2007-12-19 Wed 00:28
彗星や新星・超新星、小惑星など未知の新天体の第一発見者になりたいと多くの人が一度は考えるのではないだろうか。そのうち「新発見」の裏側で費やされた時間や資金や労力や気力など、人生諸々のことを想像し、多くの人は「そこまではできない」と思い至る。そしてほとんどの人にとっては無縁の体験となる。
半年程前から始めた変光星の光度変化の観測だが、こつこつと観測を続けていれば光度変化の第一報告者になることは案外可能かも。かんむり座Rが減光を始めた時、くじら座ミラが増光スピードを上げた時、「本当に自分の観測値が正しいのだろうか」という期待と不安の入り交じったわくわく感を抱きながら報告した。これはもしかしたら新天体の第一発見者が第一報を送るときの心持ちのミニチュア版なのではないだろうかと想像しながら、、、。 ![]() ![]() |
私が主にやっているのは激変星の増光のモニターです。これだとしょっちゅう来る奴はともかくとして、ちょっとレアな奴が増光しているのを見つけるとドキドキします。
で、今思い出したのですが、以前未確認天体の確認を依頼された事がありました。結果的に誤報だったのですが、激しくドキドキものでした。(^^) http://d.hatena.ne.jp/ugem/20050516/p1 変光するのが分かっている星でも変化の兆しを感じるとこんなにドキドキするのですから本当の新発見の場合だと心臓が飛び出しちゃうのでしょうね。
ugemさんたちのエピソード、みなさんでドキドキ体験をいっしょに楽しまれた雰囲気がいいですね。
2007-12-20 Thu 07:44 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
|
|
||
管理者だけに閲覧 | ||
|
|
| 霞ヶ浦天体観測隊 |
|
FC2カウンター