2009-08-16 Sun 00:28
![]() 今夜の観測:天気が良いと思って油断していたら、ほとんど全天雲に覆われていた。雲の流れが速いので、雲間に現れた星もすぐに次の雲に隠されてしまう。雲間を探してあっち行ったりこっち行ったりの大忙しの星見だった。AF Cyg7.2等、P Cyg4.7等、V568 Cyg6.4等、W Cyg6.8等、X Cyg6.1等、Y Cyg6.8等、X Her6.4等、βLyr4.2等、R Sct5.1等、ηAql4.0等。 11日と14日に写したいて座第3新星の写真から光度を推定すると、11日21時13分12秒に9.4等、14日21時14分01秒に9.8等ってところか。 |
木星衝突痕 小口径の挑戦
かすてんさん こんにちわ。
まぁしぃです。 同時刻に絶対今夜確認してやろうと私もTS-80でガン見していました。あるはずの場所に色合いの違う暗いスジがちらっと見えるのですが次の瞬間には見えなかったりまた見えた(気がした)り、どうにも不確定でした。 他の模様の見え具合から決して像が悪いわけではないのでやはり相当見難いのでしょう。もう半月早くこの天候に恵まれたらよかったのにと悔しい思いです。 かすてんさん。
これは望遠鏡の色収差ではなくって、大気による色ずれでですよ。 すごい、65mmでも空の状態がよければ今回の木星の衝突痕が確認できるんですね。
出来たら私も挑戦してみよう。 まぁしいさん、お久しぶり。
HPは見ていますよ。TS-80、青空に凛々しいです。 もっと空の状態が良い季節でかつもっと早い時期に見る事が出来てもっと私の目が良かったら、さらに自信もって報告できたような気がします。 もうちょっと透明度が良ければねぇと感じました。でも、この酷い天候続きの中で一応挑戦できただけでも良かったかなと思っています。 中井さん これは色収差じゃないのですか。 ヒガラさん、こんばんは。 今回の対象は「65mmでも必ず見えますよ」とまでは自信もって言えませんが、「条件が揃えば可能性はあると思います」と言う感じでしょうか。見えても見えなくても小口径なりの楽しみ方の一つだと思いました。
2009-08-16 Sun 22:37 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
かすてんさん。
色収差も混じっているかも知れませんが、これは大気による色分散のためです。 色収差は対象に均一に収差が発生します。これに大気による色分散が加わるのですが、今回のケースでは明らかに大気による色分散です。 大気による色分散はウェッジプリズムで補正するしか方法がありませんです。 こんばんわ、ももで~す。
ワタシも、中井さんが言っておられる「大気がプリズムの作用をしている現象」だと思います。 デジタルでの撮像だと、カラー情報を一旦分解して、色のずれを直してやる方法もありますね。 もちろん、対物レンズの色収差もわずかにあるでしょうし、カメラと接眼レンズの光軸のズレで生じた色収差や、画面の中央じゃなく周辺で撮影すると倍率の色収差も発生します。きっとそれらの複合的なものだと思います。
2009-08-16 Sun 23:56 | URL | もも #-[ 内容変更]
すっかりご無沙汰しておりました。
夏風邪と本業の忙しさで天文活動は停止していました。 昨日私も木星を観察しました。撮影で手一杯で眼視での確認が出来ませんでした。 2時くらいに撮影していたのですが、衝突痕と思われるものは僕の望遠鏡では全く確認できませんでした。 下記のリンク先に画像を掲載しました。 http://www.imagegateway.net/a?i=oDIgcXQFLq デジカメでの写りは銀塩時代と大差ない印象で、やはりウェブカメラの導入が必要か?と感じました。 中井さん、ももさん
原因の推測をありがとうございます。 いくつかの原因があるにせよ、「大気による色分散が主な原因」と共通のご意見をいただきちょっと安心しました。色分散については高度が高ければ影響が小さくなるし、屈折だけでなく反射でも生じてしまうのですね。
2009-08-17 Mon 09:51 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
HGさん、こんにちは。
夜の気温がこんなに低くいと夏風邪も引きますね。今夏はクーラーの無い我が家でも寝苦しい夜は無く、冬と同じ掛け布団で寝ています。たまに肩など出して寝ていると風邪を引きそうになります。 16日の2時頃撮影されていたのですね。この時刻にはまだ正面に来ていないので見えないのでしょう。この2時間ほど後が見ごろだったはずが、かなり低空で条件悪いでしょうね。 見ごろ時刻予報はこちらの下の方にあります。 http://kasuten.blog81.fc2.com/blog-entry-993.html
2009-08-17 Mon 10:07 | URL | かすてん #MLEHLkZk[ 内容変更]
口径の限界
かすてんさん
昨日まで、まだ熱が3.8度くらいあったので酷くしつこい風邪でした。今日は良いみたいです。 今回の惑星撮影は、実に20年ぶりでした。 ウェブカメラをまだ導入していないので、手持ちのデジイチでのアイピースプロジェクションでの撮影でした。 反省点としてこんな感じでした。 1.強拡大しすぎた デジイチでの拡大を木星の直径で1000ピクセルにしてみたのですが、さすがに限度を超えていました。 iso1600としても3.2秒です。 拡大してもボケるだけで情報は増えないし、アンシャープマスクも全く利かないので、結局後からリサイズする必要がありました。 2.口径10㎝は暗い ウェブカメラもデジイチのライブビューもそうですが、フレームレート30枚/秒の露出ですから、3秒も露出のかかるような対象は写すこと自体ができないと悟りました。 実際、ライブビュー画面に全く映りません。 口径10㎝で1/30秒の露出をかけられるような拡大率というのはかなり低そうです。単純に計算すると木星のピクセル数は、√[(1000×1000)÷(3秒÷1/30秒)]=105ピクセル? ということは、228÷(1000÷105)=24倍の倍率にしなければいけないのでしょう。 仮に口径20㎝にグレードアップすると倍率は50倍210ピクセルにできる?ウェブカメラは640×480なのでちょうど良い? 3.ディティール再現 デジイチのモニターでも縞模様は見えていて、肉眼でももちろん見えていて、実際写してもそれなりに縞は写るのですが、やっぱり何か有用なディティールを写そうとするには、デジイチによる一発撮影では限界がありそうです。 次は手持ちのビデオカメラでスタック撮影してみようと思います。 4.その他 露出時間が3秒もあるとシャッターのバウンドショックの悪影響は無視できるかも?と思いました。 多少ブレてもそうじゃない画像の方が卓越するようです。 いずれにしても、今時10㎝で惑星写真を撮る人はいないと思うので、珍しさだけと雰囲気だけでしょうね。(笑
2009-08-19 Wed 13:34 | URL | HG #ZBwv4ZW2[ 内容変更]
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