2013-06-29 Sat 00:00
rikako先生の「おもしろ!ふしぎ?実験隊」の過去記事の中にホロスペクスフィルムを紹介する記事があった。ここにある骨が透けて見える写真を見て我がおバカ育成期のことを思い出した。
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ぼくも幼少の折、祭りか何かで骨が透けるスコープを見かけました。買わなかったけど。怪しいグッズより怪しい食べ物の方が好きでした(笑)
光の回折を利用したおもちゃですね。「ちり紙」のランダムな隙間が指と指の間の光をぼんやりと広げさせて「半影」の部分を作り出します。ちょうど金環日食で影が二重に見える、あの感じにそっくりですね。 ランダムではなく、規則正しい隙間だと、光の広がり方も規則正しくなります。このとき干渉まで利用すると、光の広がりの強弱や位置、方向を意図的に作り出せます。かすてんさんご利用のバーティノフマスクもこの類です。フーリエ変換などを使って計算し、もっと細かい特殊な模様の隙間にしたのがホロスペックスのシートです。ハートマークやニコちゃんマークなどいろいろあります。フーリエ変換の性質上、パターンは点対称に二つ出てしまいますが、最近は非対称の絵も描けるようです。 フィルム現像ができる人なら、太陽撮影でよく使われたミニコピーなどの高コントラストフィルムを使い、オリジナルパターンのシート自作も可能です。若い頃(?)はまってました^_^;;
2013-06-29 Sat 01:32 | URL | みゃお #chDfx1pU[ 内容変更]
ティッシュペーパーを透した指の影を注意深く見ると周囲に半影が出ていますがちょっと見には気づかないほどです。当時の「ちり紙」は現在のティッシュほどには繊維が均一でなかったのでもっと不明瞭だったかな?
2013-06-29 Sat 08:32 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
回折現象にまつわる思い出ですか。
私もこの「骨が見える実験」は子どもの時に体験したことがあります。でも、どうやって見たかは憶えていません。玩具のスコープは記憶にないので、たぶん鳥の羽根を使って見たのでしょう。試しに今、季節外れの「赤い羽根」で試してみるとはっきりと見えました。「骨が見える事実」については、小学校のクラスメートから聞いたように憶えています。 子どものころの回折の思い出がほかにないか思い出してみると、望遠鏡で金星を見た時のことを思い出しました。金星が自宅の母屋の屋根の上にあるのを屈折望遠鏡で見ていると、そのうちに屋根に隠れるのですが、その隠れる段階で、金星の光が縦長の色つきの筋になりだんだんと暗くなりながら消えていきました。その時はただただ美しいと思って見ていました。 特に不思議ということは考えず「光というものはこういうもんなんだな」くらいで済ましていたように思います。望遠鏡に限らず不思議な現象は当時はいっぱいありましたからいちいち掘り下げてられませんでしたね。
2013-06-29 Sat 08:56 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
こうしてみると、怪しいおじさんが持って来た「骨が透けるスコープ」などの怪しげな品々は、私だけでなく多くの健全な科学少年を育てた歴史的物品だったと言えますね。さすがに保存されている人はいないかな。
2013-06-29 Sat 14:30 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
実は私はこれ(骨が透けるスコープ)知りませんでした。
で、さっそくやってみました。 SUさんと同じく、職場にだいぶ前の「赤い羽根」があったので。いやまあ、本当に骨が透けて見えるようにみえるものですね。 ところが面白いのはこのあとで、観望会の常連の方に見せたら全然驚かない、なんでか訊いたら「子供のころに怪しいおじさんから買った」とのことでした。さらに、ずっとこのスコープを作りたいと思っていたそうです(今も)。 なのでこのブログと「おもしろ!ふしぎ?実験隊」を教えてしまいました。 近いうちに完成品が届くかもしれません。 凄い感染力!県西のtochiroさんのところまで話が飛びましたか。怪しいおじさんの蒔いたタネは私だけでなくそのご常連さんの心の中にも生き続けていたのですね。怪しいおじさんは図らずも日本全国の子どもの心に科学のタネを蒔いて歩いていたことになるのだなぁ。もうこういう怪しいおじさんは絶滅してしまったのでしょうか?
2013-06-29 Sat 23:08 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
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