2015-01-07 Wed 00:00
調査委員会の報告書に関し、小保方さんが期限までに不服申し立てしなかったことから、4件の不正が確定し、理研は懲戒手続きを再開したということだ。
・ここから面白くなりそうだ。 DORAさんの解読はけっこう核心に迫るものだと感じる。法廷闘争になると小保方さんはもうしばらくしんどい思いをすることになるが、巨額な返済を求められた場合には裁判を躊躇しないだろう。その時は、調査報告書やこれまでの周辺各人の発言の整合性などが再検討され、少なくとも今よりは真実には近づけるのではないか。 ・STAP細胞事件_結局、でっちあげだった内部告発 ・これ以上無い程の圧倒的力関係の差と、一番下の研究員が筆頭著者という不自然さに触れないのか不可思議で、 ・キメラが核移植ES細胞由来かどうかはミトコンドリアDNAを調べないと解らない。しかし ・キメラの死体を若山博士はどこへ保管したんだろう。 ・STAP細胞の何が凄いって、胎盤キメラさん。なのに作った若山博士もそれを保管してなかったって、どういうことなのだろう? ・胎盤キメラ死体だせやと言わない謎。若山博士に聴いたらいいのに。 ・彼女が入手する手段が無い。 ・小保方さんが来る前〜持ち出されたES細胞を、わざわざ学生がCDBを再び訪れて小保方さんに渡すって、あり得るのかしら。 ・ES細胞が混ぜられたという巨大不正は不問のままでみなさん納得なんだ。 ・どうして若山博士側の内部リークだけは、さも真実のように報道したのか。マスコミは何を守ろうとしているんだろう? まったくだ。そこが明らかにならないので気持ち悪さがいつまでも残る。そして、そこを知ろうとせずに小保方犯人説も何もないだろうと思う。 小保方さん犯行説はほぼ無くなったと思うが、真犯人がはっきりするかは別問題か。 |
>小保方さん犯行説はほぼ無くなった
小保方さんが他のすべての共著者を騙そうとするのは、大学院生がでっち上げの内容で修士論文や博士論文を書いて、指導教官はもとより研究室の先輩も学科の教員連もすべて欺こうということに近いですから、そんな動機も自信もあり得ることではないと思います。 それから、小保方さんが筆頭著者になっているのは、ごく単純に実験の詳細の計画を自分が立てたからだと思います。主には他の著者がその実験結果の評価の議論を真摯にやっていたかどうかの問題だと思います。 (追記) STAP細胞の実験は、「世界初」の実験でした。だから、実験手順の論理もその検証方法も本当のところは、小保方さんにしかわからないし、他の共著者がどれだけそれをフォローできていたかもわからない、という視点を落としてならないと思います。また、小保方さんすら、実験の手順の論理を正しくつかんでいたかどうかの保証はありません。 それから私が(知識ゼロながらも)いちばん不自然だと思うのは、なぜES細胞混入をすぐに断定してしまったか、ということです。原理的に考えて、STAP細胞はあるのかないのかもわからないような状況ですから、STAP細胞がES細胞と酷似しているのかかなり違うのかもはっきりしていないはずです。小保方さんや若山さんの現存サンプルもそんなに他種類あるわけではないでしょうから、現存のSTAP細胞がES細胞に酷似しているのか、ES細胞そのものなのかはそう半年やそこらの検証でわかるはずはなく、STAP細胞とES細胞の共通点、相違点について、2~3年、国際学会で叩いてからくらいでないと、とても断定のようなことはできないと思いますが、どうでしょうか。 法医学やDNA鑑定を裁判で使う際は、十分学会でもまれて成熟した技術をつかい、それでも、誤審が現に起こっているわけですから、学会にまったく提出されていない状況で判定を下せるような代物ではないと思います。
2015-01-07 Wed 19:43 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>いちばん不自然だと思うのは、なぜES細胞混入をすぐに断定してしまったか、ということです。
STAP細胞捏造説をでっち上げるのに尤も手頃な方法だったからではないでしょうか。調査委報告は、早く幕引きするために予定されていた結論を述べただけといえます。 >STAP細胞がES細胞と酷似しているのかかなり違うのかもはっきりしていないはず 「STAP細胞はES細胞と誤認しないくらい特徴が違う」という内容のことを、小保方、若山、笹井の各氏は言っていたと記憶しますが、彼らの認識が正しいかどうかもわからないですし、ましてや見たことのない人たちや信じていない人たちが判定を下すのは、本来は大変なことだと思われます。今回の場合はともかく結論ありきですので、STAP細胞の特徴などどうでもいいことなのでしょう。
2015-01-07 Wed 23:41 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>ましてや見たことのない人たちや信じていない人たちが判定を下すのは
許し難いと思うのは、NHKの報道で、理研のせいかNHKのせいかは知りませんが、「科学的な方法でES細胞の混入と断定した」と表現されたことです。「科学的な方法でES細胞の混入について研究した」というのならいいです。でも、STAP細胞なのかES細胞なのか「科学的に判断」はできません。科学的に判断する手法が学界で確立していないからです。世界初の研究対象の科学的研究ですから、それを甘く見てもらっては困ります。
2015-01-08 Thu 20:21 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>STAP細胞なのかES細胞なのか「科学的に判断」はできません。科学的に判断する手法が学界で確立していないからです。
「科学的に判断する手法が学界で確立していない」ものをなんなく判断したと公言しては、これこそ科学への信頼を失うことになります。 >世界初の研究対象の科学的研究ですから、それを甘く見てもらっては困ります。 分野が違うとはいえ、世界の最先端で研究をされているS.Uさんにすると、そこの方法論を確立するのが一苦労なんだよということだと思います。
2015-01-08 Thu 21:35 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>科学への信頼を失う~分野が違うとはいえ
分子生物学や物理学に限らず、基礎科学分野は何でも(アマチュア天文観測も含めて)、常に予期しない世界初の発見があり得るわけですから、それを軽々に既存の現象の「混入」と「判定」するのでは、研究自体の目標が成り立ちませんね。
2015-01-09 Fri 08:29 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
STAP事件の異常なところは、どう考えても専門家ではないマスコミが、「冤罪作りみんなでやればこわくない」とばかりに証拠もあやふやなのにこぞって反小保方に立ったこと。好意的な記事にするかしないかは、科学ではなくマスコミの胸三寸ということを公言したことになります。関連科学の社会もマスコミのご機嫌を取るリーク提供に終始したのも信頼の失墜になりました。
この事件の最初からずーっと気になっているのですが、この騒動で結局誰が利益を得るのか、ということを再び考えたくなります。
2015-01-09 Fri 12:33 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>この騒動で結局誰が利益を得るのか
日本の基礎科学の振興をしたくない人・・・と勘ぐりたくなりますが、この分野は純粋な基礎科学というよりは、迅速な実用化や特許収入を狙っているので、たぶん、そうではないでしょう。 再生医療産業においては、いろいろな原理で万能細胞が作れるほうが心強いし株も上がると思うので、結局は個別のウラ事情がある事件なのかもしれません。
2015-01-09 Fri 19:37 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>結局は個別のウラ事情がある事件なのかもしれません。
日本と世界の基礎科学振興云々というグローバルな視野で考える事件なのかと思う一方で、これも最初からひっかっているのですが、口に出すのも憚られるほど下衆な事情が発端になった事件という考えも捨て切れません。
2015-01-09 Fri 22:16 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
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