台風18号は茨城県にはさほどの影響を与えずに北東へ離れて行き、夕方には月が明るく照り出した。そうはいってもあちこちに雲がたなびき晴れとも曇りともつかない空だった。
今夜の観測:R CrB11.5等、AF Cyg7.6等、V568 Cyg6.3等、W Cyg5.9等、X Cyg6.4等、X Her6.4等、β Lyr4.4等、R Sct5.2等。

かんむり座Rが少しずつ増光傾向にあるように感じられる。右図はAAVSOのLCGで描いた過去2000日の光度変化。1年程前から上がりかけてはストン、また上がりかけてはストンというパターンが何度か繰り返されている。

面白いのは、落差は次第に小さくなっていることだ。ここから何か大きな変化が始まる前兆だろうか。しかし、観測シーズンがそろそろ終わりになるのが残念。見られない間にドカーンと増光するのかもしれない。