33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名、200mm、65mmの望遠鏡と双眼鏡で星空を楽しんでいます!
12月の晴天日数
2010-01-03 Sun 00:29
安定した晴れを期待できる冬場に於いても年を経る毎に星の見える日が減っているのが気になる。今年2010年はぜひ歯止めが掛かって欲しいと願う。

12月の晴天記録は以下:
 ________一昨年__昨年__今年_
 すばらしい星空! 0夜  0夜  0夜
 4等星が見える 22夜 19夜 16夜
 1等星は見える  3夜  3夜  6夜

mars1001021.jpg今夜の観測:火星、北の帯の淡いトーンの変化が感じられるが、南の帯は全く見えない。ε Aur3.7等、ο Cet4.2等、RX Lep5.7等、T Mon6.2等、U Mon6.2等、W Ori6.0等。
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この記事のコメント
謹賀新年
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

たいへんご無沙汰してしまいました。
しばらく本業が忙しく天文からは全く遠ざかっていました。

私も雲の晴れ間を狙って火星を撮影してみました。
さすがに小接近で火星の画像は豆粒のようで、かろうじて模様らしきものが映っただけでした。

画像はここにアップしました。↓
http://www.imagegateway.net/p?p=GpaeU7CfZ58
2010-01-03 Sun 08:13 | URL | HG #ZBwv4ZW2[ 内容変更]
HGさん
あけましておめでとうございます。
お仕事が忙しいのは喜ばしいと思わにゃならんご時世ですが、この冬は雪がそうとう酷いようですね。
火星の写真はビデオで撮った900フレームをコンポジットとのことで、かなりくっきり模様が出ますね。お使いの10cm屈折であれば眼視でも模様はまずまず見えるのでしょうか。私の6.5cmでは北極冠を取り巻く北の帯はなんとなく分かりますが、南の帯は見えない事が多いです。輝度がありすぎるのかもしれません。視直径14秒になってどの程度見えるものだろうかといったところです。
2010-01-03 Sun 18:45 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
かすてんさん
おばんでございます。
雪は全然たいしたことはないですよ。
ざっと例年の半分くらいです。
私のところでは、普通の年明けには2階から出入りできるくらまで雪が積もります。(山の上に住んでいるので雪が多いのです。)

火星は、今シーズンは、気流状態が日本ではどこも悪いようですね。
視直径が大接近の半分くらいしかないし、ほんとうに極冠が見えるだけでも良しとしなければならないですね。
昨晩の画像は一番地味な面だったのが残念なんですが、
それでもエリシウム山の雲が明るいのが捉えられていたことが判り、少し嬉しくなりました。

スタッキングする前のビデオ画像で確認する限りでは、気流が落ち着いたときにはかなり細かい部分まで見えていたようです。

眼視で200倍はさすがに像が小さく私の眼ではとてもスケッチするまでにはならないです。
やはり最低400倍はかけたい感じがありますが、鈴木寿寿子さんなら150倍て゜も涼しい顔でスケッチしていることでしょうね。(笑
2010-01-03 Sun 23:18 | URL | HG #ZBwv4ZW2[ 内容変更]
HGさん

 ひゃ~、朝っぱらにMacがプッツンするものだからびっくりしましたよ。なんとか蘇生してから出勤して来ました。

> 私のところでは、普通の年明けには2階から出入りできるくらまで雪が積もります。(山の上に住んでいるので雪が多いのです。)
 日本海側から北海道にかけて雪が降り続けのようなので量的にもかなり酷いのかと思っていましたが、雪に慣れているHGさんのところではまだ余裕なのですね。

> 視直径が大接近の半分くらいしかないし、ほんとうに極冠が見えるだけでも良しとしなければならないですね。
 私は2003年を知らないどころか2年前に数回見ただけですから、まぁ底しか知らないわけで、2012年も今回くらいでしょうから、その後はどんどん見易くなるというお楽しみが待っていると思っています。

> 昨晩の画像は一番地味な面だったのが残念なんですが、
> それでもエリシウム山の雲が明るいのが捉えられていたことが判り、少し嬉しくなりました。
 私の小口径でも北極冠だけはとても良く見えています。自分の観測時刻に見える火星経度にはいまのところ大きな模様が無いためもの足りませんが、もう少しするとアキダリアとか大シルチスなんかが正面に回って来るはずです。そのとき地形としてどこまで認識できるでしょうか。ここまでのところは北の帯、南の帯程度にしか分かりません。

> 眼視で200倍はさすがに像が小さく私の眼ではとてもスケッチするまでにはならないです。
 現在でも小さいですが、でも見始めた1ヶ月前に比べると慣れて来た性もあるのか随分大きくなったなぁと感じられます。

> やはり最低400倍はかけたい感じがありますが、鈴木寿寿子さんなら150倍でも涼しい顔でスケッチしていることでしょうね。(笑
 この視直径ではさすがの壽壽子さんでも涼しい顔ではないでしょう。
2010-01-04 Mon 13:48 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>ひゃ~、朝っぱらにMacがプッツンするものだからびっくりしましたよ。

ご愁傷様です。
ちなみにうちの会社のパソコンのある銘柄の機種は、「冬休みに電源落とすと再起動しなくなる可能性が高いので落とさないように」というお触れが出ました。(笑
ほとんどの故障したパソコンを開けてみると、原因は中国製のパーツが多いです。
一定時間を過ぎるとそれが判を押したように故障して行くので始末に悪いです。毎年何人かの犠牲者が出ます。最近もサーバーのRAIDボードが故障してますし何のためのサーバーか分からないです。

>この視直径ではさすがの壽壽子さんでも涼しい顔ではないでしょう。

それがそうでもないのですよ。(笑
鈴木さんは口径6㎝に128倍だったそうですね。
私は1988年だったかの大接近の時、口径10㎝に228倍で見てもなお、「小さいっ!」と思いましたが、
この時の視直径は鈴木さんが観察した頃と同じ24秒くらいでした。

ということは、
私の「小さいっ!」と感じた倍率と鈴木さんの観察した倍率差は、228÷128=1.78倍で、
鈴木さんの観察した火星像の大きさは、仮想的に24秒÷1.78=13.4秒となるので、私の見ている大きさとほとんど同じなのです!(笑
たぶん彼女が今年の小接近を現代の高性能な望遠鏡で見たらなんの苦労もなくスケッチが出来るのではないかと思った所以です。(笑
2010-01-04 Mon 17:53 | URL | HG #ZBwv4ZW2[ 内容変更]
>ご愁傷様です。
 帰宅したら、もう立ち上がれなくなっていました。

>私の見ている大きさとほとんど同じなのです!(笑
 逆に言うと、HGさんが小さいと感じた24秒の火星は、壽壽子さんには43秒で見えていたようなものですから、悠々のはずですね。

24秒をx128で見ていた壽壽子さんに比べて12秒をx179で見ている今の私はまだ1.5倍くらい小さい像を見ているので、私の目もまだまだ捨てたもんではないなと望みをつないでいます。
2010-01-04 Mon 23:03 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
ご無沙汰です・・・
左足の怪我がやっと完治し久しぶりに火星観望を。やはり×133では小さい火星でした(-_-;)気流の状態も悪く×133が限界でした。最低×200位の過剰倍率で見てみたいですがこの時期。気流が悩ましいですね~
最も8cmなんで大口径よりは気流の影響は少ないですが毎晩、晴れていたらチャレンジです!
2010-01-05 Tue 10:04 | URL | ケルナー #-[ 内容変更]
ケルナーさん
 お久しぶりです。観望にも支障が出るような怪我をされていたのですか。お大事に。足の怪我と言えば職場でも年末に若い女の子や青年が相次いで大腿骨骨折の大けがをしていました。いつ何時空から何が降って来るか分かりませんので、みなさまもお気をつけ下さい。
 私はいまx179で見ていますが北極冠はほぼいつでも見えます。x139だと小さすぎるし全体の輝度もありすぎて何かが見えて来るとはとても思えません。x179よりももう少し過剰倍率にしても行けるのかなと感じています。
2010-01-05 Tue 11:19 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
かすてんさん こんにちは ケルナーさん はじめまして。

いつも思うのですが、鈴木さんが口径6㎝で128倍という低い倍率で尚かつあの模様をスケッチ出来たというのは地味に驚異的でした。
常人の目の解像力とダイナミックレンジではあそこまで見えないですし、あるいは見えていても確実な位置までは示せないです。普通の人の火星観察は、できる限り拡大して無理のない大きさにするのが良いだろうと思っています。

私の場合は、今シーズンは、ホームビデオを導入してEVF上に強拡大して観察しています。
ホームビデオだとズームアップできるので、体感的に600倍から800倍の円盤像が見えますが、案外シャープで立体感もあります。同時に録画もできるので、後から画像処理すれば、スケッチの代わりになります。見えているものは、モニター時の動画の方が情報量は多いという印象です。

昨晩は更に気流状態が良かったので、非常識なくらい拡大した画像をアップしました。↓
http://www.imagegateway.net/p?p=GpaeU7CfZ58

細かい部分は画像処理のエラーかもしれないですが、大局的には見えていたものとそれほど違いはない印象です。口径は10㎝で焦点距離が640mmの小望遠鏡ですが、一昔前には考えられなかった画像になっているような気がしました。
2010-01-05 Tue 14:26 | URL | HG #ZBwv4ZW2[ 内容変更]
>鈴木さんが口径6cm(Macユーザーの頁では機種依存文字は使用禁止です)で128倍という低い倍率で尚かつあの模様をスケッチ出来たというのは地味に驚異的でした。
 私は24秒の火星を知らないので以下は想像ですが、24秒x128=12秒x256ですから、現在私が12秒の火星をx179で見ている1.4倍くらいの大きさに見えていたことになります。「そんなに大きく見えるのか」というのが私の感想です。壽壽子さんのようにリアルなスケッチは描けないでしょうが、慣れればかなり見えるのではないだろうかと想像します。こうして大きさ的にはクリアできそうですが、HGさんの言われるようにあの輝度を克服できるダイナミックレンジの狭さが足かせになって、やはり何にも見えないのかもしれませんけどね。

>ホームビデオを導入してEVF上に強拡大して観察しています。
 火星面が地味な時間帯に撮影されているので模様は寂しいですが、シミュレータと同じですね。ビデオの性能が上がって来て、惑星などはデジカメで1枚撮りしたものを重ねるよりも楽しめるかもしれません。ミラーアップの振動も無いしね。ところで、FCT-100とTRV20とはどのようなアタッチメントで繋ぐのですか。
2010-01-05 Tue 17:47 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
こんばんわ
かすてんさん・お久しぶり!HGさん、はじめまして!
HGさん、画像拝見しましたよ(@_@)~10cmでもデジタル機器を使用すれば一昔前の天文台の写真より鮮明な画像が撮れる時代になったのに自分は逆に眼視派です(^_-)視野の中の火星は小さいですがナマの像も好きですね~どうぞ、よろしくです♪♪♪
2010-01-05 Tue 20:10 | URL | ケルナー #-[ 内容変更]
かすてんさん

>ところで、FCT-100とTRV20とはどのようなアタッチメントで繋ぐのですか。

ビデオアダプターは、なんの事はなくタカハシから純正のものが出ていました。スターベースで購入できます。↓

http://www.mmjp.or.jp/takahashi-sb/data/tsdcad.htm

ところが、僕は知らなくてビクセンのものを買って流用していました。純正だと取り付けが簡単で眼視とカメラの変更が容易そうに見えるので少し悔しい思いをしましたが、用は足りているのでよしとしました。

ケルナーさん

いまの時代肉眼と手書きのスケッチというのは、別の意味で貴重かな?と思います。
それにしてもデジタルの恩恵を一番受けているのはやはり天文の世界なんでしょうね。アマチュアの撮影する写真の品質が昔とは比べ物にならないくらい良くなりましたよね。
2010-01-05 Tue 22:29 | URL | HG #-[ 内容変更]
おお、タカハシのデジカメアダプターで良いのですか。37mmはありませんが、私、持ってますよ。後はビデオカメラか、、、。ビデオカメラってこれまで一度も買ったことがないので選び方を全く知りません。TS-65Pのような小口径でも楽しみ方はあるでしょうか。スペックとしてはどのようなポイントを押さえれば良いか、アドバイスお願いします。
2010-01-06 Wed 00:44 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
>スペックとしてはどのようなポイントを押さえれば良いか、アドバイスお願いします。

たぶん、口径65mmでもそれなりに撮影できると思うのですが、ビデオの場合、一番のハードルは「剛性」だと思います。

僕の使っているFCT-100もシステム90Sも小口径の望遠鏡としては剛性が高い部類に属しますが、それでも剛性的にぎりぎりという印象です。
繰り出し部のたわみ、架台のたわみ、耐振動、揺れなどで、星を確実に導入して安心してピントを合わせるにはこれが最低限という印象があります。
ビデオカメラを使っている人達は望遠鏡とカメラを頑強に一体化するプレートをみんな使っているようです。
機種はソニーの古いTRV10か20、業務用のVX2000の中古が良いと思います。ネットオークションで調達は容易で性能も良いです。最新のものより感度が高く、特にVX2000は未だにハイエンドで、最新の後継機ではなくわざわざ探している人も多いといいます。中古価格も高めですね。定評のあるTRV900は輪郭強調が強めなので、惑星のリムにリンギングが出やすく避けた方が良いと僕は考えています。(実際そういう画像が多い印象)

軽量なものだとウェブカメラとなりますが、画質的にはイメージングリソースのもので6万円内外でしょうか?ノートパソコンを屋外に持ち出さないといけないのが煩わしいかもしれません。これだと補強は要らないのですが。
惑星写真はこの会社のものが世界的に席巻して久しいですよね。

ビデオでもウェブカメラでも動画をキャプチャーするソフトとデータ形式をコンバートするソフトと画質を編集するソフトは、アドビのアフターエフェクトが定番ですが高いので、僕はロキシオの安いソフトで済ませています。安いなりで画像の調整機能が少なく少し不満は残りますが最低限は出来ます。
2010-01-06 Wed 02:54 | URL | HG #ZBwv4ZW2[ 内容変更]
HGさん、詳しい説明をありがとうございました。

>繰り出し部のたわみ、架台のたわみ、耐振動、揺れなどで、星を確実に導入して安心してピントを合わせるには~
 そうですわ、65P架台はかなり貧弱です。デジカメアダプターはNikonCoolPixs990用に買いましたが、奥行き長を比べるとビデオカメラのはさらに長く感じられます。

>キャプチャーするソフトとデータ形式をコンバートするソフトと画質を編集するソフト~
 これですわ、撮ったらお終いでないところがものぐさのかすてんには足かせになるのでした。

HGさんの説明を読みながら、星ではなく仕事で使えるかもとふと思うところがありました。
2010-01-06 Wed 22:04 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
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