2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
ここにもいた頼もしい若者たち
2010-10-23 Sat 00:22
今日は常陽新聞の記事から。

101022.jpgナスミス式というのは、経緯台の上下動軸(トラニオン:耳軸)へ光を導く方式の望遠鏡で、接眼部が望遠鏡の上下動によらず一定なので、車椅子に座っての観望に向いている。

望遠鏡は光学系にしろ駆動系にしろ過去様々な形式が考案されているが、現在、市販望遠鏡の主流になっているのは商業ベースに乗ったごく限られた形式だけだ。しかし、一品物を作るのであれば、それぞれの環境により適した形式があるに違いない。実際、このナスミス式は大型望遠鏡ではけっこう採用されているそうだ。
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この記事のコメント
ナスミス式は光学系の精度と架台の精度が不可分になっているので、経費と調整の手間に見合うだけの性能が出るのか心配になりますが、それが「意外にも見合う」場合があるから、しばしば採用されるのでしょうね。
 観望者の身体的な便宜もそうですが、大望遠鏡では、精密な測定器(あるいは試作中で完成度の低い測定器?)が観測中に動かないという利点があるのでしょう。

 一方、単純な経緯台では、天体の方位・高度が覗く人の姿勢に単純に反映されますので、文字通り身体で体得するとか、状況がのちのちまで思い出に残りやすい、という利点がありそうです。
2010-10-23 Sat 18:48 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>大望遠鏡では、精密な測定器(あるいは試作中で完成度の低い測定器?)が観測中に動かないという利点があるのでしょう。

大望遠鏡で採用される一番の理由はそういうことらしいです。それを身体に応用したのが今回の高校生たちの例になるのだと思います。ワンダーアイなどの機材がバリアフリーへ貢献していることは事実ですが、そうした高価な機材を買うのではなく、自分たちの工夫でこういう問題に挑戦するという姿勢が頼もしいと思います。

>文字通り身体で体得するとか、状況がのちのちまで思い出に残りやすい、

なるほど、あのときはウンコ座りで見たとか、ですか。
2010-10-24 Sun 08:29 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>なるほど、あのときは...
 はは、こりゃいいですね。実際にそんな思い出はありますか。

 経緯台を使っていた時は天頂付近を見るのが苦しかったので、わざと三脚の3本の足の手前側を少し短くして見るとかしていました。
2010-10-24 Sun 19:37 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>わざと三脚の3本の足の手前側を少し短くして見る

???
2010-10-24 Sun 19:42 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>???
 説明不足でしたね。
 あのエース型の経緯台の三脚だと思って下さい。

 三脚の3本の脚の長さはそれぞれ伸縮できます。経緯台で観測者側に近い2本の脚を短くする(あるいは最前の1本を長くする)と、望遠鏡はたとえば架台の上では高度80度くらいの傾きで実際には天頂を向くというわけです。

 経緯台はこうでもしないとなかなか天頂付近の思った方向に向けられません。 赤道儀で天の北極付近を見ようとすると同じ問題が起きますが、姿勢的な問題もあって屈折型経緯台の天頂は断然苦しいです。
2010-10-24 Sun 20:14 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
そういうことですか。手前を短くするとますます接眼部が低くなるので、ますますウンコ座りになるなぁという方向に考えていました。

三脚の一部を短くすると言えば、私も経緯台をフォーク式赤道儀にしようと大きく傾けて、危うく倒しそうになった事があります。まったくもって知恵の働かないガキでした。
2010-10-25 Mon 11:07 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>ますます接眼部が低くなるので、ますます
 そりゃそうですね。逆にしたいところですが、逆にすると鏡筒が架台の付け根に当たって上を向きまへん。

>経緯台をフォーク式赤道儀にしようと大きく傾けて
 はは。東京の緯度でこれをやろうとすると、36度ではなく54度傾けることになるので、そりゃ無理でしょう。ミザールの赤道儀兼経緯台だったらよかったのに。
 今時、経緯台を傾けて赤道儀にしようと頑張るけなげな子どもがいたら、赤道儀を買ってあげたいと思います。(ウソですよ。冗談)
2010-10-25 Mon 20:12 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>ミザールの赤道儀兼経緯台

私が2台目に買った高橋のTS-50の赤道儀は赤経軸を垂直にできたので経緯台にもなりました。同じような構造でしょうか。
2010-10-26 Tue 00:15 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>赤経軸を垂直にできたので経緯台に
 そうですそうです。当時はそういうのがはやったのでしょうね。この仕組を日本で最初に量産して売り出したのはいつ頃でしょうか... ミザールのH-100は1966年発売ですが、かなり初期の頃から(遅くとも1960年代終わりまでには?)この赤道儀兼経緯台を装備していたようです。
タカハシも採用していたのでしたら、けっこう世間には出回っていて、原理的に経緯台←→赤道儀が可能というのは、当時の天文ファンにはある程度知られた知識だったのでしょう。
2010-10-26 Tue 06:10 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
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