2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
大分でもヨウ素、セシウムを検出
2011-05-21 Sat 00:00
・大地震の震源域で4回の破壊 「過剰滑り」で大津波か
・震源域の南側は要注意 監視必要と米チーム
 東海・東南海地震は起きて欲しくないが、茨城県沖での巨大地震も勘弁して欲しい。

・国会等の移転ホームページ
 19日の記事で、「政府機能の代替場所検討」を紹介したが、福島は政府も認める首都移転先の最有力候補地だという証拠ページを教えていただいた。福島は震災および原発被災地にほど近く(っていうか当該地)なので、救援政策には最適地だろう。子供で20mSv/yが大丈夫ならばご高齢な政府要人に危険なはずは無い。

・福島原発事故は「神の仕業」=東電の責任否定-与謝野経財相
 最高の知恵を働かせてこの程度の技術では、原発を扱う事が間違いだったという事だ。

・九州電力本店前座り込み・申し入れ
 福島の事故の原因究明も行われていない段階での再稼働は理解できない、というのはももっともな感覚。

・福井知事、原発の再稼働認めず「県民の安全が優先」
 西川知事は「国が示した緊急安全対策は津波対策に偏っている。地震の揺れの影響が検証されていない」として現時点で再稼働は認めない姿勢を示した。最初、東電が「想定外の津波」を強調したため、国も全国の各原発も津波対策で安全性を示そうとした。ところが、東電は最近になって地震の揺れによる配管などの問題を白状し始めた。おかげで、国も他の原発も足下を掬われた格好になってしまったのはなんとも皮肉だ。

・大阪:雨・ちりにセシウム 府・健康に影響ない
・大分:事故後初、降下物から微量の放射性物質
 福島から遠くは慣れている土地でもセシウム。今はまだ微量ではあるが量の多い少ないではない。福島が止まらない限り右肩上がりに増加して行くことは間違い無いのだから。これは全国どこでも状況は同じ。

・東日本大震災:放射性物質、5人の母乳から検出 市民団体「検査態勢整えて」
・福島原発事故による母乳汚染まとめ
 現時点では微量とは言え、今後国内産の食べ物の汚染は悪化するわけで、それを食べ続ける私たちの体内では蓄積・濃縮が進む。ではもう福島とその近隣県の生産物を食べないことにするのか。福島・茨城などは首都圏への食糧供給基地なので、一次産業に携わっている人口は多く、生産量も多い。そういう人たち全員にただ補償金を払ってぶらぶらしていてもらうわけにはいかないし、それでは首都圏が食料不足になってしまう。
 子供、妊婦、今後妊娠する予定の女性、そういう人と一緒に暮らす人は極力汚染地帯の生産物を避けることにして、それ以外の大人は腹を括るしかないのかもしれない。

・県内水道水
 蓄積・濃縮と言えば、霞ヶ浦の水は大丈夫なのか。空気中を漂う放射性物質は雨となって霞ヶ浦へ降る。川から流れ込む。その水を上水として取水する。使った水は下水処理され霞ヶ浦へ戻る。その水をまた上水として取水する。水門が閉じられているので水は循環し続ける。どんどん濃縮して行きそう。

・YouTube:井上陽水/最後のニュース 1997年TV

久しぶりに観測をするつもりになったのに、観測用のヘッドライトの電池が液漏れしていた!おまけに電池を交換しようとして電池ホルダーを壊してしまった。ただいま懐中電灯やヘッドライト類が品薄なんだよな。トホホ、、、。
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この記事のコメント
>茨城県沖での巨大地震
よく「茨城県付近では、ふだんから中くらいの地震が起こっているので大地震はない」と言われています。一方で、「マグニチュード8の地震は7の地震の32倍のエネルギーがあるので、そうそう発散できない」とも言われています。さて、どちらでしょうか。

 私が調べたところ、

・有史以来、茨城では、今年3月11日の宮城県沖(M9.0)と茨城県沖(M7.7)の連発より強い地震は記録されていない。おそらく、マグニチュード8以上の地震は1000年以上、茨城沖ではおこっていない。

・しかし、マグニチュード6~7レベルは頻発していて、これらを合わせると、1000年間で100回くらい?になり、ある程度大きなエネルギーが発散されているのも事実。また、茨城沖のマグニチュード6レベルは茨城では震度4~5弱の「並み」の揺れで古い記録には残っていない可能性がある。

ということのように思います。これを専門の立場から研究したものはないのでしょうか。 また、ここ100年くらいの茨城県付近の震度4以上の地震の統計はありますでしょうか。かなり特異なことが起こっているのではないかと思いますが、県民にとっては重要なことなので、わかりやすく説明をしてほしいです。
2011-05-21 Sat 09:50 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
S.Uさん こんにちは

確かに、今まで静穏だった北関東地方の地震の頻度が凄く上昇しましたね。
でも、個人的には特に異常という感じは受けないです。
北海道の特定の地域のように常時地震が頻発している地域の方から見ると、今まで発生していなかったほうが不思議です。

むしろ、今までなかったぶん大きいのが来るのではないか?そういう心配があります。
そういう意味で僕が最も心配しているのが東京です。
全国のあちこちに大地震が発生しているのに、東京だけありません。
そちらのほうがむしろ心配で、仮に発生した場合は大地震になるのは目に見えています。

茨城沖や千葉沖では古文書によると大津波が相当奥地まで襲来したという記録がありますから、それに相当する津波の危険性はあると思います。九十九里浜は壊滅したといいます。その場合の地震は全くたいしたことがなく津波だけが来たといいます。
北海道の釧路は湿原で有名ですが、その湿原の一番奥まで津波が来た地層が残っています。海岸線から30キロ以上ありました。
たぶんまたいつの日か、襲来するだろうとみんな考えています。
2011-05-21 Sat 16:28 | URL | HG #ZBwv4ZW2[ 内容変更]
S.Uさん、HGさん

今後警戒される地震として、茨城県南(古河辺り)を震源とする大地震も予測されていますので、内陸も心配です。

先週末、同窓会があったので決死の覚悟を持って池袋のサンシャインの58Fまで行ってきました。HGさんならば大地震での高層ビルの挙動も頭の中でシミュレーションできるでしょうね。東京の直下型地震、首都はどうなってしまうのでしょう。

海岸線から30キロ以上侵入する巨大津波、高さはどのくらいあるのでしょうね。我が家は標高20mから30mくらいですが、流されてしまうのかな。
2011-05-21 Sat 18:56 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
 かすてんさん、HGさん、

 茨城の地震についてのご議論ありがとうございます。

 茨城県の北部は陸地側から巨大地震で動きすぎたのの「ヨセ」をやっているのでしょう。これは、今回特有の現象ではないかと思います。一方、茨城沖や茨城南部のプレート境界は、エネルギーがたまっているのかすらわかりません。今、頻度が上がっているのが、これからより増えるのか逆に減るのかによってわかると期待します。

 東京はあぶないですね。関東大震災級がいきなり来るという説とやや小さめのがその前に来ると説がありますが、首都機能の分割はやはり考えておくと良いと思います。

 ところが、関西はもっと状況が悪く、大阪の強い地震の確率は30年で60%だし、若狭湾の原発群からは100km以内だし、原発依存度も高いので、少なくとも首都機能の関西移転はやらないほうがよろしいと思います。大阪府知事は自分のところの安全を見直してからものを言われたほうがよろしいと思います。

2011-05-21 Sat 19:50 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
かすてんさん S.Uさん みなさんこんばんわ

僕が子供の頃見た子供向け図鑑に、濃尾地震の凄い落差の大断層の写真と福井地震のデパートの倒壊写真がありました。
「あんな凄い地震があるんだ!」と地震銀座の浦河町にいた子供の私は思いました。

それらの地震はそんな遠くない時代のものですから、それに近い地震はいつ来てもおかしくないと思いますし、どこでも起こるだろうと思います。

建物個々の耐震性能は、きちんと設計してきちんと施工されていれば、たぶん何も問題は生じないと思いますよ。

但し、例外があります。

1.断層の真上に建物があって、建物が半分に割れる場合。
2.超高層ビルの場合、計算で使用した地震波形と著しく異なって「共振」を起こした場合。(特にサイト波)
3.縦加速度が1Gを遥かに超えた場合。

はあきらめてください。
ただ、活断層の上にあっても、建物が割れずにそのまま傾く場合も多いので、そこは救いだと思います。

建築構造物では、「期待値」というのがあって、確率論で構造強度を決定しています。100年に一度の地震でも倒壊しない。とか、50年に一度の台風でも壊れないとか。
ということは、それを超える場合は「ごめんなさい」の世界になります。
土木構造物も一緒で、100年に一度の洪水で決壊しないとかいろいろありますが、経済的な制約からみなさんが考えているよりももっと短い期間であることが多いようです。被害者が数百人なら運が悪かったから仕方ないとなるかもしれませんが、半径100キロの範囲で数十万人人が住めなくなるような被害が予測される工作物に対して、そのロジックをそのまま適用するのは問題が多いだろうなと思います。
2011-05-21 Sat 21:45 | URL | HG #ZBwv4ZW2[ 内容変更]
HGさんはお詳しいですね。私の印象に強く残っている地震は、子どもの時に新聞で見た新潟地震とえびの地震です。両方とも地盤の弱さで被害が拡大した地震でした。

 ところで、私の前回のコメントで、大阪の人が気を悪くされているといけないので、補足させてください。 これは、関西での地震の被害の影響が拡大することを心配して、本当に地方政治家の方にしっかり足もとの対策をしてほしいと思って書いたものです。私の出身地は京都府で、大阪から若狭湾に行く途中付近に実家がありますので、これはホントですよ。
2011-05-21 Sat 22:23 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
S.U さん

仕事柄、地震は凄く関係してるんですよ。
僕が物心ついたときにすでに地震に見舞われてますから、「地震はあるのが普通」と考えている子供でした。(笑
一番最初の地震体験で覚えているのは、砂場みたいなところで遊んでいると、突然大きな地震になって泣きながら家に帰ったときです。
津波も日常的で、地震になるとみんな「津波が来るぞー」と言って避難したものです。僕の頃はせいぜい1メートルくらいのものでしたが、チリ地震のときは凄かったと親から聞いてます。三陸津波の時には、家族全員が流された中で、たらいに載せられた子供だけが助かったという話もききました。その子供は、母親の同級生だったそうです。

東京の地震の場合ですが、

過去の例によると、まず関西の琵琶湖近辺で大地震が始まり、その次に小田原で一日中続くようなかなり大きいのがきます。そして東京でそれと同規模なのが続いて、最後の締めとして鎌倉沖の海溝型の仕上げとなるようです。トリガーは、小田原にあるようです。プレートの端部がちょうど小田原にあるので、そこのタガがはずれると海溝がずれるらしいです。
小田原のトリガーを外すためには、関西の部分が動いてくれないとならないのです。
だからたまたま関西に地震がないだけで、いずれ琵琶湖、駿河湾、長野などで大きいのがきます。過去には善光寺地震という8000人が亡くなった地震もありますから関西も同様ですよ。
2011-05-21 Sat 23:08 | URL | HG #ZBwv4ZW2[ 内容変更]
S.Uさん かすてんさん

かれこれ10年以上前から個人的には信用している木村教授のリンクを貼ります。

http://web.mac.com/kimura65/Site2/Yosoku/Yosoku.html

東大のデータとコンピューターを使って自前の時空ダイヤグラムという理論で予測計算をしています。
けっこう当たるんです。というよりほとんどが。
残念なことに学会での政治力にうといせいか地位が低く、学会ではあまり相手にされていないようです。NHKやマスコミにはあまり登場しません。今は定年となってしまいました。

この2007年の予測地図を見て少し驚きました。

http://bit.ly/j9W1tk

それより驚くのが富士山の噴火についてです。
上の予測地図にもありますが、Xデイは今年だそうです。
しかも噴火の位置は富士山の北東側とかなり具体的です。
今までほとんどの噴火の予測を成功させていますから、たぶんだと思います。
誤差が+-4年ではありますが、近いのは確かでしょうね。

更に驚くのが、かすてんさんの住んでいる地域の真下で直下型があるとの予測です。
4月からその「地震の目」の活動が始まったと記されていますから、近い将来なのだろうと思います。
ただし、木村理論ではマグニチュードに関する精度はそんなでもないようには見えます。
どういう心や物理的な準備をするべきなのかは難しいところですね。都市部と異なり、建物さえ倒壊しなければなんとかなるだろうと思います。
地震保険加入は必須だと思います。
2011-05-22 Sun 08:19 | URL | HG #ZBwv4ZW2[ 内容変更]
HGさん
>時空ダイヤグラム
 大地震には「前震」というのがあるがわかりにくいというのが定説なので、それをわかりやすくしたというのでもっともらしいです。でも、何年後に起こる、というだけの過去のデータの蓄積があるかどうかは疑問なので、このへんはモデルなのでしょうか。本があれば読んでみます。
2011-05-23 Mon 07:05 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>かすてんさんの住んでいる地域の真下で直下型があるとの予測です。

 嫌だなぁ。これって、何処に書かれているのですか?3.11とは揺れ方が
全然違うのでしょうね。それと、地震保険って全壊でないと降りないので
すよね。平屋だから保険対象となるようには全壊しないのではないかな。
2011-05-23 Mon 08:38 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
S.Uさん かすてんさん

木村理論は、原理そのものは単純なのですが具体的なパラメーターは公開されていませんので、数式で理解するのは不可能です。ベースとなっているのは、一般に公開されている気象庁およびQED配信データだといいます。

ダイヤグラム図表は、火山活動の濃淡模様と地震をプロットしたもので、これも彼と彼の弟子以外は見ても判断は困難だろうと思います。彼は地震と噴火を同じ土俵で考えているのです。これが傾斜計や地震計のデータだけに頼る通常の地震学者と異なるところだと思います。ただ、「だけ」かどうかは僕は良く知りませんが、通常は周期理論やひずみの蓄積が主流ではないかと思います。木村教授は日本列島の西と東に離れた火山噴火と地震を関係づけています。

木村教授の言う「地震の目」に関してもわれわれ素人の目からすると震源分布図のどれがそうなのかは、皆目判らないです。ああそうなんだというしかありません。

ただ、木村メソッドは、結果として的中率が非常に高いので、何らかの相関性があると思うようになりました。木村教授の本業は火山噴火らしいです。昔、伊豆大島の噴火に関して、他の火山学者は噴火は収束すると言うところを逆に噴火すると指摘したのが有名になった始まりだと思います。

噴火予知連や地震判定会議は、例の保安院と全く同じ体質の学閥ですから、琉球大学の木村教授は全く無視されていました。たぶん今でも異端であるのは変わらないと思います。その証拠に賞の類とは一切無縁です。

木村教授の公開する地震予測図で楕円形の範囲が自分の身近にあるとしたら注意すべきだと思います。

直下型は、震源の深さ次第ですが、やはり縦方向の加速度は大きいと思います。しかし先日の長野の震度6や静岡の震度6でも古いものを除くと建物の倒壊は少ないですから、新しい建物なら倒壊の心配はないと思います。保険に入るとしたら、地震由来の火災、家財の損失に関する保険などですね。倒壊しなくても火災の被害はよくあります。
2011-05-23 Mon 12:41 | URL | HG #ZBwv4ZW2[ 内容変更]
HGさん、かすてんさん、

 最近の女性向け週刊誌に、一応、関連する結論が出ているようです。データは出ていないと思いますが。

http://www.news-postseven.com/archives/20110421_18133.html

 私は、この木村教授の弱い地震に着目する考え方はスジがよいと感じます。しかし、「見る人が見ないとわからない」というモデルは、私の物理学での経験では、どこまでが理論で、どこからが現象の解釈なのかわからず、評価が難しいところがあります。経験則によって理論を変更することも行われます。操作をすると既知の現象により合うようになるのは当たり前ですが、未知の現象に対して予言能力が上がったかどうかはすぐにはわかりません。

 多数の予報とデータの照合をすれば客観的なことが言えるようになります。多様な現象にまたがっている場合は、だいたい100事象のセットが必要だというのが私の経験です。大地震は起こってほしくないですが、地震計のデータが最近増えているので、いずれデータは集まりそうですね。

 でも、データが集まれば集まるほど説明が難しくなってやはりダメ、ということもよくあるのですよね。

 いずれにしても、いろいろな方策で地震の研究をしていただくことが必要だと思います。

 
2011-05-23 Mon 17:34 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
すみません、横道に逸れますが
木村教授は変人というか異端者なのでしょう。
教授のウェブサイトを見ましたが、どうやらMacのiWebで作成されていて、おまけに .macのアドレスですからMobile Me で公開されているようです。もしかすると計算用にはMac Pro をお使いなのかも知れません。
2011-05-23 Mon 20:33 | URL | tochiro #kmupf2Ds[ 内容変更]
HGさん

木村教授の2012年3月の千葉県北東部の地震予測を見ると、地震の目からは若干離れていますががなり近いです。しばらくは注意をしておかなくてはなりません。

tochiroさん

やはりそこが気になりましたか。私もすぐにそう思いました。ヨメさんが「わざわざMade on a Macなんて書かないでも良いのにね」と言いましたので、Mobile Me 上で製作公開すると自動的に出てしまうことを説明しておきました。
2011-05-23 Mon 23:10 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
かすてんさん

木村教授のサイトは、インターネットエクスプローラーだとフレーム表示が上手くいかないので、オペラかモジラで僕は見ていました。
マイクロソフトのブラウザと相性が悪いようですし、氏のサイトにもそのように推奨ブラウザの記述がありました。たぶん彼の部下はみんな若くてマックを使っているためなんだろうと思います。

公的な地震予知のサイトはいくつかありますが、全く役にたたないんですよね。たとえば、このような。
http://www.jishin.go.jp/main/chousa/10_yosokuchizu/index.htm
これなら、「山勘」と一緒ですよね。
たぶん統計的な発生頻度や空白域がデータの由来なんだろうと思いますが、税金の無駄遣いですね。
役人は予報の責任をとりたくないから、絶対揚足をとられない位置にいて、傍観しているだけです。

木村教授の予測もやはり誤差可能性が前後数年あるし、全てを網羅しているわけではないですが、上記公的機関のものよりは具体的で対策が立てやすいと僕は考えています。
千葉と茨城の地震に関しては、木村教授はもう10年以上も前から来ると予測しているのですが、実は未だに大きいのが来ていません。あまりにも来ないので、サイレントアースクエイクで発散してしまったんだろうか?なんて考えていた時期もありました。

千葉と茨木は、利根川の堆積層の上に浮かぶ地域ですから、直下で地震が発生したら振幅は増幅する可能性もありますね。
その地域よりは福島の方が地盤が頑丈で確かに首都圏の移転先には適した場所なんじゃないかと思います。水害も台風被害も少ないし。役人は馬鹿なことをしたものです。
2011-05-24 Tue 05:23 | URL | HG #ZBwv4ZW2[ 内容変更]
かすてんさん、HGさん、
 茨城県南は、確かに地盤が弱く、遠くの地震でもけっこうふらふら揺れます。

 地盤の強い首都機能移転候補地と言えば、国際リニアコライダー(電子線形加速器)の建設候補地が参考になるかもしれません。全長20~30kmの用地がいりますからね。長年の検討の結果、残っているのは岩手県北上山地と福岡~佐賀の背振山地の2つだけです。

 こうみていると、日本中地震の危険性だらけなので、これを「想定外」ということをいうこと自体、とんでもないホラ吹きに聞こえてきます。1000年に1回の災難であったとしても、1000年に1度大災害があることは以前からいわれていることなので、それにそなえて補償を考えておくのは当然ですね。

 一般の家屋であっても、日本中平均すると、地震で壊れる確率というのは、数千年に1回以下でしょう。(2000年に1回なら、日本中のすべての地域ですべての建物が歴史時代に一度は壊れたことになります) それでも地震保険というものが存在しているのだから、当然電力会社による補償は想定内だと思います。
2011-05-24 Tue 08:15 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
HGさん、S.Uさん

>サイレントアースクエイクで発散
 茨城県南ではもう随分と前から頻繁に地震が起こっていましたからあれで発散していて終わりということにしてもらえませんかね。

>国際リニアコライダー(電子線形加速器)の建設候補地
 首都移転地として召し上げられてしまうかも。
2011-05-25 Wed 22:30 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
かすてんさん、HGさん、
 木村教授監修と銘打った地震・噴火予想の解説本を買って読んでいます。私の解釈が間違っているかもしれませんが、離れているところでも地下ではつながっていて押し引きの効果があり、地震が起こる時期(時間)とその規模、噴火や地震の場所(距離)のあいだに一定の関数的な関係があるということです。

 「地震の目」が出始めてから大地震が起こるまでには約30年かかるそうですから、茨城県南部の地震が増え始めたのがいつごろかというデータを見ると、次の大地震がいつかわかることになります。南部の地下が増え始めたのは、比較的最近でしょうかね? 茨城県南の震源と、茨城県沖は同じプレート境界なので直接関係しているので、3月11日のMw7.7で状況が変わっている可能性があります。

 茨城県南部では4月16日に震度4~5の地震がありました。これはつくばのへんが震源でM5.9でした。震源が深いのでM6程度なら震度5ですむと思います。この程度が時々起こる程度で勘弁願いたい。

>国際リニアコライダー
 岩手県知事の復興計画に国際リニアコライダー計画誘致が載っていて話題になっています。物理学実験の計画としては意義がありますが、復興としてどう働くのでしょうね。首都移転は載っていないようです。
2011-05-26 Thu 07:21 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>南部の地下が増え始めたのは、比較的最近でしょうかね? 
 17年前にこちらへ来たときよりも地震の頻度は増えている印象です。S.Uさんは如何でしょうか。

>岩手県知事の復興計画に国際リニアコライダー計画誘致
 第2の筑波学園を期待しているのかもしれませんね。ところで国際リニアコライダーの候補地は日本国内が最有力なのですか?この計画は日本が牽引しているので日本に作らせてやろうみたいな印象なのですが、今回の大地震の影響で計画見直しもあるのかなと想像しております。
2011-05-26 Thu 09:27 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>(茨城県)南部の地下
 確かに2000年くらいから増えましたでしょうか。震源別に引けるデータベースがあれば良いのですが。それに加えてその後、東北沖の震源が接近してきたので、あまりはっきりとしません。
 それ以前は、茨城よりも南のほうが地震が多いという印象でしたが、今は完全に逆転しました。

>の計画は日本が牽引しているので日本に作らせてやろう

 だいたいそういう認識でよいのだと思います。震災後はどうかというのは政治の問題ですが、日本の姿勢は変わっていないし、日本の加速器建設は国際的信用があるので、大きな変化はないのじゃないでしょうか。今後はアジアの参加国のグループの比重がものを言うかもしれません。

2011-05-26 Thu 20:20 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
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