2014-03-25 Tue 00:00
![]() 測定場所、機材、方法:昨年の記事に書いたのと同じ。 測定日:2012年1月30日、2013年4月22日、2014年3月24日 ![]() ほとんどの地点で空間線量は昨年よりもさらに下がっていると言える。ただ、指数関数的減衰なのでこの先は捗々しい減り方はしないと思われる。減らないどころか、樹木の根本などでは増加している場所もあるくらいで経年で増えて行く心配すらある。また、雨水が集まる軒下の草叢の値には相変わらず1.0μSv/時を越える!ものもあって驚く。 |
これは貴重な測定ですね。最初のうちは半減期の短い核種や拡散で減りましたが、あとはセシウム137の半減期でしか減らなくなるのでしょうね。拡散といっても、結局は低地や海のほうに移動するだけですし、霞ヶ浦も拡散の移動先ですからいいことばかりとは言えません。
雨水が集まる軒下で線量が高いところですが、以前の私の近辺の調査では、雨水がたまるからといって、必ずしも線量が高いとは限らなかったと思います。1μSv/hのところは何か特徴的なことがありますでしょうか。 (付記) 去年も似たような質問をしていましたね。でも、なかなか減らないところは、軒の上の屋根の上に何かあるとか何か理由がないでしょうか。
2014-03-25 Tue 07:37 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>軒下
屋根のその部分だけが特に変わっている様子はありませんので、軒に沿って何カ所か調べてみると良いかもしれません。 100cm高、50cm高での時間変化はほぼ予想通りですが、0cm高(地表)だけはイレギュラーです。これは水の流れに関係しているのかなと推測します。そうだとすれば今後もますます上昇する可能性があるので来年以降も注目しています。
2014-03-26 Wed 14:05 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>水の流れに関係しているのかな
たとえば、広い範囲に降った雨が一堂に会する場所とかですね。または、放射性物質の吸着に優れた何かが地面にあるとか。 とにかく、時間が経てば予想通りに減る、というような単純なものではないということで、測定や考察が重要ですね。
2014-03-26 Wed 17:12 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>時間が経てば予想通りに減る、というような単純なものではないということで、測定や考察が重要ですね。
そこは重要ですよね。初期の値が高くても時間とともに理論値に沿って減るのか、初期は低くても時間とともに上昇するのか、、、。どういう場所の危険が高いのか。私は観測点が少なくて一般化はしにくいですが、定点観測の重要性を感じます。
2014-03-26 Wed 17:44 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
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