2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
コロナとワクチンに翻弄される町の臨床医の2年半の記録
2022-08-23 Tue 00:00
2208061.jpeg『ひとりも、死なせへん』 長尾和宏著 ブックマン社
                  2021年 1500円
『ひとりも、死なせへん2』 長尾和宏著 ブックマン社
                  2022年 1500円

著者が経営する長尾クリニックは、外来診療部門と在宅ケア部門に加えて看取りにまで対応する年中無休の24時間態勢の地域の病院で、本書にはそうした町の病院やクリニックがこの2年半の間コロナとどのように対峙してきたのかが克明に記録されている。一方で、現場を知らず知る気もなさそうな専門家たちに国のコロナ対策を任せたのが最初にして最大の失敗だったこともよくわかる。本書は、日々のブログを元に2巻合わせて800ページにまとめたもので、途中のいくつかはリアルタイムに読んでいたが、こうして改めて2年半の流れを一気に読むと、2回目まで実施してしまったワクチン接種への後悔を除けば、最初からコロナ対応と対策についての長尾先生の主張にぶれがないことがわかる。町の臨床医として24時間休み無しに走り回って八面六臂の活躍をしている長尾先生だが、その並外れたエネルギーは医者のスタンダードなモデルにはならないと思う。ただ、コロナの件は別にしても、自分の両親や自分自身のことを考えた時、看取りをしてくれるこうした先生が近くにいてくれるとどれだけ安心だろうかと思ってもいる。
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