2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
火星スケッチ 2012年03月
2012-03-31 Sat 00:00
画像は、左列はタカハシTS-65P(口径6.5cm屈折)、右列はセレストロンC8(口径20cmシュミカセ)でのスケッチ。

mars1203011.png2012年03月01日 23時40分。65P。火星の最接近日が5日後に迫っているが、望遠鏡で見える像はなんだか冴えない。中央付近にぼや~っとあるようなないような程度しか感知できない。C8で見ても同じ。
mars1203101.png2012年03月10日 23時39分。65P。十日ぶりに星が見えた。雨上がりと月明かりで真っ白な空だが火星だけは観測可能。最接近から4日経過しているが、最大視直径13.8秒のままだと思われる。北極冠周囲の模様は薄く、代わりに正面に大きくアキダリアの海とそれに続くルナ湖、南に離れて太陽湖からオーロラ海がよく見えている。

mars1203102.png2012年03月10日 23時49分。C8。特に、C8での見え方は今季最高だった。

mars1203121.png2012年03月12日 22時27分。65P。今夜の火星も正面にアキダリアが見えているが、特に朝霧・夕霧に意識を集中してみた。東側に朝霧と思われる明るい部分があったが、西側の夕霧は認識できなかった。

mars1203131.png2012年03月13日 21時41分。65P。今夜は風が強かったが、思いの外シーイングが良好だった。

mars1203132.png2012年03月13日 21時55分。C8。C8での火星はこれまでの見え具合はなんだったの?と言いたくなるほどのすばらしい像を結んでいた。子午線の湾、サバ人の海がくっきり見えて、いくら眺めても見飽きなかった。

mars1203151.png2012年03月15日 20時13分。65P。いつもよりも早い時刻の火星面には大シルチスが見えていた。その西側には夕霧と思われる広く明るい領域が被さる様に見えていた。

mars1203201.png2012年03月20日 21時15分。65P。まだ13秒以上あるはずなのだが、65Pで見る火星は随分と小さくなった感じがした。

mars1203202.png2012年03月20日 21時29分。C8。今夜の正面は大シルチス。そして、大シルチスの南側がやけに白く見えていた。

mars1203211.png2012年03月21日 23時29分。65P。今夜は星の瞬きが無いから火星はさぞよく見えるだろうとの期待も虚しくボケボケで、65Pではどうしようもなかった。

mars1203212.png2012年03月21日 23時37分。C8。C8でもやはりボケボケではあったが、ただ、南縁の白さが目立って見えた。

mars1203241.png2012年03月24日 22時25分。65P。6.5cmではぼんやりした火星面に小さなぼやけた染みがほんのり感じられる程度。

mars1203242.png2012年03月24日 22時40分。C8。今夜は20cmの威力を感じた。大シルチスとその南のヘラスの霧がはっきりと見えていた。

mars1203251.png2012年03月25日 22時33分。65P。視直径約13.2秒。見上げた火星は安定している様に感じるのだが、望遠鏡を通した像はボヤボヤで模様はほとんど分からない。

mars1203271.png2012年03月27日 22時39分。65P。65Pで見る火星はほとんど模様らしい模様は見えない。ただ、南西の辺縁が暗く欠けて見えたのが意味不明。

mars1203272.png2012年03月27日 22時50分。C8。口径20cmでもぼんやりとしか見えない。南西の辺縁に欠けたような異常はなかった。前回の接近時は最接近日から一月半後まで観察をしたが(最終は2ヶ月後)、今回はそろそろ気合いが失せかけて来た。

mars1203281.png2012年03月28日 21時52分。65P。昨夜、65Pで南西辺縁が欠けて見えたのだが、中井さんが同じ頃に撮った写真と見比べて、大シルチスだったのかもしれないと思った。今夜も同じ様に見えた。
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この記事のコメント
かすてんさん
すっかりご無沙汰してました。
僕は、年明け早々からアメリカに出張で、3月に戻ってからもバタバタしてます。

精力的に火星を観察していていいですね。
こちらは例によって冬型の雪雲で晴天率が悪くかんばしくないです。

先日撮影した火星にマリネス渓谷のヒゲが写っていて少し嬉しくなりました。
よくよく見るとオリンポス山の雪の融けた暗班状の痕跡も見えていました。
小接近とはいえ、それなりに模様は見えるものなんですね。
2012-03-31 Sat 02:50 | URL | HG #ZBwv4ZW2[ 内容変更]
>年明け早々からアメリカに出張で、3月に戻って

お帰りなさい。それでしばらくここや中井さんのところにも来られなかったのですね。米国内での日本への視線はどんな感じでしたか?

> 精力的に火星を観察していていいですね。

しかし、最小の接近ということもあり、前回に比べても見える情報量が少なく感じました。まずまず見えたと感じたのは、最接近頃の1、2回でした。だいたい、最接近を挟んだ1週間が天候が悪くて観察不能だったのは痛いです。季節的なシーイングの悪さも重なってしまいました。

>小接近とはいえ、それなりに模様は見えるものなんですね。

それだけにこれから少しずつ大きくなる火星が毎回楽しみになります。
2012-03-31 Sat 08:56 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
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