いまだに12等台で明るく
話題の尽きないLovejoy彗星(C/2014 Q2)。今年前半までの撮影をここらでまとめておく。
2014-12-30

C/2014 Q2(Lovejoy) ラブジョイ彗星を初めて双眼鏡で確認。尾は分からないが青っぽい感じのコマの広がりは容易に見える。コンデジで記念写真も撮っておいた。観測小屋から見られるのはおそらく明日以降。
2015-01-01

C/2014 Q2(Lovejoy) 今年の初観測は、ようやく観測小屋の屋根の上へ現れたラブジョイ彗星。それでもまだ若干屋根に蹴られているかもしれない。
2015-01-07

180mm望遠で。

1260mm直焦で。

ASI120MC-Sで。Gain=100、5sec x 26fr.=130sec。
2015-01-10

C/2014 Q2(Lovejoy) 30秒露出を11枚コンポジットしてみた。予測光度は4.9等。東方向へ幾条もの尾が出ている。一昨日、
meinekoさんが「核近傍に活動が見られるとの情報」について書かれていたが、今夜の自分の画像では見つけることができなかった。

[追記:右写真]彗星核部分の輝度を下げると、meinekoさんの写真と同様に彗星の移動方向とは若干違った方向に伸びた感じに見えないでもない。
「今夜はヒアデス星団の近くにいる」程度の目安でも、双眼鏡を適当に振り回せばたちどころに青い光芒が視野へ飛び込んでくる。
目安星無くても迷わぬラブジョイ探し
2015-01-14
ラブジョイ彗星(C/2014 Q2)は1月8日頃に尾が活発に変化したり、その後も核に活動が見られるといった情報もあった様だ。今後、1月30日の近日点通過へ向けてさらに活動は活発になるのだろうか。

1月30日の近日点通過時のラブジョイ彗星を天の北極側から見た図。彗星の軌道は直線で近似されているので実際の彗星位置からは外れている。

地球の軌道面から見た図。
地球軌道よりも外を通るため急激に太陽へ近づくことはないので劇的な活動は無さそうだが、長い時間太陽に炙られることによる変化には期待したいところだ。
2015-01-19

話題のラブジョイ彗星C/2014 Q2だが、最近長い尾が出ているという話を聞きつつも、雨天だ強風だと観望が先延ばしになってしまった。昨夜は同好会のお二人が20度を越えるかと思われる素晴らしい尾を捕らえていた。写真は星天の会SHELLさんの写真をお借りした。
ようやく週末になったので、風の弱まった今夜こそと思ったら曇ってしまった。
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星天の会掲示板「20度を超えるラブジョイのイオンテール?」2015-01-19

C/2014 Q2(Lovejoy) ラブジョイ彗星のコマは相変わらず明るい。それに対して尾は長いが淡く微か。

50mmで撮ってみたが写らなかった。
2015-01-20

C/2014 Q2(Lovejoy) 薄明の中でも双眼鏡で明るく大きく見えている。
2015-01-28

C/2014 Q2(Lovejoy) 上弦過ぎた月が近くにあるが、相変わらず双眼鏡で簡単に見つかるし、イチデジのファインダーにも明るく見えている。
2015-02-28

C/2014 Q2(Lovejoy) 1月28日以来一月ぶりのラブジョイ彗星。北西の低空、つくばの街明かりの中へ沈んでいきつつある。それでもおよその位置がわかれば、5cm双眼鏡を適当に振って見つけることができるのはあいかわらず。
2015-05-07

C/2014 Q2(Lovejoy) 久しぶりだなラブジョイさん。2月28日以来だ。北へ回って屋根の上へ現れているようなので撮ってみたら暗くなったとはいえまだまだ健在、簡単に写った。IAU位置推算データでは11.4等といったところ。
2015-05-13

C/2014 Q2(Lovejoy) まだまだ存在感あり。
2015-05-22

北極星に近づくC/2014 Q2(Lovejoy) みゃおさんの「ほんのり光房」によると最接近するのは5月29日らしい。
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ほんのり光房:天の北極に近づくラブジョイ彗星2015-07-12

旬は過ぎているがまだまだ健在。