2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
雨の七夕 脱原発生活
2012-07-09 Mon 00:00
120707.jpg7月7日(土)夜
 たんぽぽ舎副代表山崎久隆さんの講演会「牛久に放射能が降った日」を聞きに牛久市中央生涯学習センターへ行って来た。
 雨降りなので人出は少ないだろうと思いきや、超満員で立ち見も出るほどだった。この写真を撮った後、通路も椅子で埋まってしまった。官邸前デモの情報なども徐々に知られて来るにつれ、マスゴミの情報隠蔽が明るみに出て、放射能・原発問題を知るには自ら動かなくてはと思う人が増えて来たからに違いない。後ろの席からは「朝日新聞みたいなろくでもない新聞はやめたよ。東京新聞に換えたよ」という会話も聞こえて来た。今夜は御用筋からの反論は無く時間が無駄にならなくて良かった。牛久市民の方からの「我が家で除染などにかかった費用を東電に請求したら、「こういう請求は茨城県ではあなただけ。他に請求が無いのは汚染はたいしたことないからでしょう」と言われた。請求しないからたいした事無い事にされている」に、「それは嘘。私も同じ事を言われた」と別の女性から。まさに東電らしい対応だが笑い話で終わらせることはできず、マスク1枚でも請求しましょうという呼びかけと賛同になった。

120708.jpg7月8日(日)午後
 東神戸診療所所長・原爆症集団訴訟支援ネット兵庫代表の郷地秀夫医師の講演会「被爆者2000人を診た医師の警鐘」を聞きに土浦市役所近くにある国立病院機構霞ヶ浦医療センターへ行って来た。
 写真は開始のかなり前に写したので閑散として見えるが、開始時刻には空席も埋まっていた。それでも7月1日と7日の生協主催の集会に比べると入りがいまひとつだった印象(会場が広いのでそう感じるのかな)。長年原爆被爆者を診て来られた臨床医らしく、福島とチェルノブイリと広島長崎はそれぞれ異なる事こと、外部被曝と内部被曝の大きな違い、ICRPなど過去の調査方法やデータ比較方法の間違いなどなど、具体的で分かりやすい内容だった。ヨメさんは、関西人の先生の話し方のおかげでこれまで以上に良く分かったと言っていた。私がとりわけ興味を感じたのは、イメージングプレート(IP)を使った放射性物質分布の描画法だ。自動車のエレメントやエアフィルターにトラップされた放射性物質量は、自分が吸い込んだ量を知る目安になるため、将来のために証拠物件として撮っておくと良いとのことだ。講演の後、方法について質問したところご自分用の資料を抜き取って下さった。IPを扱える環境にあるので近いうちに試してみたい。
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