33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名、200mm、65mmの望遠鏡と双眼鏡で星空を楽しんでいます!
急転直下
2014-06-05 Thu 00:00
・小保方氏がSTAP論文撤回に同意

・STAP細胞:小保方氏、代理人に「STAP細胞はある」

・STAP細胞:小保方氏論文 万能性実験 裏付けなし

訴訟によってこれ以上の不毛な時間とエネルギーが消費されることが回避されたのはせめてもだ。しかし、謎は一つも解決されていない。
別窓 | STAP事件 | コメント:10
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この記事のコメント
>論文撤回
 謎は深まる一方ですね。

 一般的に言って、「論文撤回」が正当づけられるのは、結論をゆるがす間違いが見つかって訂正が不可能な場合に限ると思うのですが、そうだったのでしょうか。投稿や査読の手続きに瑕疵があったということでしょうか。

 とにかく全容が客観的にはっきりしない状況で、他人の論文(それも、外国機関の共同著者もいて国際超一流誌に載った)に撤回を求めること自体が異常で、圧力がかけられたとすると、私はそちらこそ問題にすべきことだと思います。
2014-06-05 Thu 06:50 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>「論文撤回」が正当づけられるのは、結論をゆるがす間違いが見つかって訂正が不可能な場合に限ると思うのですが、〜

写真3枚の不備以外には、結論に関することは何も言っていませんよね。

>全容が客観的にはっきりしない状況で、他人の論文(それも、外国機関の共同著者もいて国際超一流誌に載った)に撤回を求めること自体が異常

 科学研究を揺るがす問題はそちらであって、コピペなど吹き飛んでしまうと思います。
2014-06-05 Thu 18:17 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
なぜ、特許に、例の博士論文の画像が載っているのか。投稿論文の後半から入ったので実験について知らないという笹井氏がなぜ発明者に名を連ねているのか。こちらのほうが大きな謎ですね。

 そして最大の謎は、マスコミも理研の調査委員会も、これらの特許の謎についてまったくコメントしないで、小保方氏の表面上の不正だけで幕引きにしてしまったことです。

 STAP細胞の特許はどうなるのでしょうね。武田先生も書いていますが、STAP細胞が存在してもしなくても、知識としてはもう「公知」となってしまったので、理研連合グループ以外の人はSTAP細胞の包括的な特許はもう出願できないのでしょうか。
2014-06-05 Thu 21:32 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>特許

いまだに語られない謎の固まりです。
2014-06-05 Thu 22:01 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>特許
たぶん、特許と論文を絡めた戦略に詳しい人だったらじっくり考えれば解ける謎だと思うのですが、そういう方の奮起を待つしかなさそうです。論文は、特許の要件ではないので、取り下げても、特許には直接の関係はないです。でも、論文がいったん出れば、取り下げても、公知になっているわけですよね。
2014-06-06 Fri 20:57 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>論文は、特許の要件ではないので、取り下げても、特許には直接の関係はないです。

理研は「STAP細胞は無かった」とは言っていません。むしろ、笹井さんに「あった」と言わせています。これは理研出願の特許の根拠は揺るいでいないと言う事だと思います。
S.Uさんの言われるように、特許がらみの部分は素人の私には謎ですが、分かる人には既にスマートに理解されているのかもしれません。
2014-06-06 Fri 23:15 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>笹井さん~特許の根拠は揺るいでいない

 私もそう思います。
 ネットで飛び交っている情報をみると、理研はSTAP細胞の特許については、自信が無くなってあきらめた、だから論文を取り下げた、というようなことが大勢のようです。しかし、私には、なかなかそうは思えません。

 論文を出して掲載された後に新たに自信が無くなるような事態があったのか疑問です。実験データの取り間違いや実験をした人に勘違いや隠し事があって、それが最近わかったのであればそういうことになるのでしょうが、3枚の写真の取り違えか捏造だけではそうはならず、もっとも事情をよく知っている著者達の自信は揺らいでいないようなので、理研も自信を無くする必要はありません。

 また、論文も特許もレシピも取り下げようが期限切れになろうが、すでに「公知」になってしまったので、特許については敵無し状態であり、競争相手のモチベーションも落ちたでしょうから、あとは理研がじっくり再現実験をして、うまくいけば、同じ発明者で少し新奇な請求項を加えて再度出願すれば、まったく不利な状況は起こっていないと思います。あきらめなければいけない状況とは思えないです。
2014-06-07 Sat 06:37 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>すでに「公知」になってしまったので、特許については敵無し状態であり、競争相手のモチベーションも落ちたでしょう

私は最初の頃、この騒動の間に成功させている第三者が小保方論文撤回と同時に論文を提出するとプライオリティを持って行かれるのかと思っていましたが、この騒動が皮肉にも大々的な宣伝効果になってそんな心配も飛んでしまった感があります。

「論文執筆者に研究費の返還要求」みたいな記事がどこかにありましたが、お金を不正に横領していたなどの事実が無く、単に不備のあった論文を撤回したくらいで研究費を請求されていたら、実験なんて怖くてやっていられないでしょうね。例えば、KEK-BがPEP-IIに負けてしまって当初の成果を出せなかったので研究者が割り勘で研究費返金となったらS.Uさんはおいくら担うんでしょう。
2014-06-07 Sat 11:56 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>「論文執筆者に研究費の返還要求」~例えば、KEK-BがPEP-IIに負けて

 そうですね。加速器実験の実験費を全額賠償になると、研究者の全財産をはたいてもまだ足りないでしょうね。

 しかし、幸い、加速器実験は多少、事情が違って、製造会社にお金を払って意図した性能の機械ができあがり、程度の差はあっても何らかの装置が働いて論文も何百本か書ける。会社も技術を試せて利益が出るということで、その意味の底堅さは持っています。まったくパーということにはなりませんし、あとから改良して巻き返すことも原理的には可能です。

 でも、研究費の目的外使用とか手続きミスとかいうのがあると、ちゃんと研究のために使っていて横領などの犯罪にならなくても、不正な公費の支出ということにされて、賠償させられる、ということになります。これは気をつけないとけっこう恐いです。
2014-06-07 Sat 13:03 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
ビッグサイエンスの象徴的存在の加速器ですが、それに相応しいなかなか手堅い巨人なのですね。

>不正な公費の支出ということにされて、賠償させられる

そうですか、研究者と言えどもそういう部分をルーズにはできないのですね。
2014-06-07 Sat 13:53 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
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