2021-10-26 Tue 00:00
![]() →ズバリ!荘園を学ぶ →荘園 みんな苦手なのかもしれない 第四章が院政時代、第五章が承久の乱による武家政権確立まで、第六章から第九章そして終章と、鎌倉時代以降になる。武家政権が確立して土地支配がさらに重層的になってますます掴みどころを失っていく。ただ、時々の時代の気温及び雨量の変化と社会の動きを連動させて説明している部分は斬新に感じた。なんとか最後まで読んだが、読み終わった達成感には程遠い。何の論文誌だったか歴史系出版社の広告ページの書名を眺めながら、どれも荘園を踏まえた上でないと本当の理解へ辿り着けない様に思えてしまうし、参加した研究会の発表を聴きながらも荘園とか土地制度・土地支配構造を基礎知識として持っているかいないかで理解の深さが全然違う様に感じた。そのうち改めて読まなくてはならないというのが読後感。 |
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