2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
2010年に1年0.01ミリに違反すると1年以下の懲役と決めたばかり
2013-11-13 Wed 00:00
・内田樹:特定秘密保護法について
・内田樹:特定秘密保護法案について(つづき)

・武田邦彦:被曝の限度は民主主義で・・・1ミリと20ミリの違い
・武田邦彦:誰が「放射線は怖い」と言ったのか?・・・誠実な日本に帰ろう!

・政府が「年20ミリシーベルト以下は安全」とする方針を決定 ~狂気の『日本国家解体プラン』が現実に~

・福島原発の地下水、β線を71万ベクレル検出!10日で約40万ベクレルの急上昇!汚染水タンク3基からも毎時29ミリシーベルト!

・早川由紀夫:住民への避難指示と解除
別窓 | 大震災・原発・社会 | コメント:13
<<奇異の輝星 | 霞ヶ浦天体観測隊 | アイソン彗星 見られず>>
この記事のコメント
武田先生の書いておられることは、本当に勉強になります(私が不勉強なだけかもしれませんが、実際勉強になります)。

 「科学的に言って放射線は(あるいは原発は)安全だ」という政治家や評論家がいますが、本物の科学者や技術者はこんなことは決して言いません。「科学的に言って自動車は安全だ」と、誰も言わないのと同じです。自動車が安全かどうかは実際の運用においてドライバーや地方自治体が判断するべきことで、そもそも安全かどうかは道路状況やドライバーの熟練度にも大きく依存します。

 ですから、原発が安全かどうかは、科学や政治家に頼らず、それを発電のために使う状況の人が判断するべきことですね。

 科学的に安全と言えるのは、どんな事故が起こっても、誰一人健康被害を被らないものであることが証明できる場合だけです。それは、放射線で言えば放射性物質の総量が1000ベクレル以下くらいの時だけ、自動車だったら、制限時速1kmくらいでしょうか。
2013-11-13 Wed 19:32 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
このたとえ話も分かりやすいですね。

武田先生の発言には同意しかねるものもありますが、ここには私が同意できるものを取り上げています。
2013-11-13 Wed 20:05 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>武田先生の発言には同意しかねるものもありますが、ここには私が同意できるもの

数値や論法の信頼性については具体例によりけりでしょうが、武田先生の科学者、技術者としてのものの見方を一般の人に説明する方法はピカいちであると私は思います。
2013-11-14 Thu 06:36 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>ものの見方を一般の人に説明する方法はピカいち

これまで世間に流れる情報を吟味もせずにそのまま信じていたことも、本当にそれでいいのか改めて見直しなさいという態度は習いたいと思いました。
2013-11-14 Thu 17:30 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>世間に流れる情報
 世間に流れる「定説」というのは、一般人や部外者から見ると「定まった説」ということで信頼を置いてしまいがちですが、現場の研究者からすると、一般人が関心を持つような問題に対して専門家がよってたかって研究してまだ真説の決着がつかない難問で、まあとりあえず研究者の多数で「定説」になっているようなものが多いです。

 もとより科学の真説は多数決で決めるものでもありませんので、あまり当てにはなりません。「定説」が正しい確率は、51%くらいかもしれません。

 よく「○○○の問題については△△△が定説となっているんだよ。そんなことも知らないのか。」などと言わんばかりの議論をする人がいます。これで、この分野に詳しくない人だということがいっぺんにわかります。詳しい人なら、少数派の説も生き残っているわけですから、そちらに敬意を表することを忘れないでしょう。
2013-11-15 Fri 07:29 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>「定説」が正しい確率は、51%くらいかもしれません。

差は1%分程度と思った上で、他の説とも比較しなければなりませんね。

あと注意したいのが、純粋に科学の議論において定説とされているのとは別に、政治的意図をもって「定説」に仕立てられているものが世の中に蔓延しているようだということです。ある程度高度な専門知識がないと見破れないので、このあたりは科学的でかつ分かりやすい解説が求められる部分と思われます。
2013-11-15 Fri 09:12 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>政治的意図をもって「定説」に仕立てられているものが世の中に蔓延

 そうですね。たとえば、騙されやすい例として、今日のご引用の武田先生の記事とも関わりますが、最近報道されていたIPCCの地球温暖化予想の次の言明などは、科学者だったら決してやらない種類の主張だと思います。IPCCの報告の原著は見ていませんが、だれかまともな科学者でない人が手を加えた報道に違いありません。

1)地球温暖化の原因が人為的なものである確率が95%以上である。

2)このまま放置すると今世紀末には最大で4.8度の世界平均気温の上昇が起こる

 これらは、私から見ると、素人がまとめた発表としか見えません。

1)これは普通に読むと、

「現在観測されている地球温暖化が、人為によらない現象である確率が5%以下である」

という意味であろうと思います。まさか、

「人為的要因が地球温暖化の原因の一つになっている可能性が95%以上である」

という意味ではありますまい。前者と後者ではだいぶインパクトが違いますが、それが明瞭に書かれていないのが、一つ目の問題点です。

 まず、仮に前者の解釈だとしましょう。(後者の解釈ならほとんどインパクトはなく「ああそうですか」で終わりです)。この場合でも、人為的原因以外の要因がまったく効いていないはずはありませんから、上昇の内のどれだけがそうなのか書かないといけませんが、書いてありません。

 問題はそれだけではありません(長くなってすみません)。人為に因らない現象が原因の確率が5%以下であることを計算するためには、それらのすべての原因を研究し尽くさないといけません。たとえれば、「Aが主犯である確率が95%以上である」というためには、少なくとも、A以外のすべての容疑者がわかっていて、それらの誰かが主犯である確率が5%以下であることが証明できないといけません。まだ検討が不十分な容疑者が残っていることはいっさい許されません。Aより怪しい人がいつ出てこないとも限りませんので。

 IPCCが地球温暖化のすべての要因を掴んでいて、それぞれを完璧に洗い出したとは思えませんので、必ず、仮定や省略や見落としがあるはずで、その留保がつくはずです。

 また、IPCCの研究が意味あるものなら、第一に挙げるべき数値は、「過去何年間に人為的要因によって起こった温度上昇は(観測されている上昇のうち)何度±何度である」という表現になるべきです。そちらのほうが、遙かに信頼の置ける推定であるからです。が、そのような数値はほとんど報道されていません。

 ちなみに、「CERNで見つかった新粒子がヒッグス粒子である確率は90%以上」という言明があったとしたら、それは科学的にはそのまま受け取ってはいけません。ヒッグス粒子以外のまったく想定外の粒子である可能性もあるからです。想定外の粒子が存在する確率は計算できません。「スピンが0である確率が90%以上」なら正しいです。これだったら、スピンが0か1か2くらいまでの可能性だけを考えれば決着がつきます。

2)「最大で4.8度」というのは、科学的インパクトがまったくありません。「最低でも何度以上」、あるいは「最大でも何度以下」という表現にしないといけません。「最大で何度」というのは0度でもマイナスでも良いわけです。また、4.8度以上に上がれば、別の要因が重なったといえばすみます。これは何ら責任も意味もない言明ですから、普通は科学の業績としては認められませんし、こういう発表は学会ではしません。したら恥になるだけですので、こういう結果しか得られなければ、発表をあきらめることになります。
 さらにいうならば、この手の表現が有効なのは、人を脅す時です。「言うことを聞かないと痛い目に遭うかもしれないぞ」というやつです。こう言われた時に、痛い目に遭うかどうかに科学的な必然性はありません。
2013-11-15 Fri 20:30 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
力作解説をありがとうございます。ここだけに置いておくと勿体ないので他所でも使わせていただきます。

この例の地球温暖化の原因などは調べきれない多くの要因がからんでいるはずなのでその中の一つが大きな影響力がある場合であっても誤差もまた大きくなるはずです。誤差があることは科学的な議論には必要ですが、誤差の帯の中から都合の良い値だけを恣意的に抜き取ったかのような主張がばらまかれるのは一部の利権者以外にはなんの利益にもなりませんね。
2013-11-16 Sat 13:33 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>勿体ないので他所でも使わせて
 こちらこそ勿体ないことですが、よろしくお願いします。

 IPCCの原著は読んでいませんが、どうせ読んでも私には真偽が判断できませんので(まずは疑ってかかりますので) あまり興味はありません。ここで問題にしているのは報道についてだけです、ということでお願いします。

 この1)や2)のような一見科学的に厳密な記述に見せかけておいて、実は科学的な中身無しというのはほんとうに科学知識の普及の観点からは困ったものです。
2013-11-16 Sat 20:15 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>この1)や2)のような一見科学的に厳密な記述に見せかけておいて、実は科学的な中身無しというのはほんとうに科学知識の普及の観点からは困ったものです。

全くその通りだと思います。そして、科学知識の普及の足を引っ張る以上に、騙しを目的にしているところが許し難いところです。
2013-11-16 Sat 20:42 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
まあ、一般にはこういうような定義のわからない確率を報道している場合は、本当はよくわかっていないのだ、と思っていただければ良いと思います。

 はっきりわかっている場合は、「99.9%の確率で存在(危険率0.1%で検定)」とか「存在量は○○±△△(誤差は1σ) 」と発表されて、科学者の詳しい解説がつくはずです。わからない場合は、「まだよくわからない」とか大きい誤差を付けて公表するべきです。ここで、わかったようなことを書くと騙しになります。

 温暖化予想の場合は、脅しのような予想ばかりが強調されて、確率が報道されることはほとんどありません。気象予報では、降水確率や長期予報が確率で与えられていて一般人も明瞭に理解しているのに、不思議なことです。 

 ついでですからもう1点書かせていただきます。今回のIPCCの報道で、1990年代後半以降現在まで、世界平均気温の上昇が止まっていてそれが予想できなかったことについての言い訳をしています。そして、本来の予想は正しいとしています。

 これも普通の科学者なら取らない論法で、学会でこういう言い訳の発表をすると厳しく突っ込まれます。突発的な事情で予想が外れた時は、その事情が自分のモデルで想定していた範囲であったかどうかの評価を冷静に報告するべきです。

 別の要因があったと言い訳をしているうちは、予測モデルが不完全であることを告白しているわけで、そういう場合はそのモデルは新たに修正されそれが検証されるまでは実用にならないことになります。ですから、それを言わずに、元のモデルは正しいので、と平気な顔をして予測を続けると、学会では袋だたきになるはずです。
2013-11-17 Sun 07:07 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>〜予想できなかったことについての言い訳をしています。そして、本来の予想は正しいとしています。

まったく論理が破綻していますね。

尤も、これは科学の問題ではなく政治や利権の問題なので、当事者たちがある程度儲け終わったところで適当にうやむやにしてしまおうという魂胆かもしれません。
2013-11-17 Sun 11:15 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>政治や利権の問題
NHKとWMOも汚染されているようですので、この際、資料を引用しておきましょう↓

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131114/k10013043291000.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

ケチとしては、1990年以前の30年は特別気温が低かった時代(1960~1980年)を含んでいるので、わざわざそこを選んで比べれば高いのは当たり前。新しいニュースとして今年の気温を報道するなら、最近10年の平均と比べるべきであろう。そうすれば特に上がってはいない。意図的に比較対象を選んだ、完全なデータ操作。

http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/temp/an_wld.html

フィリピンの台風30号と地球の温暖化は関係がない。関係があるというなら、日本にかつて大被害を及ぼした、伊勢湾台風、第2室戸台風はどう説明するのか。最近は、異常気象が増えているというが、江戸時代から昭和までしばしばあった東北地方の冷害はどう説明するのか。いいことは自分の手柄、悪いことは他人の妨害のせい、という手前勝手な解釈。

(追記)
>まったく論理が破綻していますね。
 その言い訳は、ラ・ニーニャだったか海水温度の変動が読み切れていなかった、というものだったと思います。海水温度は、突発的な外部事情ではなく、気温と同じく、地表太陽照射や大気循環とともに気候モデルの内部変数になっているはずのものですから、これがずれたから気温がずれた、というのは変な言い訳に聞こえます。連立方程式で、解yの不定性で解xが求まらないなら、それは連立方程式が解けていないわけですから、xとyの「解」は今後も決まらず、今後はxが予想通りになるという根拠はまったくないのではないかと思います。
2013-11-17 Sun 11:36 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

| 霞ヶ浦天体観測隊 |

FC2カウンター