2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
『略奪者のロジック』
2013-05-14 Tue 00:00
1305035.jpg『略奪者のロジック』 響堂雪乃著 三五館 2013年 1400円

「派遣労働が低賃金なのは当たり前。気ままに生活して賃金も社員並みというのは理解できない。」御手洗富士夫(キャノン会長兼社長)
「格差が出ることが悪いとは思わない。」小泉純一郎(第89代内閣総理大臣)
「外資支配とは日本的システムと異質の論理に立つ”倫理なき資本主義”であり、非持続的な経済社会をもたらす。」内橋克人(経済評論家)
「日本人の金貨は、彼らが絶望するほど持ち出された。」ラザフォード・オールコック(初代駐日総領事)
「新聞購読者の知的レベルに合わせ、低劣なコンテンツを作れ。」筆者が勤務していた全国紙系広告代理店の社長



★★★

5月11日の出勤前にNHKラジオ第2から流れる高村薫の文化講演会「近代の終わりを生きる」を聞いていた。高村氏のことは2011年05月05日の記事で紹介したことがある。そのときのタイトル「日本の国がこの先も形を持って存在できていけるのかの瀬戸際」もそうだが、今回の「近代の終わりを生きる」も非常に明快に現状を分析して未来を予測していると思った。みなさまにも聞いていただきたいので、またの再放送に期待する。
別窓 | 大震災・原発・社会 | コメント:4
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この記事のコメント
>日本の国がこの先も形を持って存在できていけるのか

 それほど自信はないのですが、これとほぼ同じ状況が中国の前近代史(宋くらいから清まで)で、世界史的にはすでに体験済みだと思います。

 つまり、科挙制度という形式上は誰でも機会均等に高級官僚になれる体制は敷いたけれども、官僚政治の硬直化で格差が固定化し、貧しい民衆は本が買えずに科挙に合格できなくなり、政治がますます硬直化しました。で、結局、清は西洋諸国に蹂躙されて滅亡し、中国はこの間に世界トップの「先進国」から「開発途上国」に降下しました。

 この清を見て日本の教育をよくよく考えなくてはならない、ということは、明治初めあたりに盛んに言われたことです。
2013-05-14 Tue 06:29 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>この清を見て日本の教育をよくよく考えなくてはならない、ということは、明治初めあたりに盛んに言われたことです。

政府を牛耳っている官僚たちがご指摘の堕落状態なので、本質を見誤っていて、過去に倣おうとしているのは軍備増強だけです。
2013-05-14 Tue 08:35 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
官僚や政治家にとって「おバカで従順な国民(庶民)」が都合いいんですよね。

で、実際そういう教育がされ、そういう国民が出来上がっている、、、と。
2013-05-14 Tue 09:16 | URL | 名無しの権兵衛 #-[ 内容変更]
名無しの権兵衛さんの言われる通り、長年の教育政策の成果のおかげで愚民政策は完成しましたね。
2013-05-14 Tue 20:14 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
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