2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
『敦賀湾原発銀座 [悪性リンパ腫]多発地帯の恐怖』
2012-03-19 Mon 00:00
120316.jpg 『敦賀湾原発銀座 [悪性リンパ腫]多発地帯の恐怖』
     明石昇二郎著 宝島社 2012年 667円

福井県若狭湾の最も東の湾が敦賀湾で、湾のどん詰まりが敦賀市。敦賀湾と若狭湾を隔てる半島の先端部に日本原電敦賀原発、半島の裏側にもんじゅ、その南側に関電美浜原発があり、この一帯は原発銀座と言われる日本有数の原発集積地帯。

1994年、もんじゅ臨界の日に地元での反対運動を取材する中で耳にした一つの噂をきっかけに、著者たちは『週刊プレイボーイ』特別取材班を立ち上げ、地元民の各家を「ご家族ご近所にガンの人はいませんか?」と直接に尋ね歩き貴重なデータを集める。県市町からは基礎データ提供拒否の妨害を受けながらも、『週刊プレイボーイ』誌上での4回の連載は絶賛され、さらには、当時白血病以外のガンは被曝と関係ないとされていた時に、被曝と悪性リンパ腫の発症に因果関係がある可能性を世界で初めて指摘した報告となる。

電力会社とグルになった福井県や敦賀市、科学技術庁などが記事内容にいちゃもんをつけて来るが、それらをことごとく撃破して行くやりとりはまさに痛快で、あっというまに読了。
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