2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
星句 2011年前期
2011-01-08 Sat 00:00
2011年
1月
 うさぎ座の星見てともに年始め

雲が多くてうさぎ座の変光星RX Lepの観測はできなかったが、うさぎ座を眺めながらうさぎの年の始まりを迎えた。(01月01日)

 はくちょう座十字となりて 夏遠し

はくちょう座は夏の星座の印象が強いが、北十字となって北西の地平線に突き立つ季節になるころには、あの暑い夏のことなど遠い昔のことのように思われる。(01月04日)

 先達の遠き旅立ち 寒椿
 先立ちて西を目指すや 寒昴

西方浄土への先導なんてしてくれなくてけっこうなんですけどね。(01月13日)

2月
 からす座が十字となりて 春近し

雲が出て来て立春のからす座は見られないが、雲が多くなって来たというのも冬から春への変化の兆しだろう。(02月04日)

 冬星は 霞の向こうに遠くなり
 雨上がり 晴れてもにじむ冬三角

ここ数日ですっかり季節が変わった。空気に乾燥感が無くなって、風景も星空も霞の向こうに遠くなった。(02月09日)

 春一番 オリオンさえも西へ吹き

風も収まったので庭へ出ると、すでに冬の星々が西の林の向こうへ隠れようとしている。入れ替わるように、頭の上にはしし座、おおぐま座が昇っている。これからは三寒四温で春へ向かう。(02月25日)

3月
 震災の闇夜も 普段の光害
 床に入りまんじりともせず 余震の夜
 震災の停電の空に ベガ昇る

平成23年東北地方太平洋沖地震(M9.0)。茨城県南も震度6強。地域全域が停電のため民家だけでなく国道の街路灯も消えているのでこんなに暗い夜はまたとはないはずと観測に出た。しかし、首都圏の光は普段と変わりなかった。(03月11日)

 大震災あれども 天界移ろえり

3月11日の東北関東大震災から2週間。冬の大三角は西へ去り春のしし座もすでに天頂を過ぎようとしている。地上の泣き笑いなどとは何の関係も無く冷ややかに廻る天界だが、それを眺めて人はなぜ心を癒されるのだろうか。(03月24日)

4月
 寒空に星見の気分花曇り

4月になったというのに寒い雨が続いている。星見をする気分にならないというか、そもそも星が出ない。(04月05日)

6月
 気がつけば しゃっちょこ立ちの北斗かな

今年は春が素通りで、夏の大三角を頭の上に眺めてから、北斗が西へ急降下していることに気づいた。(06月28日)
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