>EdgeHD800の取説に描かれている断面図
図面ありがとうございます。 つまりネジはピント調整ノブの延長上に比較的細いボルトがあるだけで、中央に「太いボルト」はないようですね。 これだったら、ロックしていないタイミングでボルトが自然に回転することが決してないとは言えず、主鏡の重力で多少動くことがあるかもしれないと思います。
2015-03-17 Tue 07:22 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
主鏡とバッフルの間にはわずかの隙間があるので合焦後でも鏡筒の角度が変わるときにカクンと動くことがあるそうです。それを防ぐためにつっかえ棒を固定する方式のミラーロック機構が追加されています。
11日のピンボケは、合焦を確認した後ロックした時点で生じたことが考えられます。ロック後にもう一度ピント確認が必要かもしれません。手間はないのでこの手順を入れることにします。
2015-03-17 Tue 08:19 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
「ロックするとピントがずれる」というのは、結構よく聞きますね。ラック&ピニオンやクレイフォードでも起こるみたいです。写真をメインにするなら鏡筒の合焦装置は適当な位置でロックしてしまって、ヘリコイドを追加するというのも一手かもしれませんね
2015-03-17 Tue 11:14 | URL | ほくと #MDo56pwE[ 内容変更]
昔流行った(?)富田式ミラーロックとは違う構造ですよね。以前某所でC14ベースの機材を数年使ってたとき、個体差かも知れませんがロックの度にピンが甘くなってたのを思い出します。EdgeHD800の英文取説読むと「ふたつのミラーロックを回してロックする」と書いてあるので、片側だけだとそれを軸に動く可能性も否定できないですね。あまりシュミカセ経験無いので詳しくは分かりませんが……そう言えば中井さんシュミカセベテランじゃないですかぁ^_^/
ほくとさんもおっしゃってますが、ラックピニオンでは毎度悩まされています。ちなみにF4くらい単焦点だとヘリコイドのロックでもピントが動きますよ。バーティノフの光条幅の1/4程度ですが。「家に帰るまでが遠足」ならぬ、「ロックし終えるまでが合焦」ですね。 EdgeH800のピント狂いの件でお呼びのようで出てまいりました。
私のミードのLX200GPS-25もミラーロック機能が付いています。 実は、ミラーロックしたまま玄関の中に置きっ放しで、梅雨の時期を過ぎて望遠鏡を出してミラーロックしている事に気づきました。 ロックを外そうとノブを回しましたが、半分くらい戻した処でノブが回らなくなってしまいました。 おかしいな、もう少し回してロックしたはずなのにと思いましたが、勘違いかもしれないとジョイントバーのノブを回すと重いです。ミラーロックがハーフロックのままでピントノブを回した結果は悲惨でした。 ある時にもう壊れていいやと馬鹿力でミラーロックのノブを回すと回りました。部屋の中です。実際に星空を見るとジョイントバーだけではピントが合う寸前でまたピンボケになって合いません。 当時、ミックに修理を依頼しましたが、返ってきたら直っていなかったです。説明が悪かったのかも知れません。 ピントをだいたい合せてから電導クレイフォードでピントを合わせています。ミラーロックはしてもしてなくてもピントは短時間では変わりません。 山中に行く途中でジョイントバーのネジが1本外れました。さらにピントがジョイントバーだけでは合わなくなりました。電導クレーフォードで合わせていますが、ピンボケは発生していません。 実は長時間外に出しておくとジョイントバーだけでもピントがまずまず合うようになります。何故でしょうか。 それよりも以前は旧LX200-25で長時間眼視で観望していたのですが、温度順応するにつれて気温が下がりますので、ピントを合わせしなおさないといけません。 シュミカセは主鏡の曲率が高い上に副鏡での引き伸ばし率が高いです。それでピントが外気温の変化により徐々にずれて行きます。ピントに敏感なんです。 それで3月12日のピンボケの件が説明がつくかどうかは分かりませんが、昼間の気温が高くて夜急に下がるとピンボケになる可能性が高くなります。 室温の高い部屋から気温の低い外に持ち出してしばらくは放熱のために使い物になりませんが、その状態でピント合わせすると温度順応する頃にはピントが相当ずれています。 シュミカセは経緯台でしか使った事がないので鏡筒の位置によって光軸がずれる事はないのですが、ドイツ式の赤道儀に載せている方から言われるのですが、 赤道儀に対して東側と西側では光軸が違うんだそうで、そのたびに光軸を合わせ直していると聞いています。 バッフルチューブに沿って主鏡が移動する方式とジョイントバーという主鏡の片側だけに力をかけて主鏡を移動するためにカクンと主鏡が動くのでしょうか。 中井さんが仰るように「温度変化」と「カクン」が原因としていちばん怪しそうですね。厳密なことを言えば、一枚撮るごとにピントのチェックを怠らない、というのがいちばんの対処法ということになりそうですね。
あと「必ず同じ方向から追い込む」ことを心がけるというのも、工作精度が低かった時代から言われているようです。 いずれにしても、皆さん自分の器械のクセを承知して、だましだまし使っているのが実際ですよね。特にシュミカセはね。でも、私的にはシュミカセ大好きです。
2015-03-17 Tue 22:40 | URL | ほくと #MDo56pwE[ 内容変更]
ロックするときに少し動くというのは、ある意味、メカに普遍的な問題ですね。動くことを想定にいれて締めるとか、動かない向きで締めてから向きを変えるとか、いろいろな工夫がありうることと思います。
ラックピニオンはちょっと触れるとカメラの重力で勝手に下がってくること多かったようです。これは、ネジの径が小さいためで、径の小さなネジはリード角の問題と思っていますが、望遠鏡を設計では、本体のがたつきも大事ですが、ネジのピッチに十分な注意を払ってほしいものだと思います。
2015-03-18 Wed 07:44 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
わーい、中井さんありがとうございました^_^/
やっぱり極限まで使い込んでる方のお言葉は重みがありますね。 自分はピントが出たあと100%ロックせずに、50%程度のロックでもう一度ピントを追い込み、またロックを少し強めて再再度ピントを追い込み…という具合に持っていきますが、これは合焦装置にかなりストレスをかけるのであんまりお勧めできませんね。ほくとさんがおっしゃるように自分の器械のクセをよく知っておくことがとても大事と思いますが、かといって何枚も合成して1枚の画像を組み立てるのが前提の撮影では、一コマずつの合焦はできませんので悩みどころです。(合焦した時点でフラット補正が変わってしまうのです…) シュミカセなみなさま、たくさんの体験談、アイディアをありがとうございます。
EdgeHD800は、合焦ノブが接眼部の右側にあるとき、ロックノブは左側の上と下にあります。これまでは下側1個のみを使っていて不具合ないと思っていました。11日は気分を変えて上側を使ったのです。それが原因なのかはわかりませんし、翌12日にも1枚だけ上側ロックで撮りましたがピントは狂いませんでした。 バーティノフマスクでの合焦確認→上側ロック→撮影 でしたから、ロック後に合焦を確認していません。 また、あの日は撮った全てが同じようなピンボケでしたから温度変化とは考えにくいです。 みなさんのお話を総合すると。ロック時に狂ったと考えるのが、状況を最も巧く説明できるように感じます。 「ロックし終えるまでが合焦」、これでやってみます。
2015-03-18 Wed 17:46 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
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