2022-04-30 Sat 00:00
![]() 『源範頼』 菱沼一憲編著 戎光祥出版 2015年 6500円 凡将のイメージの源範頼だが、なかなかの人物、司令官だと見直してしまった。これだけ差が激しいのは、『平家物語』や『義経記』などによる歪曲が凄まじいということなのだろう。物語は物語として楽しめばいいが、名誉回復できるならばそれに越したことはない。 →[歴史探偵] 義経よりスゴイかも!?源範頼ってどんなヒト?| NHK この放送には源範頼役の迫田孝也もせっかく出ているのに、範頼の功績についてはわずかに触れられただけだったのは残念だが、今後範頼特集番組が組まれる伏線だとしたら嬉しい。『鎌倉殿の13人』をきっかけにして今後一般歴史ファンの認識も新たになっていくことを期待したい。 |
2022-04-29 Fri 00:00
NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では一ノ谷の戦いが終わった。ネットでも、馬で急坂を降りられるのかということが話題になっている。かつて陸軍騎兵として大陸での戦闘に参加した私の馬術の師匠が、貨車の前で膠着した馬を肩車して載せたことがあると言っていたので、馬を背負った畠山重忠のエピソードはまんざら嘘ではないと思っている。そして以下の動画を見て、調教の成果とは言え、馬の勇敢さと騎手の巧さは並大抵ではないにしろ、人馬にはこれだけの身体能力があることを知れば、鵯越の逆落としについても作り話ではないと納得できる。
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2022-04-28 Thu 00:00
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2022-04-26 Tue 00:00
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2022-04-25 Mon 00:00
![]() 「八条院暲子」「西御方の語る」「修明門院重子」の小説3本立て構成(後の2本は後鳥羽上皇の妃の物語)の内から「八条院暲子」を読んでみた。崇徳院の失脚から平氏滅亡の時代が八条院暲子の語りで描かれる。ただ、NHK大河『平清盛』第45回「以仁王の令旨」での八条院の積極的な介入ドラマを見てしまうと、王朝風景物語だけでは物足りない印象の感がある。またそれらとは別に、八条院についての研究レベルの話となると永井晋著『八条院の世界』になるのだろう。いろいろな八条院暲子を楽しめるようになったという点では時代は進んでいるのだなという前向きの感想を持てたことは確かだ。 |
2022-04-24 Sun 00:00
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2022-04-23 Sat 00:00
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2022-04-22 Fri 00:00
・観測史上最大、直径130kmの彗星核
土星や木星の引力で軌道が大きく変えられるという期待はないのが残念。 |
2022-04-21 Thu 00:00
![]() 夏日の足利から帰ってきたらまた寒い日が続くようになって、おまけに雨季の真っ最中の感じがする。昔作った雨季グラフだと菜種梅雨が後ろに長引いているということになるのだろうか。南の沿岸の停滞前線も消えたと思うとすぐに現れる。 ![]() |
2022-04-20 Wed 00:00
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2022-04-19 Tue 00:00
![]() 『100日くらいで理解できる憲法入門』 ぼうごなつこ他著者多数 オクムタ書店 2021年 1600円 1条毎にぼうごなつこさんの4コマ漫画とともに1頁にまとめられている。1日1条ずつ読むと100日くらいで読めるということのようだ。しかし、読み始めたらおそらくそんなにゆっくり読んでいられないと思う。 |
2022-04-18 Mon 00:00
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2022-04-17 Sun 00:00
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2022-04-16 Sat 00:00
今年は年明けから全国的に『鎌倉殿の13人』関連の展示会が目白押しで、茨城近県でも以下のような企画が並んだ。栃木県立博物館以外は少なくとも一回は行ってきた。まだまだ開催中なのでご興味あればお早めに。
![]() テーマ展「鎌倉殿 源頼朝の義兄弟 足利氏の軌跡」 1月15日(土)〜2月13日(日) 【終了】 ![]() 特別展「常州江戸崎不動院」 2月18日(金)〜3月28日(日) → 特別展「常刕江戸崎不動院」の見どころ! *まんぼうの影響で会期延長されているはず。 問合せは、0299-79-3211へ。 ![]() 企画展示「中世武士団―地域に生きた武家の領主―」 3月15日(火)〜5月8日(日) ![]() 特別展「八田知家と名門常陸小田氏」 3月19日(土)〜5月8日(日) ![]() 企画展「上杉憲実と足利学校」 4月2日(土)〜5月29日(日) |
2022-04-15 Fri 00:00
![]() 今回足利の街を歩いていると、商店のウィンドウ至る所に交通安全標語の書かれた戦国武将ポスターが貼られていた。足利市は㈱コーエーテクモホールディングスと包括連携協定を結んでいて、公募の標語と武将を組み合わせた交通安全ポスターを作って市内に掲示していることが地域情報誌に書かれていた。 [ポスター画像は『渡瀬通信 2022年4月号』より] ![]() |
2022-04-13 Wed 00:00
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2022-04-12 Tue 00:00
企画展『上杉憲実と足利学校』が足利学校遺蹟図書館(史跡足利学校内)で開催されている。ここは、月に一回程度水曜日休館になるだけなので遠方ではあるが見逃す心配が小さくてありがたい施設だ。企画展のタイトルにもなっている足利学校中興の祖・上杉憲実様の精神がいまだに受け継がれているのだと思いたい。
今回の展示会へ行く前に絶好の参考資料が2つある。 ![]() 『戦国の図書館』 新藤透著 東京堂出版 2020年 2500円 第2編はまるまる戦国最大の図書館・足利学校について書かれている。明治5年の学制発布で廃校になるまで存続した足利学校の歴史を感じることができる。 もう一つが、 NHK 私の日本語辞典での新藤透氏のお話5回放送のうちの第3回目。らじる★らじるでの聞き逃しは消えてしまっているが、以下のYouTubeで聞くことができる。 NHK 私の日本語辞典:戦国時代の図書館 第 3 回 足利学校(1/2) NHK 私の日本語辞典:戦国時代の図書館 第 3 回 足利学校(2/2) さあ、これらで予習したら、足利へ行くべし。 |
2022-04-11 Mon 00:00
![]() 25年前と言うと、職を得て田舎に家を持った直後だったおかげで、まだ天文復帰する前ではあったが、この世紀の大彗星を半年に渡って楽しむことができた。 |
2022-04-10 Sun 00:00
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2022-04-09 Sat 00:00
今夜の観測:α Ori0.7等。この時期は、時刻早ければα Ori、遅ければβ Lyr、中間ならばR CrBが見やすそうだ。
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2022-04-08 Fri 00:00
![]() 発見された天体「HD1」はこれまで見つかっている中では最遠の135億光年かなたにあるという。そこはビッグバン後たった3億年の宇宙で、宇宙の膨張によって波長がびろろ〜んと1.7マイクロメートルよりも伸びているとのこと。ただし、画像の赤い色は擬似カラー。[写真は東京大学宇宙線研究所ホームページより(クレジット: Harikane et al.)]。 |
2022-04-07 Thu 00:00
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2022-04-06 Wed 00:00
____07年08年09年10年11年12年13年14年15年16年
すごい空 0夜 0夜 0夜 0夜 0夜 0夜 0夜 0夜 0夜 0夜 3等星級13夜 6夜 8夜 5夜 9夜12夜11夜12夜11夜 8夜 1等星級 0夜14夜 9夜 7夜 9夜 2夜 3夜 4夜 2夜 2夜 ____17年18年19年20年21年22年 すごい空 0夜 0夜 0夜 0夜 0夜 0夜 3等星級11夜13夜11夜10夜 7夜 6夜 1等星級 2夜 3夜 2夜 3夜 7夜 3夜 |
2022-04-05 Tue 00:00
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2022-04-04 Mon 00:00
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2022-04-03 Sun 00:00
![]() 『虚構新聞』がエイプリルフールの日に、偽文書「椿井文書」について詳しい馬部隆弘さんのロングインタビューを掲載していた。虚構x虚構=事実という『虚構新聞』ならではのユーモアで、少なくともこのインタビュー内容は偽文書ではなさそうだ。 馬部隆弘さんの著書『椿井文書』については以前紹介したことがある。 →あれも偽文書なのか?(21年6月19日) |
2022-04-02 Sat 00:00
![]() これは、KEKBをSuperKEKBへ生まれ変わらせたみたいなプロジェクトかと思ったが、あそこまで大規模な作り変えではなく、高性能で多様性のある観測装置を追加するようだ。超高価な財産なので、世界の第一線で活躍できる能力を維持してもらいたい。 |
2022-04-01 Fri 00:00
★12日 しし座η星の食。東京で18時30分→19時47分。
★15日 おとめ座γ星の食。東京で23時29分→24時41分。 ★下旬 夜明け前の東の空に、金星、火星、木星、土星。 ★下旬 夕方の西の低空で、水星がプレアデス星団に近づく。 ★23日 4月こと座流星群極大。 ★29日 水星が東方最大離角。 ★30日 はくちょう座χが極大。 |
| 霞ヶ浦天体観測隊 |
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