
今年も知人のS氏が茨城県芸術祭美術展覧会(県展)に入選した。「土浦とかつくばならまだ行きやすいけど、水戸だから誰も行ってくれないんだよね」と言いながら3人分の招待状をくれた。「まぁ、少し有名になればともかく、無名の内から行ってくれるのは余程の物好きだろうね。」と言いながら水戸の近代美術館へ行く。
職場が接近しているので、共通の少ない休みの日に観に行くことになるので日が重なることはあり得るのだが、偶然ロビーでS氏本人に出会うとは。おかげで制作の意図とかポイントの説明を聞かせてもらえた。抽象画なので解説があるなしで納得感がまたく異なる。さらに、かつて同じ師匠のもとで勉強していたという金澤隆二氏の絵の前でいろいろなエピソードを話してもらった後、そろそろ帰ろうと表へ出たところでなんと金澤氏ご本人とお会いすることになった。二人ともかなり久しぶりの再会だったということなので奇遇にも奇遇が重なっている。帰宅後、金澤隆二氏を検索したところ、相当な実力者とお見受けした。1年ほど前に阿見町実穀の食事処兼ギャラリーひるげゆうげ くらやでも個展を開かれたようだ。その他にも仕事での知り合いM氏の金属彫刻もロビーに展示されていた。