33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名、200mm、65mmの望遠鏡と双眼鏡で星空を楽しんでいます!
早々と夏の大三角形
2007-05-14 Mon 05:06
070514.jpg 休み前なので早寝して1時起きでの観望。
 まず、てんびん座:三重星ιLibからと思ったがてんびん座の星が見にくく時間が勿体ないのでパス。さそり座:αSco(2.96″は分離可能と思ったが光度差がありすぎるのか分離できず)、νSco(65mmでは2.1″と1.0″は分離できないからダブルダブルは無理、41.4″の二重星まで)、M4(これだろうか?シミ程度)、M80(M4があの程度では期待できないのでパス)。へび座は初めて見る星座。二重星δSer(3.9″くらいが見甲斐のある離隔)、θSer(22.6″もあると見えないかもしれないと言うスリルがないからパス)、M5(ボーとしたシミ)。

 ヘルクレスへ行く前に天頂に上がったこと座へ立ち寄る。このころになって透明度がグンと増す。こと座:εLyr(ダブルダブル分離を期待したがやっぱり楕円まで)、M57(ファインダーでもボンヤリ分かるので一発導入)。今夜の記念写真は夏の大三角形。ヘルクレス座も馴染みがないからこと座から西へ辿ることに。二重星ρHer(3.98秒はクリア)、M13(ファインダーでも存在が分かり一発導入。ボーとした大きなかたまり)、M98(これもファインダーで見つかった。M13よりも小さいが中心部はむしろ明るい少し小さいボーとしたかたまり)、この後M13とM98は双眼鏡でも所在が確認できた。

 それにしても今夜は星がたくさん見える。δHer(9.5″は余裕)、αHer(赤い。4.6″あるが主星が明るいせいか見にくい)、κHer(28.25″はスリル無し)。この後椅子に座ってしばらくはくちょう座付近の天の川の中を散策。そのうちに空が白々と明けてきた。そうとう満足できる2時間半だった。

 65mmだと2″~4″くらいの重星の分離はスリルがあっていい。その一方、星団は大きなボーか小さなボーかの違いしかないのでこの先楽しめるのか。そして、今夜も結露が無く延長フードの効果は判断できなかった。[写真は夏の大三角形]
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