2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
【必見】8日の火金土集合
2010-08-05 Thu 00:36
100731.png鹿角平のやまのんさんも紹介されているが、明々後日、8月8日の日没後1時間頃(19時半頃)、火星土星金星が西の空で視直径7°の円内[註]に接近集合する。かなり珍しい現象なので見忘れないように。ただし、8日だけではなく前後数日は見られるのでご心配なく。
[註:7°というのはポピュラーな双眼鏡の視野の直径]

どれくらい珍しいかはS.Uさんが類似現象を調べてくれた以下のデータをご覧あれ。

1951~2050年の100年間で、だいたい7°以内に3星が集まるだいたいの日付(見落としあるかも)。ただし、太陽に近いときは除く。橙色は将来。

◎金火木 66.08.06、91.06.17、95.11.29、11.05.14、15.10.23、47.03.12
◎金火土 60.02.06、72.04.06、92.03.03、02.05.06、10.08.08、22.03.31
◎金木土 81.08.25
◎火木土 00.04.10、20.03.25
◎金火木土 40.09.04

時刻や方角も考慮した場合、11.5.14金火木と22.3.31金火土は、火星が合に近く明け方薄明中低空であまり見栄えしない可能性あり。15.10.23金火木は良さそうです。

非常におおざっぱに確率を見積もると、火星は2年に1度の合の前後で合計40日間ほど金星に接近しますが、その間に30度あまり移動し、木星、土星のそれぞれに接近する確率が1/10くらいあり、20年に一度くらいの3体接近が起こります(でも太陽に極端に近いと見られない)。
土星と木星は、20年に1度ほぼ1シーズンにわたって接近しますが、この間に金星と火星のそれぞれが近くにやってくる確率が1/2~1/3くらいあって、それぞれ50年に1度くらいの3体接近になるということになるようです。
[以上は、S.Uさんからのコメントを編集しました]

1007313.jpgというわけで、私が80歳までに見られるのは今回も入れて、金火木1回、金火土1回、火木土1回のみです。みなさんにとっては如何でしょうか。

今夜の観測:いまほし四日目。夕方仕事帰りに霞ヶ浦へ寄って来た。金星の右下低空に水星が双眼鏡で見えた。今夜の透明度も期待できそうだ。持ち帰り仕事が終わったのは23時も過ぎていた。変光星観測:η Aql4.0等、AF Cyg6.9等、P Cyg4.7等、V568 Cyg6.3等、W Cyg5.6等、X Cyg6.4等、Y Cyg7.2等、X Her6.8等、β Lyr3.4等、R Sct5.9等。
漸く木星が隣家の上へ登って来た。今季初木星。南赤道縞が無くなっている姿を始めて見る。ペルセウス座からカシオペア座、はくちょう座、いて座へと流れる淡い天の川は、赤い月が上がるにつれてかき消されて行った。
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この記事のコメント
こんにちは、かすてんさん。やのゆいです。
火金土集合を見に長野に行ってきました。
カメラ持ったし、時間も取ったし、準備万全! と、勇んで行ったのですが……西の空だけ曇り空。天気のことだから仕方がないし、よくあることだし……と分かってはいるのですが、残念でした(汗
次に(?)期待です。
2010-08-09 Mon 17:27 | URL | やのゆい #yoiJ5pC2[ 内容変更]
やのゆいさん、こんばんは。

準備万端整えての遠征、天候ばかりは人智が及びません。残念でしたが、長野でしたらその他のことは楽しめたのではないでしょうか。

私も星関係の遠征にはからっきし弱くて、嫌になってしまうのですが、星は見られなくてもお城や資料館を楽しんでくるとか、オプションで補うことにしています。
2010-08-09 Mon 19:24 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
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2010-08-08 Sun 00:42 鹿角平天文台通信
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