2023-09-11 Mon 00:00
・海外記者がジャニーズ会見に見た日本の「大問題」
ジャニーズ事務所の記者会見が行われたことで、問題解決へ向かう次の段階へ進むかと思いきや、時間稼ぎのネタが一つ増えただけに見える。というのもジャニーズ存続を前提に話が進んでいる様に感じるからだ。ジャニーズ問題をめぐる意見の中に、賠償をしていくためにはジャニーズを存続させるべきだという意見があるが、これは本末転倒な気がする。賠償は、ジャニー喜多川の莫大な遺産とジャニーズ事務所とその関連企業、加えて性犯罪を看過し幇助することによって加担してきた大手メディアを含めた関係者が責任を負うのが筋ではないのか。 BBCのドキュメンタリーや国連人権理事会「ビジネスと人権」作業部会の査察が無ければ、この問題に大きな責任のある大手メディアもジャニーズ事務所自身もいまだに動こうとしていなかったことだろう。ジャニーズ問題の他にも、「リスクにさらされている」人たちとしてこの査察団が指摘したのは、「女性」、「LGBTQI+」(性的少数者)、「障害者」、「先住民族」、「部落」、「労働組合」などであり、日本人自身には解決する力は無いために延々と放置され続けている問題ばかりだ。 |
| 霞ヶ浦天体観測隊 |
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