2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
新版『星座神話ガイドブック』
2013-02-18 Mon 00:00
1302171.jpg新版『星座神話ガイドブック』 沼澤茂美・脇屋奈々代著
        誠文堂新光社 1600円 2005年

観望会のお手伝いをしていると、星座に纏わる話を聞かれることがある。聞かれない場合でも、星と星座を案内しながらちょっと関連する物語を挿入したくなることもある。
ケフェウス・カシオペア・アンドロメダ一家とペルセウス・くじらなどの物語以外にはまとまった話も知らないので、ちょっとお勉強しようと図書室でこんな本を借りて来た。
別窓 | 星の本 | コメント:13
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この記事のコメント
星座については、現在でもガイドブックやら入門書が出ていて初心者の入門も容易なようですね。現在でも野尻抱影著の子ども向けの本も購入可能ですし、下のような「萌え専門書」もあっていたれりつくせりです。

http://books.google.co.jp/books?isbn=456970896X

 いっぽう、最近なかなか見つからないのは、暦、天球、惑星運動などの初心者向けの入門書だと思います。そういうのの最近のおすすめ本はありますでしょうか。子ども向け、大人向けは問いません。私は暦や小学校で習う理科から天文に入門したのですが、そういうところから引っかかる人は今でもいると思います。
2013-02-18 Mon 07:10 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
星座に纏わる物語というのは、天文への入門窓口の一つだと思いますが、私は子ども時代にはあまり興味を持ちませんでした。

>暦、天球、惑星運動などの初心者向けの入門書

『天文年鑑』の「1年間の天文書」は子ども時代は1ページでしたが現在は2ページ。沢山の新刊書が出ていますが、失礼ながら似たり寄ったりの本もけっこうある一方で、S.Uさんが探されているようなものにはなかなか出会えないというアンバランスがあると感じます。

>暦〜そういうところから引っかかる人は今でもいると思います。

S.Uさんは暦からこの世界へ足を突っ込んだのでしたね。う〜ん、そんな子ども、いますかね?映画がブームになったからいるかなぁ。
2013-02-18 Mon 15:02 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>映画がブームになったから

 今でもカレンダーや暦註に興味を持つ子どもはいると思いますが、確かに、昭和期の天文の本を見るとか「天地明察」を見るとかしないと、暦と天文学が関係あるということは、もはや現代の子どもにはわからないでしょうね。学校の理科でも二至二分の太陽の位置について教わる程度ですよね。
 暦に興味を持っても天文にはたどりつかないと思います。
2013-02-18 Mon 20:30 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
今日も小学校で百数十人相手に「星のお兄さん」してきました。
『今でも1月、2月って「月」の漢字を使うのは、昔々・・・』みたいなお話しもしましたが、「へー!」と反応するのは親御さんの一部だけですね。こどもたちはほぼ無反応でした。恵まれ過ぎてて(?)正確な暦や時計を作るのがどれだけ大事なのか、といったことにも興味がないのでしょうか。まだ4年生ですけどね、少し心配になりました。

こどもたちのせいにはできないので、地道に啓蒙を続けたいと思います。そうそう、暦と言えば、半年ほど前に理科普及仲間のブログに下記の寄稿をしたことを思い出しました。(自分もまだまだ勉強不足です。)

http://tsukuba-ibk.com/omosiro/2012/07/post-184.html
http://tsukuba-ibk.com/omosiro/2012/07/post-186.html
2013-02-18 Mon 23:00 | URL | みゃお #chDfx1pU[ 内容変更]
みゃおさん、
ご紹介のホームページはいいですね。4年に一度の2月29日は、暦好きでなくても子どもには気になる存在でしょう。1日もうけたと思うかもしれませんし、いらぬお世話と思うかもしれません。でも、これがないと日付と季節がずれてしまうと理解できたら、これぞ暦と天文の関係の典型ですね。図を見ると計算のできない小学生にも理解できそうです。

 たぶん、暦好きの子どもは、このあたりの天文に興味を持ったなら、次にメトン周期や惑星の会合周期に興味を持つようになるはずだと思います。ところが、それらを解説している入門書は最近なかなか見かけません。この山を越えると、あとは一気に古代文明の天文学に落ち込み、あとは坂を転げ落ちるようにハマって一生ものになるんですがね(笑)。
2013-02-19 Tue 06:44 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
転げ落ちる^_^;;;(笑)せめて、駆け上がると^_^;;;;;
S.Uさん、お読みいただきありがとうございます。これを書いたとき、「子ども向けの記事がなかったので、無いのなら作っちゃえ」という思いでした。(自分の生き方のベースの考えですね。)

ぼくはS.Uさんこそ、初心者向け入門書の著者に適任なのではないかと思います。暦にハマってゆく過程を十二分に味わったからこそ、学問の解説だけに留まらない「読み物」として書けることも多いのではないかとお察しします。そろそろ私たち世代にそういう役目がまわって来ている気がします。
2013-02-19 Tue 11:51 | URL | みゃお #chDfx1pU[ 内容変更]
>転げ落ちる
 これは失礼をいたしました。

>私たち世代にそういう役目が
 専門家のみゃおさんにお勧めいただいたとあれば、ちょっと「カレンダーおじさん」になることを考えますか(そうこう言っているうちに「カレンダーじいさん」になるかもしれませんが)
2013-02-19 Tue 19:59 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
みゃおさん

うるうの話はだいたい知っている様ですが、じっくり考えると疲れて来ます。
「おもしろ!ふしぎ?実験隊」、こういう出前実験をしてくれる方がいらっしゃるのですね。このKUBOさん、外見が『カソクキッズ』に登場するタカハシ博士に似ていません?

S.Uさん

>みゃおさんにお勧めいただいたとあれば、〜

お二人の相互作用からなにやら面白そうな企みが始まりそうですね。S.Uさんはすでにたくさんの手持ちネタがあると思うのでそれをどのように料理するかですね。
2013-02-19 Tue 21:51 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
S.Uさん>
ぼくは専門家じゃありませんが、S.Uさんの銀河鉄道に惚れているひとりとして、ぜひ後輩達に伝える役目をお勧めしたいです。かすてんさんも経験値が高いのですから、みんなで本書きましょうか。「暦のなかの宇宙」とか「天文ロハスのススメ」とか「牛と星空」とか(笑)

かすてんさん>
実物のKUBOさんはもっとタカハシ博士そっくりです(笑)。
KUBOさん、始めはぼくの生徒さんだったんです。お子さんが小さい頃から星空や科学の教室に熱心に参加されてました。そのうちご自身も科学普及に目覚め、主婦でありながら、いまや有名人。完全に師弟逆転ですが、とても喜ばしいことと思います。理科雑誌「RikaTan」のコア編集人です。
2013-02-20 Wed 21:13 | URL | みゃお #chDfx1pU[ 内容変更]
みゃおさんはタネを蒔く人なんだな。
2013-02-20 Wed 21:28 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
みゃおさん、かすてんさん、
 こんどは、ありがたいことにお褒めまでいただきましたので、今後は、小中校生向きというのも視点に入れて考えることにします。
2013-02-21 Thu 07:14 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
子ども時分のことを思い返すと、若年向きと称してやさしい内容だけが書かれたものよりも、少々ハードルは高くても骨格部分を分かりやすく見せてくれるものに興味を持ちました。詳しい部分は分からないけど、全体像はなんとなく見通せたと言う子どもなりの満足感・達成感を得られたからでしょうか。その中に興味を引かれた部分があればもう少し調べて肉付けして行く、そういうことが楽しかった様に思い返されます。
2013-02-21 Thu 10:36 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>少々ハードルは高くても
 入門書やパンフレットでは、高いハードルそのものは載せなくても、ハードルに向かってみようかなという踏み切り板みたいなものだけ載せればよいのだと思いますが、踏み切り板のへんをどうすればよいのかまだ見えていません。
2013-02-22 Fri 07:58 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
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