
昨夜は同好会の例会があった。観測所へ向かう道中、右手に江戸崎の花火が見え隠れしている。会場は数キロの彼方ながら、芯入り菊や牡丹が大きく開き、遅れてドーンと音が響いてくる。運転中なのでじっくり見られないのがとても残念。
[右の花火は
I love fireworks liteで作成]

今夜は会員の(の)さんが
ケンコーのDigi-EyepieceProを持って来た。地元の観望会で使いたいので、事前に動作と画像のチェックしようと、MT-200に装着してみた。


まずは、南中近い月齢11の月を見る。おお、思っていたよりも像がシャープで、虹の入り江もプラトーもよく見えている。

22時近くになって、木星がようやく高度を上げて来た。中央部重点測光ではないようで、暗い部分が多いと木星本体の輝度が上がって飽和状態になってしまう。その代わりガリレオ衛星はよく見える。次に、MT-200側を絞っていくと、木星の北赤道縞がくっきりと現れてきた。
[写真は手持ち撮影のためブレブレ]
★実は、自分もDigi-EyepieceProをすでに購入済みだったのだが、屋外で使うWin機を持っていないために使う機会が無いまま無為に時を費やしている。今夜の印象では、20cm口径であればなにか面白い使い方がありそうだが、私の小口径では果たしてどの程度の像を得られるものか。そのうちに機会を見つけて試してみたいと思った。
今夜の観測:真っ白い空に月齢12の明るい月。η Aql4.1等、P Cyg4.7等、β Lyr3.4等のみ。