うーん。確かに年中雨の季節があり、いまや最後の砦の冬までも脅かされてつつある状況と言えますね。
外国の気候はよくわからないのですが、北ヨーロッパなどはもっとひどいのではないかと思います。それでもそこの名ある天文台が天文学の発達を支えて来たわけですから、多少の我慢はしかたがないものと妙に納得しています。 ところで、この「雨季グラフ」に加えて、「白空グラフ」も作っていただけませんでしょうか。
2010-03-27 Sat 09:06 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>いまや最後の砦の冬までも脅かされてつつある状況と言えますね。
その通り、12月、1月、2月の三ヶ月の晴天日数合計は、この3年間で53、51、47と漸減です。 >「白空グラフ」 月初めに報告しています「○月の晴天日数」の1等星は見えるレベルがそれに近い日数を表していると思います。雲に覆われて1等星しか見えない場合よりも、霞がかかったように透明度を悪くし光り害の影響を増幅して白い夜空を作っている割合が大きいと感じます。年によって差はありますが、3月、4月、6月、7月、10月辺りがそういう日が多いでしょうか。雨季に重なっている場合もあれば、4月、10月のようにそうでない季節にもあります。 これ以外の印象としては、夏場には抜けるような超級の夜空がごくたまに奇跡的に現れますが(残念ながら去年は1回も無かったですが)、冬場は非常に悪い日は少ない代わりに超級の夜空は現れず、常にボンヤリしているなと感じています。
2010-03-27 Sat 09:41 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
かすてん様、
してみると、空が晴れて白くもないというのは、冬季と8月、11月の一部ということになりますね。最近は、この11月も侵食されはじめてきたように思います。 >夏場には抜けるような超級の夜空がごくたまに奇跡的に... そうですね。台風一過を別にしてもそのような夜があります。南からの影響による天気の一変というのが関東の特徴のように思います。私が子どもの頃を過ごした日本海に近い側では、霧やら雪もよいの冬よりも春のほうが空が澄んでいて、白空というのはそんなに無かったように思います。
2010-03-27 Sat 16:36 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>最近は、この11月も防波堤が侵食されはじめてきたように思います。
その通り、11月の4等星日と1等星日の日数はこの3年間で、17&1、11&4、7&7となって白夜空の割合が増えています。実はすでに8月もなんです。11&7、3&5、5&9ですから、11月だけでなく8月の防波堤も崩れてしまったようです。 白夜空の原因はもう少し知りたいですね。気候変動で本当に水蒸気が増えているのか、西から流れてくるエアロゾルなど大気汚染物質が増えているのか、光害がそれを増幅しているのか、、、。
2010-03-27 Sat 16:53 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
関東の白空の謎は、私にとって、30年前に気づいて以来、大きくは変わっていません。だんだんひどくなっているのかもしれませんが、そもそもこのへんに昔からあった傾向のようです。
昼間の空も白いので単に光害によるものだけでは無さそうです。白くなっている高度も高そうです。仮説ですが、水蒸気の吹きだまりのようなことが起こっているのかもしれません。「西から流れてくるエアロゾル」だとすると、他の地方(神奈川とか関西周辺とか)はもっと茶色っぽい烟りかただと思うので、少し違うように思います。
2010-03-28 Sun 19:03 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
夜空が白いのはこの地域の常態かどうかは過去3年の私の印象だけではデータ不足かもしれません。
夜空以外での印象を少し。 お城歩きシーズンである真冬、お城の遠望写真を撮るときの背景として抜ける様な真っ青な空を期待するのですが、昨年、一昨年は快晴の昼でも白空で酷かったです。真冬でも青空が無かったと感じています。それに比べ今期の冬は少し良かったかなと感じています。お城の場合は地域的にも霞ヶ浦周辺だけではないですし。昼の空も白くなっているとすれば光害だけではないですね。
2010-03-28 Sun 21:05 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
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