
ここのところ夕方の南西空に金星が輝いているのが気になっていたが、帰宅すると食事が先でなかなか観望の機会が無かった。今年の金星は太陽の向こう側にあって地球から遠く話題も少なかったが、来年は6月6日の日面通過、8月14日の月による金星食のビッグイベントがあるし、何と言っても内合の年だから三日月型の大きな金星が見られる。今夕の金星は少しひしゃげた明るいだけの点だったが、来るべき来年への楽しみを確認することが出来た。
今夜の観測:ο Cet5.9等。金星を観望しながらミラだけ。R Sctにも挑戦したが、西空の薄明の中へかき消されて行った。
さて、今夜はCERNのLHC最新成果の発表を聞きながら寝ることにしよう(勿論子守唄代わり)。