2022-07-31 Sun 00:00
![]() 跳ぶ教室で高橋源一郎の書評を聞いて読みたくなったのだったかな?品切れですぐには買えなかったので、なぜ読みたかったのか、購入の動機を忘れてしまっている。でも心配ない、読めば思い出すと思うし、思い出さなくても構わない。 その後、跳ぶ教室の文字起こしを見つけて読んで、購入の動機を思い出した。小説の内容よりも、九段理恵の小説に触れておきたかったということだったようだ。 →【飛ぶ教室】社会派YouTuber14歳の娘と母:高橋源一郎の解説 →太宰治『女学生』(青空文庫) |
2022-07-30 Sat 00:00
「みそ汁の置き方って東西で違うんだな…(再)」というツイートを見て思い出すことがあった。
そのリツイートにも書いたが、東京生まれの母の配膳は、左側にご飯茶碗、右側に汁椀だった。幼く不器用な自分は、箸を持つ右手で汁椀をしょっちゅうひっくり返していたため、あるときから母は左右を逆に置くことにして食卓を平和にした。それから幾年か経ち私が小五の頃の家庭科の試験で、汁椀の正しい位置は?の問いに自信満々に左側と答えてバツをもらったことがあった。母は、ちゃんと理由まで教えておくんだったと後々まで悔いていた。懐かしい思い出だ。現在、定食を注文した際などには、左側の奥に移動させることにしている。そこが不器用な自分が最もひっくり返し難い位置だと思うからだ。 |
2022-07-29 Fri 00:00
リンディ・ウェスト著『わたしの体に呪いをかけるな』については、
![]() →再挑戦も再断念(2022/3/5) と、なかなか読み進められないまま先延ばししている間に、世界はぐるんぐるんとまわるスピードを加速している感じがする。そして、もしかすると世界が陥っている病根には案外共通性があるのかもしれないという妄想まで湧いてくる。 ポーランドは2020年にほぼ全ての人工中絶を違憲にした。米国でも米最高裁、女性の人工中絶権を認めた1973年の判例を破棄(2022/6/24)した。 当然反対の声が巻き起こる。 中絶の権利規制、沈黙してきた男性たちに「声を上げて。全員の問題」。アスリートからも強い反発(2022/6/25) 米ルイジアナ州の判事、中絶禁止の州法に「待った」(2022/6/28) 中絶禁止の米フロリダ州法、裁判所が差し止め 他州に続き(2022/7/1) 10歳がレイプで妊娠、中絶禁止で他州へ…「でっちあげ」でなかった(2022/7/14) 国家権力が子宮を管理することに異常性を感じないとか、レイプのような犯罪による妊娠すら中絶を認めないとか、母体よりも胎児を優先するとか、これら国家ぐるみのカルト的狂信を正当化する論理的で納得可能な理由は存在するのだろうか。おまけに米国保守層に根強い妊娠中絶反対論は、カトリックの教義に基づいての反対論ではないのだという。保守層の妊娠中絶反対派を勢いづけ「ロー対ウェイド判決」を破棄させた背景に、旧統一教会や自民党政権が日本人から巻き上げた莫大な献金や税金がつぎ込まれたということはないのだろうか?想像するだけで背筋が凍る。さらに、米国の世論を分断して漁夫の利を得るのは誰?、、、と考えてしまう。 ジェンダーと宗教の問題については、津田大介ポリタスTVで4時間に渡って斉藤正美(富山大学)氏と山口智美(モンタナ州立大学)氏の話が聞ける。 →ポリタスTV:宗教右派と自民党の関係|ジェンダーと宗教(前編) →ポリタスTV:宗教右派と自民党の関係|ジェンダーと宗教(後編) ただし、現在は無料期間が終了して会員限定になっているので、同じ斉藤正美氏と山口智美氏の話は、以下の荻上チキSessionであれば誰でも聞くことができる。 →荻上チキSession:特集「日本の宗教右派とジェンダー」 ついでに、深澤真紀さん出演回のこれも面白い(24時間経過以降は会員限定)。 →ポリタスTV:2年半ぶりの対面講義と学生たち、学生運動と宗教右派と民族派、、、 ここに並べてきた項目はジェンダー問題のいくつかの側面にしか過ぎない。自分の身体は自分のもので自分に最大の決定権があるのは自明のことと思ってきたが、21世紀になったいまでも権力者から取り戻せていないどころか、ますます自分の手から引き剥がされる事例が増えている。 |
2022-07-28 Thu 00:00
____07年08年09年10年11年12年13年14年15年16年
すごい空 1夜 0夜 0夜 0夜 0夜 0夜 0夜 0夜 0夜 1夜 3等星級 4夜 5夜 1夜 3夜 2夜 4夜 1夜 2夜 3夜 1夜 1等星級11夜 5夜 4夜 7夜 7夜 7夜 3夜 0夜 6夜 6夜 ____17年18年19年20年21年22年 すごい空 0夜 0夜 0夜 0夜 0夜 0夜 3等星級 7夜 4夜 5夜 1夜 4夜 5夜 1等星級 4夜 6夜 1夜 6夜 1夜 4夜 |
2022-07-26 Tue 00:00
![]() 武藤盈・写真 須藤功・聞き書き 農山村漁村文化協会 2003年 6500円 先日、古山フウさんがツイッターで紹介していたのを読んで中を見たくなり、さっそく図書館に相互貸借を頼んでおいたのが届いた。 長野県富士見町や埼玉県秩父周辺の山村風景の中に暮らす人々の日常を写したアマチュア写真家の作品集だ。町育ちの自分には、懐かしい原風景とは言えないが、自分が生まれた時代の日本にはこんな風景が広がっていて、この風景の中で育った同世代がいるってことを思うと夢物語の中にいるような気がしてしまう。そしてなんといっても、みんないい顔しているのが羨ましい。 |
2022-07-25 Mon 00:00
![]() 西日本出版社 2022年 1500円 福島原発配管工の独り語りで展開される朗読劇。茨城弁とも近くて親しみを感じる福島弁だが、子ども時代にいわきで疎開をした中村敦夫の経験が生かされている。原発問題の歴史、3.11事故、原発の現在と将来が語られ、この104分に耳を傾ければ原発問題の総復習ができ、終わったことにされちったらたまったもんじゃねぇという気持ちにさせられる。 →中村敦夫「線量計が鳴る」紹介ムービー(公式) |
2022-07-21 Thu 00:00
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2022-07-20 Wed 00:00
![]() オンライン配信 9月3日(土)10時〜配信開始 現地見学ツアー 9月4日(日)8月22日予約開始(完全予約) 詳細は以下のKEKのサイトに掲載されている。 →KEK一般公開 2022 |
2022-07-19 Tue 00:00
![]() →茨城新聞:珍植物・アオノリュウゼツラン 50年超かけ開花 →[追記]21年9月のGoogle Street View 確かに腰の高さほどしかなかったのがわかる。 ![]() 自宅近くまで戻ったところで、車の前を野うさぎが横切っていった。 |
2022-07-18 Mon 00:00
![]() 行きつ戻りつしながら何度も『荘園』を読んではみたが、少し時間が経つとすっかり白紙に戻ってしまった気がする。本書は、武士との関わりの視点からの内容なので理解が深まるかなという淡い望みを抱いて読んでみたい(将来への希望)。 国立歴史民俗博物館の春の企画展示『中世武士団』の図録と一緒に読むのが良さそうだ。 |
2022-07-17 Sun 00:00
![]() 2021年 1600円 先日、ビデオニュースドットコムで「日本の凋落を止めるためにやらなければならないこと」を見て、ゲストの金融教育家田内学氏の話がとても分かりやすくおもしろかったので、著書を購入。日本や世界の経済を語る人は山の様にいるが、こういう視点での話は初めて聞いた様な気がする。章のタイトルが興味深いわけではないのだがいくつか挙げておくと、 なぜ、紙幣をコピーしてはいけないのか 預金が多い国がお金持ちとは言えないのはなぜか? 経済が成長しないと生活は苦しくなるのか? 貿易黒字でも、生活が豊かにならないのはなぜか? お金を印刷し過ぎるから、モノの価格が上がるのだろうか? なぜ、大量に借金しても潰れない国があるのか? 未来のために、お金を増やす意味はあるのか? など。 老後資金2000万円問題は2000万円持っていても解決しない理由は、本書の全体と結論に通ずるシンプルなものだった。経済の本質を理解するのにたいへん読みやすい本だと感じた。 動画は、ダイジェスト版(10分)ならば誰でも視聴できる。 →「日本の凋落を止めるためにやらなければならないこと」 |
2022-07-16 Sat 00:00
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2022-07-15 Fri 00:00
この先10日間ほどは梅雨みたいな夏だと思っておくしかないな。
![]() 6月6日ころ梅雨入りと言い、6月27日には梅雨明けだと言っていた。天気予報を見る限りでは、夏は一週間だけで、再び梅雨に戻っているように見える。 ![]() しかし、停滞前線が居座ってもいないので、やはり梅雨ではないのだろう。 ![]() |
2022-07-14 Thu 00:00
![]() この絵とは関係ないことだが、2008年の記事には切れたリンクが多く、14年の時間を感じざるを得ない。 →太田聴雨画『星を見る女性』(2008/11/10) →太田聴雨『星を見る女性』 追加情報(2008/11/25) |
2022-07-13 Wed 00:00
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2022-07-12 Tue 00:00
数週間先までの天気予報を見ていると梅雨っぽく見えるのだが、その日になってみると雨らしい雨は降らず、結局30度くらいの晴れ日に変わってしまう、蜃気楼の様な天気予報だ。7月に入ってからはずっとそんな感じだ。
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2022-07-11 Mon 00:00
![]() ![]() ![]() 過去の大竹海岸のはまゆり →遅くなったけど、鉾田の海岸のはまゆりを見てきたよ 2016/07/06 →今年も鉾田の海岸へはまゆりを見に行ってきた 2017/07/13 ![]() →茨城新聞:ヤマユリ鈴なり 100個以上のつぼみ |
2022-07-10 Sun 00:00
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2022-07-09 Sat 00:00
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2022-07-07 Thu 00:00
![]() 『鎌倉殿の13人』は半分が終了したところで頼朝が死んだ。これまで以上に御家人間がザワつき始めたようだ。ここまでいいお父ちゃんキャラだった時政もそのままいけるわけではなさそうだ。 ここふた月ほど原稿書きのため史料集に目を通すことはあっても、本を読む時間がほとんど無かった。その間に、一旦は低くなりかけていた積読の山が再び高さを増してしまった。そこへ予約しておいた本書が届いた。山本みなみ氏の『史伝 北条政子』が届いた時は、積読山を飛び越えて読んでしまったが、山本氏の師匠による本書も同様になった。 序章で研究史の紹介がされる。これまで耳にしてきた歴史解釈がいつ頃誰によって提示されたものなのかを知るのは、ここから先の理解に大変役に立つ。いま、地元の数十の城館それぞれについて短い解説文を書こうとしているが、ただでさえ史料が少なく、通史として参考にしたい自治体史も、根拠となる史料を示して記述しているもは数が少なく、出典がないということは噂レベルの話とほとんど変わらないことになってしまう。というわけで、研究史や出典の重要さを感じることの多い中で本書を読み始めたので、こうあるべきだよなと思った次第。本書全般、記述が細部に亘りそれでいて広範囲なので、さらっと読める本ではないが、鎌倉幕府成立時期の世情がかっちりと知ることができそうだ。 |
2022-07-06 Wed 00:00
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2022-07-04 Mon 00:00
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2022-07-03 Sun 00:00
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2022-07-02 Sat 00:00
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