2014-08-15 Fri 00:00
![]() 3000円 2014年 『天ガ』2014年8月号の広告に興味を持って購入。はじめにを読むと、「GPS衛星電波に対して外部からの意図的なジャミングやスプーフィングという電波に対するソフトな妨害と、主としてGPS地上関連施設を破壊するなどのハードな妨害によりGPS衛星航法受信機は簡単に使用不可能になることが現実に起こっている。」とか「GPSは電波が弱く、小さな出力でも妨害が可能なため、テロなどによる妨害や悪意ある悪戯により、甚大な被害を受ける蓋然性は高い。」などと、なにか穏やかならぬ状況での使用を目指す技術のようだ。 GPSシステムのテロ対策ではなくても、六分儀の使い方をちょっと知りたいと思うマニアなら買いだろう。 因に、国産の六分儀はタマヤ計測システム株式会社が作っている。また、Amazonでもデービス・マーク15を購入できるようだ。価格は 22,745円也。 |
六分儀航法技術の保存をめざすことについては良いとして、実用的には、GPSに危険があるならば、ロラン航法を維持する方向にいくべきじゃないでしょうか。
もう20年近く前になりますが、GPS受信機がまだめずらしくて何kgがあったころに、国土地理院の一般公開で、GPSの使用と六分儀の使い方の両方の指導を受けたことがあります。六分儀は、役に立つチャンスはまずないでしょうけど、体験する価値はあるように思います。
2014-08-15 Fri 07:14 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
ロラン局に似たものとして現在は「DGPS」と言うのが運用されています。http://www.kaiho.mlit.go.jp/syoukai/soshiki/toudai/dgps/
これは、器械があれば陸上でも使えることも分かっています。 それでも、要所要所、六分儀でデータを取得しておくことは「保険」の意味で大切でしょう。
2014-08-15 Fri 10:45 | URL | ほくと #MDo56pwE[ 内容変更]
S.Uさん、ほくとさん
>GPSに危険があるならば、ロラン航法を維持する方向にいくべきじゃないでしょうか。 >ロラン局に似たものとして現在は「DGPS」と言うのが運用されています。 それでもロラン局やDGPS局に危機が迫ることまで考えればやはり六分儀になりますかね。そこまでの危機に直面しながら六分儀を覗いている光景はもはや滑稽ですらありますので、六分儀を勉強する努力よりもそうならない努力をしたいものです。
2014-08-15 Fri 20:09 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
電気で動く器械は、何かのはずみで簡単にただの箱になってしまいます。紙地図や磁石をもたず、GPS受信機と電子地図(スマホ)しか持たずに登山に出かけた時などを想定すれば、それが原因で遭難と言うことも考えられるわけで、それほど極端な警告でもない様に思いますよ。まして船乗りならなおさらでは?
2014-08-15 Fri 23:06 | URL | ほくと #MDo56pwE[ 内容変更]
>電気で動く器械は、何かのはずみで簡単にただの箱になってしまいます。
こういう警告であればごく自然ですよね。
2014-08-15 Fri 23:45 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>電気で動く器械は、何かのはずみで簡単に
海外旅行には磁石を持って行け、という忠告を、実際に海外で何かの理由でGPSが使えず磁石が役に立った知り合いから聞いたことがあります。 船乗りの天文航法が完全に廃れることはないでしょうね。 私の経験では、街でも地下鉄の出口から出た時や飲み会の帰り道で「天文航法」が役に立つことが時々あるようです。
2014-08-16 Sat 08:27 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
伝統的天文航法が役立つ場面はまだまだある様ですね。
それとは別に、六分儀のあの物としての存在感ある形は良いですね。
2014-08-17 Sun 09:55 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
|
|
||
管理者だけに閲覧 | ||
|
| 霞ヶ浦天体観測隊 |
|
FC2カウンター