
Appleとは長い付き合いで、この40数年の間、新製品にはわくわくさせられてきたが、その中で興味を唆られなかったのがiPhoneだった。携帯電話嫌いなのでそれはいまも変わらないのだが、そろそろガラケーとiPod touchの2台持ちを解消したくなってきた。とは言っても、とにかく大きなスマホは持ちたくないので、iPhone12と13のシリーズに加わったminiの大きさが自分好みだ。そんな折、9月8日にiPhone14の発表があるということで、iPhone14 miniの発売に期待して、出たら即買う気になっていた。ところが、miniは人気がないらしい。各シリーズの売上の中で、iPhone12 miniは0.6%、iPhone13 miniは0.2%に過ぎないという。ただし、日本市場だけは唯一miniの人気が高いと聞く、西洋人に比べて手が小さいからなのだろう。それでもiPhone14シリーズでminiを継続しなかったのは、Appleが購買力の落ちている日本市場への期待を捨てたことの表れに感じられる。今後メイン機種にminiが投入される見込みはなさそうなので、仕方なく最後のminiとなるであろうiPhone13 miniを買った。ただ、廉価版のiPhoneSEの次期第4世代に、余っているminiの筐体を流用するのではないかという情報もある。廉価版市場としての日本市場が膨らむのかもしれない。