33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名、200mm、65mmの望遠鏡と双眼鏡で星空を楽しんでいます!
誰一人「経済成長が終ったあとの戦略」については考えてこなかった
2014-11-16 Sun 00:00
・内田樹:川内原発再稼働について

・武田邦彦:なぜ、消費税が増税されるか?(1) 国民の承認なき出費
別窓 | 大震災・原発・社会 | コメント:8
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この記事のコメント
>武田邦彦:
 消費税の話ではなく、水素自動車のことなのですが、社会一般の人は本当に電気自動車とか水素自動車は「エコ」だと思っているのでしょうか。政府がそのように宣伝しているのはよく知っていますが(科学・技術知識の普及に逆らってウソを広めているので、とても腹立たしいことです)、私としては、日本人の科学のレベルを思えば、個々の国民それぞれが自身でこのウソを見破ってほしいと思います。

 水素がそのへんに転がっていない、水か炭化水素にエネルギーをつぎ込んで分解するしかない、というのは、武田氏の説明を聞くまでもなく、そんな高度な知識とは思えないのですが、どうなんでしょうか。大事なことをちゃんと教えているのか、我が国の教育の歪みをみるような気がします。反省もこめて、何とかせねばならないと思います。
2014-11-16 Sun 08:38 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
エネルギーは保存するとか、質の良いエネルギーを取り出すにはエネルギーが必要とか、極常識的なことだけで嘘を見破れるはずなのですが、青少年のうちに、科学嫌い、物理嫌いにされてしまった頭では無理かな。文部省の勝ち、といったところでしょうか。
2014-11-16 Sun 23:21 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
似たようなことで、ひと頃ケナフで二酸化炭素を減らせるって言われてたのを思い出します(笑)そんなことあり得ないのにね。
2014-11-17 Mon 09:24 | URL | みゃお #chDfx1pU[ 内容変更]
>エネルギー、ケナフ
ここでは「保存則」というのが決定的に重要ですね。
 植物については、「炭素原子数の保存則」というのがあって、植物に炭素が固定されないかぎり、つまり森林が増加し続けない限り、どんな木を植えても二酸化炭素やメタンガスは減らないことになります。また、植林して森林を増やすにしても、目に見えるほど二酸化炭素を減らすには、二酸化炭素が減ってきた地球の歴史を考えると、百万年以上かかるのではないかと思います。

 消費税に話を戻しますと、今日GDPが出たようですが、私などはこれも「個人可処分所得保存の法則」というのがあって、収入が増えない限り、消費税が増税されればそのぶん消費は減る、ということだと思います。駆け込み需要とか気候とか相場とかは、消費者が蓄財や買いだめや相場をやってもトータルの効果はしれているので、ロングタームではほとんど影響しない、というのが「保存則」だと思います。この「保存則」は収入カツカツで生活しているといやでもわかるのですが、何の価値も金融商品やらデリバティブやらで決まると思っている経済学者は基本から見落としているしれません。
2014-11-17 Mon 19:32 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
植物が吸収した二酸化炭素はその植物が死んだ時に放出されてしまうという保存則を考えれば、死なない植物を作り出さない限り植物によって二酸化炭素を減らすことはできませんね。

無い袖は振れませんから、税金が増えれば消費が落ち込むのは経済評論家やマスゴミでなくてもわかります。尤も最近は、その人たちの仕事は無い袖からお金が湧いてくるような手品を見せることになったようです。
2014-11-19 Wed 17:18 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>無い袖からお金が湧いてくるような手品
 「エネルギー保存則」に対抗する手品は「不確定性原理」でしょうか。物理でも経済でも「不確定性原理」のおかげで「儲ける」ことはできるのですが、それは、保存則の成立を否定するものではありません。
 不確定性原理で保存則からトンズラできると思っていると、甘いですね。
2014-11-20 Thu 20:12 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>物理でも経済でも「不確定性原理」のおかげで「儲ける」ことはできるのですが、それは、保存則の成立を否定するものではありません。
 不確定性原理で保存則からトンズラできると思っていると、甘いですね。

そもそも「不確定性原理」が適応できそうもない莫大な金を動かす者たちの方が「不確定性原理」を使いたがるようです。
2014-11-21 Fri 21:27 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>「不確定性原理」が適応できそうもない莫大な金を動かす者

 なぜ経済と物理で差があるのかちょっと寝ぼけた頭で考えてみました。
 
 金融商品、投機などの「儲け」は、「微分」ですよね。実際には、ある程度の時間積分になっていますが、1回1回の取引のチャンスと考えれば、「儲け」のチャンスには違いありません。いっぽう、労力を払って儲けたお金は、たとえそれが流通業サービス業であっても、微分でない儲けです。お金儲けは、微分のものとそうでないものが同じ次元になっています。

 いっぽうの物理学で、微分量はたいてい時間か空間座標で微分されているので、もとの量とは次元の異なるまったく異質の量です。ですから足し算できません。お金の微分に当たる量は、物理数学では「差分」といいますが、なぜかこれは物理の基礎理論には出てきませんので、このへんが違うのでしょう。

 ただ、量子力学の未知の究極理論として、差分が主役になるような理論が正しいことも考えられますので、こういうのが証明されて実用化されれば、文字通り「不確定性原理」で実益を挙げることができるかもしれません。宇宙の始めもそのようにして起こったのかもしれません。
2014-11-22 Sat 07:45 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
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