2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
「The Last Shot」
2010-06-19 Sat 00:00
梅雨に入っているがマックノート彗星を見ようと13日以降もしつこく2時30分起きをしているが、やはり木星がなんとか見える程度の空にしか出会えない。というわけで今夜も観測の話題は無し。

「The Last Shot」
100617(c)jaxa.jpgはやぶさが最後に写した地球(22時02分撮影):カプセル分離に悪影響を及ぼさないようにと、撮影はカプセル分離後大気圏再突入までの3時間の間に試みられた。実際に写ったのは再突入約50分前、それは最後の交信を終了する25分前のこと。

意識が遠くなりながらも力を振り絞って撮影したとも、涙に潤んだとも見えるこの写真は、人々の心に様々な思いを抱かせる。ノイズを除去した写真も公開されてそれはそれで科学的な成果だが、もと画像は人間の意図を越えて描き出された情感豊かな作品として完結している。
[写真はJAXAより]

実際の撮影の様子について姿勢系担当の橋本樹明氏が記事を書かれている。
 →ラスト・チャンスの地球撮像(姿勢系・橋本樹明氏)
別窓 | 雑感 | コメント:10 | トラックバック:0
<<iPad 最初の実験 バッテリーの保ち | 霞ヶ浦天体観測隊 | はやぶさ応援歌>>
この記事のコメント
橋本さんの書かれた文章を読ませていただきました。
本当にぶっつけ本番だったのですね。
画像処理した画像よりも原画が素晴らしいと思う私は変なのかも?
はやぶささん、本当にお疲れ様でした(^^)
よく頑張ったねと誉めてあげたいです。
器械に感情移入するのは日本人特有なのかなあ?
2010-06-19 Sat 00:50 | URL | 中井 健二 #7w5mtEUg[ 内容変更]
>本当にぶっつけ本番だったのですね。

時間も少ないし、正常に動作するかも分からない状況でのトライだったようです。しかし結果的には、過酷な状況に長期間置かれていた多くの機材の耐久性テストにもなった訳ですね。

>器械に感情移入するのは日本人特有なのかなあ?

機械・器械のなかでもロボットは感情移入しやすいです。鉄腕アトムやスターウォーズのR2-D2やC3-POなどの人気を考えれば、そういう感情はけっこう一般的なのではないでしょうか。人間の形こそしていませんが、はやぶさも立派なロボットですから、単なる器械以上の親しみを感じます。
2010-06-19 Sat 06:52 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
わたしもこの写真に心打たれました。
イトカワに映ったはやぶさの影の写真といい、彼は名写真家ですね。ピューリッツァー賞をあげたいです。

さてはて、エキスポセンターでの講演会が明日に迫りました。当日お会いできることを楽しみにしています。講演会にはかすてんさんと同じ回に両方参加します。目印として、星景写真に使おうと思っているカメラ2台(コシナのBessaflexTMとリコーのGX200)を首から提げて参加しますので、どうぞよろしくお願いします(ちなみにアラサーで女性です)。こちらもご夫婦で参加の方を探してみます。
2010-06-19 Sat 12:07 | URL | とこ #PR6.u/TU[ 内容変更]
とこさん

ノイズ混じりの画像を人間が勝手に深読みしているだけではありますが、はやぶさの辿って来た歴史があるからこそ、同じ写真を見てもその感慨が違って来るのだと思います。

はやぶさのすばらしい帰還劇を体験した上での明日の講演会、楽しみです。私の目印は太くはない166cm、って言っておきましょう。
2010-06-19 Sat 12:42 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
あの地球の画像、わたしも、最初は、「はやぶさが最後の力を振り絞って、ノイズまみれの画像を」と思って感動していたのですが、とあるところの解説を読んだら、地球が明るすぎてカメラが飽和して画像がスメアになっただけらしいですね。なぁんだ。
2010-06-19 Sat 21:58 | URL | meineko #-[ 内容変更]
meinekoさん

>地球が明るすぎてカメラが飽和して画像がスメアになっただけらしいですね。

この真実を知っても知らなくても良い写真ですね。
2010-06-19 Sat 22:21 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
かすてんさん こんばんわ

この写真、
初めて人類が人工衛星で月の裏側を撮影した時のようなボロボロの写真ですが、なんか妙な「パワー」がありますよね。
その理由はなんでしょう?
単なる思い込み?
それとも実際そうなのか?
「味がある」とは言えるかも?

これが、イトカワを写した時のような高精細で綺麗過ぎるものだと、全然違ったでしょうね。(笑、
2010-06-19 Sat 23:28 | URL | HG #ZBwv4ZW2[ 内容変更]
>その理由はなんでしょう?

はやぶさが辿って来た足跡を多くの人が知っているからではないでしょうか。

ところで、いまふと思い出しましたが、帰還の数週間(数ヶ月?)前にかなり遠方から地球と月を撮影していましたが、あのカメラとこのカメラは違うのかな?それと、イトカワを撮影したカメラとも違うのかな?
2010-06-20 Sun 07:11 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
かすてんさん こんにちは

今朝の新聞の記事によると、使ったカメラは、探査用のカメラではなく、「航行する方向を決めるもの」とありましたね。

視点を変えると、
あのノイズ画像からクリーンな画像にさりげなくリカバーしたテクニックも個人的には注目なんです(笑。
おそらくフーリエ解析してノイズスペクトラムを丹念に探し出してカットしたのだと思いますが、素晴らしく上手いです。地球の模様を残しつつ周期性のない成分までカットされているので、どうやったんだろう?と思いました。
縦筋は割りと容易に除去できるのですが、スミアムラが横方向にあるんですね。

個人的には、あそこまでシャープネスを上げないほうが好みです。
そういう意味では、オリジナル画像の方がナチュラルで好きかな?と感じました。
ノイズがあっても。
2010-06-20 Sun 14:07 | URL | HG #ZBwv4ZW2[ 内容変更]
HGさん、こんばんは。

先ほどつくばエキスポセンターでのはやぶさ関連の講演会から戻りました。それについては後ほど。

今回の「The Last Shot」、画像処理技術のすばらしさと絵の持つ力とは別物ということを分かりやすく示してくれています。どんなに優れた処理もこの元画像には敵わないですね。HGさんと同じです、「ノイズがあっても」元画像が良いです。
2010-06-20 Sun 21:12 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
トラックバックURL

FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら


| 霞ヶ浦天体観測隊 |

FC2カウンター