2013-10-08 Tue 00:00
![]() デジカメのISO感度を高くすると暗い星まで写ると思うのは大いなる勘違いらしい。 ugemさんが星像の飽和の研究 その3でISO感度毎の極限等級を調べてくれている。ISO3200でもISO800でも同じですって!?これについて、meinekoさんがデジカメのISOで分かりやすい解説を加えてくれている。 みゃおさんからも、「レベル調整」の計算をカメラ本体で行っているのと一緒で、限界等級が変わるわけではありません。写らないものは画像化できないのです。限界等級を上げるには口径を大きくしたり、焦点距離を伸ばしたり、あとピントをシャープにするなど、光学系そのものを変えないとダメなんです、とのアドバイスをいただいた。 |
今朝は、霧が私のところまで出張ってきていました。こういうのは秋に多いようです。
>ISO感度を高くしても暗い星まで写らない ということは、デジカメの限界等級は、CCDの量子効率と暗電流で決まっているということでしょうか。それなら冷却すると効きますか?
2013-10-08 Tue 07:58 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
デジカメの極限等級は、難しいです。 感度って、結局、S/Nです。 冷却CCDなら、一般的なNのモデル式があるのですが、デジカメの写りをみていると、RAWといっても、何やら、やっていそうで、難しいです。
テスト結果は、極端なISO以外は、同じ露出なら写る星は同じだったのですが、これが、露出をどんどん伸ばしていっても、いつまでも同じかは、わかりませんし、テストで確かめるしか?
2013-10-08 Tue 10:15 | URL | meineko #G2HzhJd6[ 内容変更]
>感度って、結局、S/N
計数実験におけるS/Nの統計理論によりますと、統計量(=露出時間?)を増やすと、N<<Sの場合は微弱信号の検出感度は統計量に比例します(検出限界は反比例)が、N>Sの場合は感度は統計量の平方根にしか比例しなくなります。 写真でもそういうことになりますでしょうか。
2013-10-08 Tue 13:04 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>N<<Sの場合は微弱信号の検出感度は統計量に比例します
以下、あんまり考えないで書いてますので、間違っていたらごめんなさい。 Skyのショットノイズが卓越している場合は、その法則に従うはずです。 で、冷却CCDに開発の場合は、そうなるように、できるだけ機器由来のノイズを減らすように頑張るわけですが、デジカメはよくわかりません?
2013-10-08 Tue 16:52 | URL | meineko #G2HzhJd6[ 内容変更]
>ショットノイズ
あぁ、ノイズもカウントできる性質を持っている場合は成り立つということなんでしょうね。デジカメはノイズもデジタルか? そうかもしれませんし、そうでないかも。 前の統計法則は、デジタルでなくても、誤差(ノイズ)が独立なガウス分布の重ね合わせで表現できれば成立するものと思います。まあ、露出を延ばして、限界等級の変化を見る実験をするのがいちばんだと思います。
2013-10-09 Wed 06:52 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
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