昨年12月18日に西山・椛島コンビがしし座の銀河NGC3447に発見した超新星SN2012htは昨年発見された超新星の中では最も明るくなったらしい。年を越して1月下旬まで13等台をキープし、その後も減光がゆっくりだったので我が機材ではいつまで写るだろうかという好奇心からときどき撮影を続けて来た。さすがに最近は写っているのかいないのかという画像ばかりになっている。透明度の良い時に撮影して写らなければすっきりと終了宣言ができるのだが、そんな夜にトンと出会えないためいつまでもずるずるとやっている状態。同好会の(の)さんに尋ねたところ数日前は18.3等だったらしい。我が家の機材では18等台はさすがに写らないだろう。ああ、早く「もう写らない宣言」を出したいものだ。


左写真は6月5日のボケボケ空で撮ったもの。右の4月3日の画像と比べると暗い星がどれほど写っていないかが分かるだろう。