2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
ノウカノタネ 農耕の歴史講座
2022-08-31 Wed 00:00
2208251.jpg超人気ポッドキャスト「ノウカノタネ」で、2021年3月から4月にかけて連載していた「炭水化物の世界」7回分の内容を全1時間ほどに凝集したYouTube動画が公開されていた。宇宙誕生→太陽系惑星の進化→生命の起源→農耕の発展→産業革命→未来まで、中学高校生レベルならば十分理解できるくらいに噛み砕いてあるのに、よく1時間にまとめてあるなと驚くほどうまくまとまっている。所々に間違いもあるので、今後の話の中で訂正を入れてくれるとありがたい。
・農耕の歴史① 【絶対に知っておくべき炭水化物の世界】生命の起源編
・農耕の歴史② 【楽しく学べる炭素の世界】人類の食 編
・農耕の歴史③【食糧・エネルギー問題を考える炭素の世界】太陽光の缶詰編

ポッドキャストでは、このテーマの後に、「労働の世界」、「生長の世界」が続いたので、いずれYouTubeでも公開してくれると思う。
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10日ぶりの爽やか朝
2022-08-30 Tue 00:00
2208291.jpg朝晩は涼しくなってきたが、9がつに入っても日中の30度越えはしばらく続きくようだ。
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ほとんど受け継いでいない?
2022-08-29 Mon 00:00
・私たちは先祖のほとんどからDNAを受け継いでいない
 単純な話なのか、ややこしい話なのかよくわからない。この解説では、DNAに源氏が入っている男と入っていない女(逆も可)の組み合わせが前提になっていると思うのだが、双方から源氏のDNAが入ってくることを無視しているように感じる。そうではなく、ある個人例えば源義家のDNAの一部を受け継ぐ者は920年後の今となってはほとんどいないとするべきなのではないだろうか。
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桃についての深〜い話
2022-08-28 Sun 00:00
2208262.jpgお待ち兼ね、Spotifyのポッドキャスト The CROPS のシーズン3が始まった。

第49巻はモモ。モモの歴史、栽培方法、産地の運命などなど、知っていいるつもりの果物にまつわる実にディープな話が満載だった。品種や病気や知らない言葉が出てくるたびにブラウザの新規タブで情報検索して行くので、番組が終わる頃にはものすごい数のタブが並んでいる。
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若き研究者の話題の論文集刊行
2022-08-27 Sat 00:00
2208263.jpeg『杉山城問題と戦国期東国城郭』 竹井英文著 戎光祥出版
                    2022年 9000円

話題の新刊論文集が届いていた。本書は、杉山城問題の中に投入した衝撃の論文を含めて、竹井英文さんのこれまでの杉山城問題と城郭に関する主要な論文が収録されている。これまでも折々に論文をご恵贈いただいていたので、本書収録論文のいくつかはすでに拝読させていただいているが、改めて全体を通読して、この問題の流れと周辺城郭の話題について、竹井さんならではの着眼点を再確認したいと思う。

竹井英文:序にかえて「基礎研究なくして研究の発展はない」
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ローレンツ力には右手も左手もない
2022-08-26 Fri 00:00
この前、『宇宙の秘密を解き明かす24のスゴい数式』を読みながら、ローレンツ力の学習ではフレミングの左だ右だの法則をいまだに覚えさせられているのだろうかということを書いた。その最後に予告した都立豊多摩高校の物理の授業で教わった右手で引っ叩くだけの法則を書いておく。

物理の北山宗昌先生はフレミングの左手だの右手だのという法則を使わなかった。教科書や参考書に出ているのを知っていたので、最初はあれ?と思ったのだが、先生のおかげで無駄な暗記から解放され、物理嫌いにならずに済んだ意味は大きかったと思う。

使うのは親指を開いた右手のみ。覚えるのは、磁場の方向に指4本、電流(電荷)の方向に親指→引っ叩く方向に力が働く、これだけ。強いて言うなら左手の法則に相当するが、わざわざ書くこともない。右手の法則は覚える必要はなく、同じく磁場の方向に指4本、導体(電荷)が動く方向に親指→引っ叩く方向に電流(電荷)となり、磁場の方向と電荷の方向とローレンツ力の方向の関係は同じこと。

フレミングの左手だの右手だのを法則と言うくらいならば、それらが統合されてよりエレガントになったこれこそ北山の法則と呼ぶに相応しいと思うのだが。
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7日の報告を忘れていたので23日の分と合わせて送っておいた
2022-08-25 Thu 00:00
2208232.jpg7日の観測:β Lyr3.6等。
今夜の観測:β Lyr3.7等。
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矢口新聞展 東京新聞に紹介記事
2022-08-24 Wed 00:00
2208231.jpg・東京新聞:矢口新聞 地元・土浦愛あふれ 身辺の出来事、絵日記風に 在住のイラストレーターが個展
 8月20日から始まり、翌日早速見にいった「土浦で生まれてよかった 矢口新聞」展だが、今日は東京新聞の記事になっていた。
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コロナとワクチンに翻弄される町の臨床医の2年半の記録
2022-08-23 Tue 00:00
2208061.jpeg『ひとりも、死なせへん』 長尾和宏著 ブックマン社
                  2021年 1500円
『ひとりも、死なせへん2』 長尾和宏著 ブックマン社
                  2022年 1500円

著者が経営する長尾クリニックは、外来診療部門と在宅ケア部門に加えて看取りにまで対応する年中無休の24時間態勢の地域の病院で、本書にはそうした町の病院やクリニックがこの2年半の間コロナとどのように対峙してきたのかが克明に記録されている。一方で、現場を知らず知る気もなさそうな専門家たちに国のコロナ対策を任せたのが最初にして最大の失敗だったこともよくわかる。本書は、日々のブログを元に2巻合わせて800ページにまとめたもので、途中のいくつかはリアルタイムに読んでいたが、こうして改めて2年半の流れを一気に読むと、2回目まで実施してしまったワクチン接種への後悔を除けば、最初からコロナ対応と対策についての長尾先生の主張にぶれがないことがわかる。町の臨床医として24時間休み無しに走り回って八面六臂の活躍をしている長尾先生だが、その並外れたエネルギーは医者のスタンダードなモデルにはならないと思う。ただ、コロナの件は別にしても、自分の両親や自分自身のことを考えた時、看取りをしてくれるこうした先生が近くにいてくれるとどれだけ安心だろうかと思ってもいる。
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「土浦で生まれてよかった 矢口新聞」展が始まった
2022-08-22 Mon 00:00
昨日から始まっている「土浦で生まれてよかった 矢口新聞」展へ行ってきた。かえるかわる子こと矢口祥子さん他、矢口さん応援団の何人かが約束もしていないのに同じ頃に集まってきていた。

2208211.jpg 2208212.jpg

今回の新しい試みは、導入部分に展示された4コマ矢口新聞。オリジナルサイズの矢口新聞よりも読みやすくなっているので、初めてでも読めば矢口ワールドの面白さを感じられるし、その後に現れる展示を抵抗少なく楽しめるのではないだろうか。
矢口さんのイラストの師匠である田村セツコさんの作品などもそっと展示されていたりする。

会期は、9月25日まで。詳しくは、上のリンク参照のこと。
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江戸崎の花火は雨の中
2022-08-21 Sun 00:00
夕食どき、表でドンドンと音がしている。江戸崎の花火か。その方向の林の向こうが明るくなって相当な時間が経ってからドンと音がする。外に出て樹木を避けるともっと良く見えると思って表へ出たらかなり雨が降っている。どおりで、赤い色の花火ばかりのはずだ。しかしこれだけ降っていれば人の出も抑えられて主催者にしたら却って好都合なのかもしれない。
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真夏でも朝はひんやり涼しかった
2022-08-20 Sat 00:00
2208191.jpegこの写真は9時を過ぎてかなり暑くなってから撮ったので、雲が出て空の青さも薄れているが、今朝起きた時はひんやり涼しくて紺碧の空が広がっていた。子どもの頃の夏の朝の感じ。ラジオ体操をしに冷たい空気の中を駆け出していった小学校時代の夏の朝を思い出す。
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ヤモリの狩猟
2022-08-19 Fri 00:00
1805153.jpg今夜はエアコンが要らないほど涼しいので、戸を開けて網戸にしていたらヤモリくんのお腹が見えた。そっと近寄って眺めていたら、90度グネッと体の向きを変えて、小さく羽ばたく蛾をパクッ。お見事!写真は撮れなかったので、以前ガラス戸にへばりついていた時のものを貼っておいた。
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必見! 新型コロナ騒動の中で最重要の証言を引き出した動画
2022-08-18 Thu 00:00
2208141.jpg・【日本語字幕】元WHOコンサルタントがイベルメクチンの削除の謎を暴露
 イベルメクチンへの常軌を逸した異様なバッシングだけでなく、マスコミによる恐怖を煽る報道や、治験不十分な新薬緊急承認や特例承認、安全性の確認方法すら確立していないといわれるmRNAワクチン使用許可も、この動画を見るとすべてが繋がっていることがわかる。これまでも、関与を言われていた存在だが、そこからの圧力があったとキーマンであるアンドリュー・ヒルが自白してしまったのは驚きだ。その重要な自白を引き出したテス・ローリ ー博士の、論理的で沈着冷静で誠実な語り口は素晴らしい。ヒルとローリー、立場は違うが命の危険も覚悟しているように感じられる。54分とちょっと長めだが、今回の新型コロナ騒動の中で、最重要の証言を引き出した動画と言える。これは必見だ。
[写真は上記動画の一場面より]
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7月の晴天日数
2022-08-17 Wed 00:00
7月の晴天日数
____07年08年09年10年11年12年13年14年15年16年
すごい空 0夜 0夜 0夜 1夜 1夜 1夜 0夜 0夜 0夜 0夜
3等星級 2夜 2夜 6夜 3夜14夜 1夜 4夜 5夜 7夜 5夜
1等星級 7夜10夜 4夜 7夜 2夜 7夜 7夜 8夜 5夜 3夜
____17年18年19年20年21年22年
すごい空 0夜 0夜 0夜 0夜 0夜 0夜
3等星級10夜 7夜 4夜 2夜 8夜 2夜
1等星級 2夜 6夜 4夜 0夜 2夜 9夜
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新型コロナ ウィルスとワクチンの基礎知識
2022-08-16 Tue 00:00
2022年夏の第7波で、世界最大の陽性者生産大国になった理由は、
「もうこの騒ぎはやめよう!絶対ダメ、子供へのワクチン」
mRNAで想定外の報告、特に子供は一旦接種中止して検討を!
4回目のコロナワクチン接種には命の危険があるので絶対に打たないように
などを読めば理由はわかると思う(8月14日に紹介済み)。

[追記]
mRNAワクチンの開発者が親達に科学的真実を紹介
 これまた衝撃的な内容だ。mRNAワクチン技術を開発したロバート・W・マローン博士による警告で、特に子どもに打つなと言っている。こう言う警告がこれまであまり耳にする機会がなかったのは、どうやら多くの発言が規制されたり凍結されたりしてしまっていたからのようだ(Wikiによる)。

2208112.jpeg『コロナワクチン 失敗の本質』 宮沢孝幸・鳥集徹著
                宝島社新書 2022年 990円

ちょうどこのタイミングで予約しておいた新刊本が届いた。
第一章コロナワクチンの「正体」、第二章コロナマネーの深い闇、第三章マスコミの大罪、第四章コロナ騒ぎはもうやめろ、という章立てになっている。第二章は、コロナに限らず昔からある医療と製薬会社の癒着には、抜けることができないがんじがらめの構造があることが語られる。第三章のマスコミだって同じことだ。極め付けは、第四章でいまマスクを外さないでいつやめるのかという話をしている時期に、マスク10分間未着で犯人決めつけ事件が沖縄で起きるという非科学国日本を目の当たりにする。

とりあえず第一章だけでも読めば本書購入の動機には応えてくれる。そして、下がった抗体を上げるために打て打てどんどんのワクチン推進派の根拠はみごとに破綻していることが明瞭になる。
ただ、タイミング的にちょっと残念なのは、3回目を打つと免疫抑制に働くIgG4が爆上がりするというドイツでの研究については言及されていないこと。
第一章のポイントのいくつかを抜粋しておく。
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Lady Gaga 『Born This Way』は私たちの国歌
2022-08-15 Mon 00:00
2208121.jpg・レディー・ガガ、中絶と同性婚の権利をコンサートで訴える
 35年ほど前になるが、大学の教養課程の生物の試験で「性には男と女しかないのか」という問いがあった。性的趣味とは別の軸で、男と女の間に無数のグラデーションがありそうだと気付くきっかけだった。近年この分野の情報が増えることで性の複雑さへの理解が深まっていくのと同時に、それを受け入れたくない一群との確執も深まって、人権の制限にまで至っている。お互いにありのままのお互いを認め合いましょうという、当たり前に思えることがどれだけ難しい世界なのかと思い知らされる。
 Lady Gagaの曲は聞いたことがなかったが、私たちの国歌という言い方に興味を持ったので、『Born This Way』を買ってみた。
[写真は、Billboard JAPANの上記記事より]
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いまが立ち止まるとき 新型コロナワクチン 
2022-08-14 Sun 00:00
世間では、4回目のワクチン接種の知らせが飛び交っているようだ。3回目を打っていない自分には来ていないし今後も届くことはないのだろう。

このような時期、3、4回目以降は接種しませんという病院が増えてきていることがネットで話題になっている。
中止の理由は、すでに起こっているワクチン接種後の異変や危険性を示唆する研究が出始めていることが挙げられるようだ。この話題についてはこれまで、反ワク陰謀論的な扱いをネット上でされることが多かったと思うが、ここにきて聞く耳を持つ人、賛同する人が確実に増えてきている印象がある。

知人の中には、職域接種という形で半強制的に打たざるを得ない人が何人もいて、これを知ったからといってどうにもならないと言われるかもしれない。あるいは、ワクチンは内容を問わずともかく打って欲しい人もいると思う。それらの向きには、無駄に恐怖心を煽る大きなお世話と感じる人もいると思う。その場合はいっそ中を見ずにスルーして欲しい。ただ、後にこれが真実だったと判明した時、こういう警鐘が出ていることを知らずに打ってしまって後で後悔することになったとしたら、「あの時伝えてあげればよかった」と自分自身の後悔になってしまうので、とりあえず記事にしておくことにした次第だ。

極端な自問だが、コロナに感染して死ぬのとワクチンで死ぬのと、自分はどちらなら諦めがつくだろうか?
ともかく、一刻も早く、見直しの議論が始まってほしい。

新型コロナワクチンの危険性についての解説ページのいくつかを、以下に公開日順に挙げておく。
いまが立ち止まるとき 新型コロナワクチン の続きを読む
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北へずれた
2022-08-13 Sat 00:00
2208122.jpg北へずれた。危険半円だ。
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台風直撃に備えねば
2022-08-12 Fri 00:00
2208111.jpgこの熱帯低気圧は、明日は台風8号に変わって、明後日には霞ヶ浦南岸の我が家の真上を通過しそうだ。進路が南へそれてくれると良いのだが、北へ逸れると危険半円に入ることになって、千葉県に甚大な被害をもたらした2019年9月と10月の暴風雨の様なことになるかもしれない。
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SDGsは正義ではない
2022-08-11 Thu 00:00
2208023.jpeg『SDGsの大嘘』 池田清彦著 宝島社新書 2022年 900円

SDGsの問題点については、本書を読むまでもなく、すでに斎藤幸平氏が『人新世の「資本論」』の1行目以前(はじめにの副題)で「大衆のアヘン」だと喝破している。また、ポッドキャストThe CROPSの第4巻「SDGsについて考える」でも、クレイジーアグリジャパンのガスヤ氏が明快にそのまやかしの本質を解説してくれている(Spotifyはブラウザーでは聴けないかもしれない)。
別窓 | 大震災・原発・社会 | コメント:1
これが最後の5年期限免許証
2022-08-10 Wed 00:00
2208012.jpeg毎回、視力検査で引っ掛かるのを心配しながら警察署へ向かうのだが、ディスプレイを見ずに生活していれば視力は平常を保てることがわかったので、当日は朝起きてから画面を見ることはせずに午前中に行って済ませてきた。縄張図をiPadで描くようになったことも目に対するダメージを低く抑えられた大きな理由だと思ってる。ともかく、今回の免許更新も無事終了。

次回の更新は71歳なので、高齢者講習を受けなくてはならない。そして、71歳、74歳では3年期限の免許証になってしまい、さらにその次の77歳時には認知機能検査を受けることになる。尤も、その頃まで元気に運転できているものやら、あるいは田舎暮らしを続けていられるものやら、この先10年の間には色々と大きな変化がありそうだ。
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大統一理論もダークエネルギーの本質も 間も無く解明か?
2022-08-09 Tue 00:00
・AIに物理法則を学習させたら、未知の物理変数で現象を表現し始めた!
 大統一理論の完成やダークエネルギーの本質解明も、この技術の先にあるのかもしれない。そのとき、「基本法則は単純ですが、世界は退屈ではない。なんと理想的な組み合わせではありませんか」と言った南部陽一郎先生を、AIは退屈させてしまうだろうか。
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8月の観測初日
2022-08-08 Mon 00:00
今夜の観測:β Lyr3.6等。
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推しの数式に出会う本
2022-08-07 Sun 00:00
2208021.jpeg『宇宙の秘密を解き明かす24のスゴい数式』 高水裕一著
               幻冬舎新書 2022年 990円

久しぶりに物理系の本を読んでみた。本書を一言で言えば、アイドル数式、推しの数式に出会う本といった内容。ややこしい話は最小限で、各数式にまつわるエピソードが主体なので気軽に読める。内容を読んで魅力を感じなければ数式にも魅力を感じないだろうからそこは飛ばしてしまえばいいし、反対に、内容が面白いと感じた数式にはかっこ良さを感じる、、、のかもしれない。
本筋とは関係ないのだが、ローレンツ力の解説の中にフレミングの左手の法則が出てきた。忙しい高校生に、いまだにフレミングの右だ左だと覚えさせているのだろうか。だとしたら、物理学の目覚ましい進歩に比して少なくともこの40年間物理教育はこの点では進歩していないのだなと感じる。右手のみの北山の法則?についてはまた改めて書こうと思う。
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土浦の情熱も爆発だ〜! かえるかわる子の世界を体感 8月20日から
2022-08-06 Sat 00:00
2208042.jpg爆発する土浦の情熱、

 →「土浦で生まれてよかった 矢口新聞」展

のお知らせ。

こどもが描いた絵ではありません。

2020年度の第24回岡本太郎現代芸術賞に入選した土浦のアーティストかえるかわる子の大規模な作品展が、土浦市民ギャラリーで8月下旬から開催されます。 期間中、ぜひ会場へお立ち寄りいただき、土浦から噴出する情熱のマグマ、かえるかわる子の世界を体感してください。

ワークショップやスタンプラリーも同時開催。詳しくは上のリンクをご覧ください。


第24回岡本太郎現代芸術賞入選作品は、2021年2月19日から4月11日の間、川崎市岡本太郎美術館に展示されました。
以下の写真は、会期半ばの3月2日に見に行った時の様子です。かえるかわる子さんは、会期中は定期券を購入して、ほぼ毎日土浦から川崎まで通っていました。これも土浦の情熱がなせる技かと。この日はこの後、地元ケーブルテレビの取材があったので、その前に会場を後にしました。最後に投票用の赤いシールを貼って帰りましたが、想像以上にたくさん貼られていたので驚きました。
2208055.jpeg 2208053.jpeg 2208052.jpeg 2208051.jpeg 2208054.jpeg
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参加は若者限定、その他はネットでだといいのだが
2022-08-05 Fri 00:00
2208041.jpg「ヒッグス粒子発見10周年記念イベント」開催について、高エネルギー加速器研究機構(KEK)からのお知らせメールが来た。あれからもう10年か。

 日時:2022年8月29日(月) 14:30-16:30 (14:00開場)
 会場:つくば国際会議場 2階中ホール
 対象:中高生・大学生・院生(小学生、保護者も歓迎)
 参加費:無料
 締切:8月22日
 定員:150名(先着順)
 →ヒッグス粒子発見10周年記念イベント

大人も視聴したいので、後日でもいいからネット配信してもらいたいものだ。
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戦国合戦図屏風を俯瞰する研究本
2022-08-04 Thu 00:00
2207181.jpeg『戦国合戦図屏風の歴史学』 高橋修著
          勉誠出版 2021年 9900円

 幅広いテーマで研究をされている高橋修先生は、これまでにも戦国合戦図屏風に関する本を出されていたが、本書が出版された時期に先生とお話しする機会があったので、戦国合戦図屏風の研究者でもいらっしゃったのですねと雑談を仕掛けたところ、これはサイドビジネスですよと返してくれた。
 過去に出版されている『決定版 図説・戦国合戦図屏風』は、図書館でパラパラ眺めただけだが、美しいオールカラーのムック本といった趣だったが、本書は合戦図屏風を俯瞰できる研究本である。かなりのページ数のカラー口絵が挿入されているが、残念ながら発色はムック本には敵わない。結構高価な本なのでどのくらい売れるのかと思いながら、お世話になっていることもありポチりと購入することにした。
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アオノリュウゼツラン 開花中 次回は何十年後か?
2022-08-03 Wed 00:00
2208025.jpeg7月19日に紹介したアオノリュウゼツランを二週間振りにもう一度見てきた。下の方の花は散って、中間が咲いて、上の方はまだ蕾という感じなので、開花を見られるのは残り一週間といったところだろう。今回を見逃すと、次に見られるのは何十年先か誰にも分からない。
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丹田を知って三味線パワーアップ できたらいいな
2022-08-02 Tue 00:00
2207282.jpeg『丹田を作る!丹田を使う!』 吉田始史著 BABジャパン
                    2020年 1400円

古典芸能も丹田が重要だとずっと聞いてきた。ただ、丹田を唱えていてもなにも先へ進まないと思ったので、話のきっかけになるかと思い本書を読んでみた。丹田の何たるかがわかったとはとても言えないが、丹田のあるべき場所を意識できる程度のヒントは得られた様に思う。しかし、本書のタイトルにある、丹田を作るとか使うとかについての実践方法は書かれていないので、その点については消化不良のまま終わってしまった。
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