2012-08-26 Sun 00:00
この記事のタイトルは8月16日記事のコメントの一部で、そこでは私たちが若かった頃の気分を書いてみた。
話はちょっと飛ぶが、中島みゆきの歌に『命の別名』という曲がある。 何かの足しにもなれずに生きて 何にもなれずに消えてゆく 僕がいることを喜ぶ人が どこかにいてほしい TBS系列テレビドラマ『聖者の行進』のテーマソングだったらしいが、魂の究極の叫びを詩にできるとすればこれが限界かもしれないと感じられる、中島みゆき渾身のフレーズだと思う。 |
中島みゆきはいい詩をつくっていますね。
つい昨日だったか山田洋次監督がテレビで、「『寅さん』はいてもいなくてもいいような人間だが、社会にはこのような人が絶対に必要だ」という意味のことを言っていました。いてもいなくてもいいような人間は、役に立たない人間、即ち、いないほうがいい人間、というような短絡思考を使っている限り、その社会はとうてい大した社会にはならないと思います。 そういや、中島みゆき自身が「アザミ嬢のララバイ」の歌詞に深夜電話相談みたいなことを書いていました。 ララバイ 一人で眠れない夜は ララバイ あたしをたずねておいで ララバイ ひとりで泣いてちゃみじめよ ララバイ 今夜はどこからかけてるの 困ったときは、中島みゆき(の詩)に尋ねてみるのも良いかもしれません。
2012-08-26 Sun 07:45 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>困ったときは、中島みゆき(の詩)に尋ねてみるのも良いかもしれません。
実際私は幾度もお世話になってきました。 『時代』は1975年に発表されていますから中島みゆきが世に出てからあと数年で40年になります。いまだに美しい日本語の中に新しい力を埋め込み続けている様に感じます。まさに言霊を駆使できる希代の歌姫ですよ。
2012-08-26 Sun 23:16 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
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