湾が上向きに曲がっているのは、なかなかなじめそうにありません 2007年の火星接近の時からスケッチを始めたので、最初に描いた構図が北極冠を上にした書き方でした。ですから、私にとっては大シルチスが上向いて尖っていたり、子午線の湾が上向きに曲がっているのが普通の向きになっています。慣れの問題ではありますが、直感に近い方が音葉で補う部分が少なくて理解しやすいでしょうね。
2015-05-11 Mon 23:41 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>最初に描いた構図が北極冠を上にした書き方でした
屈折望遠鏡に天頂プリズムを使って裏像になってませんか? (N反射で覗いたらそうは見えないと思います) ウラゾーは最低かと (-。-; 火星・木星・土星に関しては長年見慣れてしまっているので(スケッチ・写真)、もう倒立像でないと無理ですわ。 特に火星。大接近の時に見た火星像が、大シルチスが上に尖って&南極冠が下にあったらイヤーん×100ですよ。 月に関しては肉眼と同じに見える正立像で無問題というか正立像が好き ;^_^A
2015-05-13 Wed 07:08 | URL | まひるね #-[ 内容変更]
私は天頂プリズム使わないのでウラゾーはないです。極冠が上にある構図の方が落ち着きが良かったので、スケッチでは下ですがMacで画像を描くときには北極冠を上にして描きました。
自分は2003年の火星超大接近を経験していないので刷り込まれた画像はないですが、このあと2018年の大接近へ向けて南極冠が大きくなってくるといよいよ落ち着き悪くなってきますね。またひっくりかえすかな?
2015-05-13 Wed 08:33 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
なるほど。
鈴木女史のスケッチだって倒立像ですし ^^; 笠井トレーディングから倒立天頂プリズム(ペンタプリズム)が出てますのでお一つどーぞ (ある程度の光路長が必要なのが難点?)
2015-05-13 Wed 12:01 | URL | まひるね #-[ 内容変更]
天頂プリズム類は使わず見たままスケッチして画像作って最後に北
を上にして並べているだけなので、倒立も正立もいらないですね。
2015-05-13 Wed 13:59 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
ぼくも最初は南上でした。たとえば星天のギャラリーの2003年や2005年の火星画像などはそうです。惑星撮ってらっしゃったMeroさんが身近なお手本だったので倣ってました。天文愛好者しかいない場なら逆らわずに南上で話を合わせます。「天文に詳しくない人がいる場」なら北が上にこだわりますね。天プリのウラゾー含め、観望会などではあらゆる想定で質問がきますから、どっち向きでもOKなように感覚鍛えてます(笑)
ああ、やっぱり >_<
(言葉が足りなかった) (もう若くない)おじさんが無理して屈折やシュミカセ鏡筒で直視すると腰やら首を痛めると思って書いたんですよ〜
2015-05-13 Wed 18:17 | URL | まひるね #-[ 内容変更]
>刷り込まれた画像
私は、1988年の火星で刷り込まれたような気がします。シュミカセでしたが、ウラゾーの記憶が無いのは、まだ若かったのと、「天プリ」一つでもまたぐと像が悪化するに違いないと、天プリ排除して踏ん張って直視したのかもしれません。
2015-05-13 Wed 18:26 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
みゃおさん
スケッチの時代ですと見たままの自然な構図は南が上だったのかもしれませんが、今はデジタルでいくらでも回転できる時代ですから一般的な天体写真と同じように北を上にしてもいいのかもしれません。 少なくとも今回の例のように、本当は北を上にしたいのだけど南を上にするのが慣習だから違和感あるけどひっくり返しておこう、っていう余計な配慮はいらないのかもしれませんね。 まひるねさん そこまで深いご配慮があったとは気づきませんでした。 私も首がゴキッとならないように気をつけています。 椅子に座って背にもたれて見るのは原則ですね。 S.Uさん 私も接眼レンズの前にプリズムを挿入すると画像が劣化しそうな気がしてなるべく使わないことにしています。それと、プリズムの方向によって反転しているのがどの向きかわけがわからなくなるのも悔しいですし。先日のような観望会では見やすさ優先でしたが。
2015-05-13 Wed 20:04 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
私が刷り込まれたのは1971年の火星大接近の時です。
望遠鏡なんて買えない・買ってもらえなかった私は、天文雑誌に載った火星の写真やスケッチをそれこそ穴が開くほど眺めてましたから。 鈴木女史をリアルタイムで知っていたのはそのせいです。 72年だっけ?の火星大接近特集@天文ガイドに載った女史のスケッチを見て「スゲー」と思ったのをよく覚えています。 という訳で惑星は倒立像しか認めません(笑
2015-05-13 Wed 20:10 | URL | まひるね #-[ 内容変更]
キッパリ、キリッ、って感じ。
2015-05-13 Wed 22:38 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
|
|
||
管理者だけに閲覧 | ||
|
| 霞ヶ浦天体観測隊 |
|
FC2カウンター