2010-01-11 Mon 00:11
![]() ![]() 小接近視野へ火星を招き入れ 小接近でも今回は特に待ちわびていた。冬場に起こる小接近が季語の代わり。 変光星は、ε Aur3.6等、ο Cet4.4等、P Cyg4.9等、χ Cyg5.8等、R Lep7.4等、RX Lep6.1等、T Mon6.5等、U Mon5.7等、W Ori6.0等、α Ori0.5等。 |
かわいい火星ですね。
しかもちゃんと極冠も模様も写っていますね。(笑 僕も今日10時頃に撮影したのですが、今レジスタックスでコンポジット中です。 とにかく酷い気流状態で、夜空を見ると火星がメラメラとまたたいていました。(爆 私もこちらにアップロードしました。
↓ http://www.imagegateway.net/p?p=GpaeU7CfZ58 アキダリアらしきものが写っているだけで良しとしました。 酷い気流状態でした。 すばらしい火星の写真をありがとうございます。
かすてんさんの写真のような色ずれが起こるのは、大気による屈折(分散)のためですか。私はニュートンを使っていますが、それでもこの写真と同じように2重に見えます。(筒内乱流のせいだと思っていました) HGさんの写真もほぼ同時刻に撮られたようですが、分散の補正をされているのでしょうか。それとも、気候や高度の違いによるものなのでしょうか。 こちらは今日は曇ってしまいました。天気が下り坂になる直前にシーイングは落ち着くと言われていますが、昨夜は良かったですか。
2010-01-11 Mon 10:46 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
S.U さん
こんにちは 月や惑星を撮影したときにリムに色ズレが気になることがありますよね。しかも高度のうんと高い場合でも出たりします。 考えられる理由はこのうちのどれかだと思いっています。 1.対物とアイピースの光軸のチルト精度(アイピースって多分傾いていると思います。) 2.対物とアイピースの光軸のシフト精度(厳密には軸は一致していないと思います。) 3.対物レンズの倍率色収差(アクロマートだと気になるかもしれません。) 4.アイピースの倍率色収差(アイピースも異常分散レンズを使用しないかぎり出ていると思います。) 5.本当の意味での大気のプリズム効果 去年の木星の場合高度低かったので、上下の色ズレがあってソフトウェアで若干補正していました。1パーセントから2パーセントの間くらいです。 昨日の火星の色ズレの補正値は木星の時よりも大きく6パーセントもあったので、光学系の倍率の色収差が大きいのが理由だろうと考えています。 考えられるとしたら、ホームビデオのズーム倍率が木星の時より大きかったのでそれかな?と思いました。 でも私の場合、色分散補正は特にしなくてもそんなに酷い色付きはないです。たぶん画像がにじんで解像力が低いせいだと思います。 天気はこちらは今日は朝から雪で、今晩はゆっくりできそうです。 HG様、詳しいご説明ありがとうございました。高倍率のためかもしれないのですね。私は、短焦点ニュートンにエクステンダをつけて惑星を見ていますので、その影響もあるかもしれません。また条件を変えて試してみます。
2010-01-11 Mon 16:03 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
正月の変則日程の仕事が終わり、ようやく明日は休めます。という今夜から明日にかけて皆曇なんですよね。
S.Uさん 65mmで写したボケ写真でも「写った~!」と小躍りしたくなりました(切り出しの段階で若干劣化しましたので原板はもうちょっと良いです)。外縁の緑と赤は地平線側と天頂側に出ているので大気の影響だと思いますが、光軸のずれとかセミアポの限界などが混ざっているかもしれません。 HGさん TS-65Pは往年の名機ではありますが、さすがに貧弱感は拭えません。Hi-LE2.8mmとTCA-4を使って拡大撮影すると、ドロチューブをかなり引き出すことになります。この段階でご指摘の1.または2.の影響が出ていると思われます。 ソフトでの補正というのはどのようにするのでしょうか?
2010-01-11 Mon 20:57 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
こちらも今日は一日中曇り空で雪も降っていて望遠鏡をいじるのはお休みです。
次に晴れる時には火星でもっと賑やかな面になるだろうと楽しみにしています。(気流が問題ですが) S.Uさん 短焦点反射ですか。月惑星研究会の投稿見ても主流はやはり未だに反射ですよね。オライオンあたりに興味がありますが、強度が弱いというサイトが多いので少し悩んでしまいます。 かすてんさん フリーソフトのレジスタックスには、自動色収差補正と自動カラーバランス補正が搭載されていてラジオボタン一発で綺麗に修正してくれますから高価なウェッジプリズムがなくても良いのでは?と考えています。 レジスタックスは一般的なJPGやTIFF画像の加工も出来ますし、もっと凄いことにRAWデータの現像もできます。 あると凄く便利だと思います。 この自動補正を適用させるとワンランクシャープな画像になりますよ。 レジスタックスには
自動大気差補正とでもいう機能があります。 ボタン一発で補正してくれますが、エリアの選択があります。古いバージョンでは自動的にエリアを選択していたようですが、バージョン4と5(最新)では、そうは行かない場合が多々あります。必ずエリア選択(対象をクリックするだけです)が必要なようです。 が、これにも限界があって、ある程度以下の高度ではどうしても大気差によるズレが生じますです。その場合はウェッジプリズムは必要でしょう。本来ならウェッジプリズムを使用してそれでも補正仕切れないのを補正する機能のようです。 難しい事を言わなければ、レジスタックスのRGB アライン で済みます。 高度50度でも大気差による色ずれは相当あるらしい(0.5秒くらい?)です。それくらいなら、RGBアラインでも調整できます。 レジスタックスでスタックした画像でなくとも、普通のカメラで枚数を稼いで撮影して、それを別のソフトで合成したのをレジスタックスで処理する事も全然Okです。また単一フレームの処理も受け付けますよ。 HGさん、中井さん
幸い今日は雨の休日。WinXPとRegiStaxをインストールしよっと。
2010-01-12 Tue 12:42 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
かすてん様、HG様、
私は、保管スペースの問題から、彗星を見るのも惑星を見るのも20cm短焦点反射一本でやっております。でも、200倍を超える倍率で見るにはやはり難があります。木星は満足できますが、火星に満足できたことはありません。短焦点主鏡全面でパラボラの鏡面精度を保つのが困難なのだと思います。 12.5cmのシュミットカセグレンも使っていましたが、火星に限れば後者のほうがよく見えました。ただし、外気との温度差などコンディションの違いには、ニュートンのほうが構造が簡単なぶん対応が良いようです。
2010-01-12 Tue 22:02 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
かすてんさんは今頃レジスタックスに嵌まっているのかもしれませんね。(笑
それよりもMAC-WINで動かなかったりして。(爆 S.Uさん そうですか。20センチ単焦点でも火星は見難いのですか。 やはり400倍を無理なくかけたいですよね。 12.5のシュミカセというと昔大流行したメーカー名忘れましたが、黄色いやつですね? 僕は一度だけ見たことがあります。 凄くコンパクトだったというのが印象に残っています。 当時の大学生は使っている人が凄く多かったですよね。 タカハシのP2と一緒に清里あたりに遠征していた感じでしょうか?(笑 僕は最新の台湾製の純リッチークレチャンも少し興味があります。どうなんだろう?って。 あんなに副鏡が巨大なので惑星には向かないかもしれませんが、ユニークな望遠鏡なので少し触手が動きます。 筒も短いし。(笑 かすてん様、HG様、
レジスタックスは思うように使えるようになりましたでしょうか。 >12.5のシュミカセというと昔大流行したメーカー名忘れましたが、黄色いやつ そうです。日本特殊光学(JSO)のNSC-12Bです。特に10cmのスペーステンというのが大流行しましたね。現在でも、ビクセンの赤道儀にマウントできるようにして保管していますが、使っていません。せっかくですから、一度、火星を見てみたいと思います。彗星を見るためにもう少し口径の大きいのが欲しくなった時、軽量ということで短焦点ニュートン式にしました。 リッチークレチャンの一般向けとかでているのですね。マクストフも安くなったようですし、今はよりどりみどりです。
2010-01-13 Wed 08:09 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
S.Uさん、HGさん
>20cm短焦点反射 木星と火星との見え方の違いの原因は何なのですか。 >MAC-WINで動かなかったりして。(爆 最も恐れていましたが大丈夫、動くみたい。画像データも開けられました。何をどう触れば何がどう変わるのか、さっぱり分からないのでぼちぼちとやってみます。
2010-01-13 Wed 13:26 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
かすてん様、
>木星と火星との見え方の違いの原因は何なのですか。 何なんでしょうね。悲しいかな、惑星観測のエキスパートでないので私にはわかりませんのですわ。 たぶん、単位面積当たりの明るさとか、模様のかたちとかによるのでしょう。それとも、単に、木星のほうが見る機会が多い~あるいは見るほうも場数を踏んでいる、というだけのことかもしれません。 今夜は20cmニュートン(+エクステンダ)と12.5cmシュミカセで火星の見え具合を比べてみました。鏡筒以外は架台もアイピースも共通でした(焦点距離が違うので、倍率300倍と240倍)が、両者で見え方はぜんぜん違いました。しかし、一長一短というか五長五短くらいあって、結局、総合点も識別できた模様も同じぐらいでした。今夜は北極冠のみならず、アキダリアとサバ人が向かい合っているのがよくわかりました。結局は、どこまで見えるかは見る人によって決まるのかもしれません。もうしそうだとすればあほらしい結論です。 昇りつつ寒星となる火星かな S.U 望遠鏡をいじくっているうちに身体が冷えてきますのでご注意
2010-01-13 Wed 22:06 | URL | S.U #MQFp2i1U[ 内容変更]
>両者で見え方はぜんぜん違いました。
>一長一短というか五長五短 >結局、総合点も識別できた模様も同じぐらいでした。 どちらが優れているか簡単には決められないようですね。像の好みが分かれましょうか。 もっとも寒い時期に最接近へと向かって行く火星、巧い句ですね。採用。 そうだ、明日の記事に同好会誌80号の事を取り上げさせていただきます。
2010-01-14 Thu 09:42 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
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