2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
台風16号の前髪が掛かる
2021-09-30 Thu 00:00
2109292.jpg台風16号の北端の雲が掛かってきたようで、今夜は早くも皆曇。[画像は、気象庁の気象衛星ひまわり画像のページより]
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予防接種トレイン
2021-09-29 Wed 00:00
2109281.jpeg今年は春以降、次々と65歳を感じさせられるものが届くようになった。最も精神衛生上よろしくないのが介護保険被保険者証だったが、肺炎球菌予防接種、新型コロナワクチン接種(高齢者枠)と来て、今度はインフルエンザ予防接種の知らせが届いた。これまでの人生で受けた予防接種は、幼児時代のBCGと疱瘡、背水の陣だった一浪時のインフル、仕事中に汚染された細い針状の物が指を貫通した際の破傷風くらいなので、今年はもうお腹いっぱいと言う感じだ。
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ズバリ!荘園を学ぶ
2021-09-28 Tue 00:00
2109201.jpeg『荘園』 伊藤俊一著 中公新書 2021年 900円

 帯に「中世史の核心に迫る 荘園を知らずして日本の中世はわからない」とある。おそらくその通りなのだと思う。中世は、王権、貴族、寺社、武士の権力争いの歴史と言えるが、なんのために争ったのかと言えば、土地の奪い合いだったとなる。その土地の多くは元々は荘園だったと思う。
 まずは律令制度における土地政策だが、大宝律令制定からまもなく始まる制度の見直しとその崩壊過程の中で、様々なパッチワークがされていくる。その大きな部分が土地制度であり、やがて荘園の誕生へとつながる。摂関政治のなかで律令の土地制度はますます形骸化して荘園制度が発展するが、それはもはや複雑怪奇としか言いようのないもので、とにかく何度も読み返さないと着いて行かれないややこしさだ。一章読んだらもう一度一章を読んで二章へ進む、二章まで読んだらもう一度一章二章を読んで三章へ進む、三章まで読んだらもう一度一章二章三章を読んで四章へ進む、、、と言う感じなので、九章まで行き着くのさぞや大変だろうなと、読み始めた今は思っている。

[追記]その後、第三章まで読んだところで別の本を読み始めてそちらに嵌ってしまい本書は一時中断している。その間に、刊行から1週間ほどで重版になっていることをTwitterで知った。やはりみなさんよくわからないから買うのかな?って自分と同じように考えるなって?
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SSDの温度
2021-09-27 Mon 00:00
2109091.jpeg職場と自宅の間でデータを持ち運びするのに1TBのポータブル・ハードディスク(HDD)を持ち歩いているが、近頃SSDの価格もこなれてきたので、試しにSanDiskの1TB読出最大1050MB/秒のを買ってみた。同じ容量でもHDDに比べて小さいし軽いし読み出し書き込みも速くてほぼ満足と言える。
2109092.jpgほぼというのは、ちょっと気になる点としては、本体温度の上昇があるからだ。これはかなり熱くなる。そこで、非接触温度計で表面温度の変化を測ってみたのが右の表とグラフ。大量データの読み書きは行っていないのでテストとしては軟弱だが、一応43℃を越えない範囲で動作している。後は、寿命がどのくらい保つものなのか、これは当たり外れもあるので使ってみなくてはわからないだろう。しばらくは恐る恐るのお試し使用をする予定だ。
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武士はまず射芸の職能者だった
2021-09-26 Sun 00:00
2109191.jpeg『源平合戦の虚像を剥ぐ』 川合康著 講談社学術文庫
                  2010年 1110円

 源平合戦の時代というのは、全国的に内乱が勃発したために射芸の職能者という武士の理想・本領を備えない戦闘員が大量動員され、武士の品質低下の時期だったらしい。頼朝が弓馬の道、特に馳射(はせゆみ)の芸を奨励したのは、東国の技量をアピールするためではなく、衰退を食い止めるための復古的な政策だったということだ。
 本書を読むきっかけは射芸ではなく『平家物語』に登場する「城郭」の実態を確認することだった。城・城郭というとちょっと前までは天守閣のことだと思われていたが、近年の城郭ブームのおかげで土塁や堀で区画された防御施設という認識がかなり一般にも認知されるようになった。しかし、そこまで分かっていても、本書が解明する『平家物語』に登場する城郭の姿は相当奇異に感じられることと思う。どの様なものかというと、道を塞ぐ様に堀を掘って、掻楯(かいだて)を並べて、逆茂木(さかもぎ)を並べる、これこそが「城郭」だという。郭と聞いて頭に浮かぶ取り囲まれた形状のものではなかったらしい。実は、霞ヶ浦南岸の稲敷台地上には、街道を塞ぐ堀と土塁が随所に構築されていた。多くは戦後隠滅したが、いくつかはまだ旧状を止めている。掻楯の代わりに恒久的な土塁にしている違いはあっても、この堀切・土塁で防御するという戦法はどの時代のものなのだろうか。源平合戦時代以降の主な支配者を並べて、志田氏か、小田氏か、鎌倉北条氏か、山内上杉氏か、土岐原(土岐)氏か、小田原北条氏か、蘆名氏かと考えてみる。で、この中の誰かが『平家物語』から学んでいたのだろうか。
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土浦・つくば地域にはすごいまんが作家がいる
2021-09-25 Sat 00:00
2109231.jpg『LUMBAR ROLL 04』 ランバーロール編集部
          タバブックス 2021年 1500円

 一年前、行きつけのカフェで手に取った、漫画と文学のリトルプレス『LUMBAR ROLL 03』に知り合いの名前を見つけた。演劇などのポスター作家、映像作家としては知っていた古山フウさんが『moon drive』というまんがを描いていて、これがまんが第一作とは恐れ入りましたという完成度の高い作品なので驚いてしまった。
 それから1年、今年も『LUMBAR ROLL 04』にフウさんの第3作目が載るというのを知って(第2作『おじさんの塀』はコミックビーム2020年10月号別冊に掲題)すぐさま予約したのは当然だが、今号には山本美希さんの短編も入っていると言うことで期待はいや増しに高まるばかり。で、実際に届いて読んでみて、期待は裏切られなかったどころか、土浦・つくば地域にはものすごい作家がいるものだと、このお二人はこれから独自の時代を作っていくまんが家に間違いないと、確信の太鼓判をドーン!と押したのだった。

 →タバブックス net store
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いよいよ暗黒エネルギーの尻尾を掴んだのだろうか
2021-09-24 Fri 00:00
・星が好きな人の新着情報:もしかすると「暗黒エネルギー」が発見されたかもしれない
 昨年の6月、仮説上の素粒子アクシオンがいよいよ観測の対象になり始めたという楽しみなニュースとして紹介した件(→2020-06-22)の続報。いよいよ尻尾を掴んだのだろうか。
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トンズラこいても映画は続く
2021-09-23 Thu 00:00
2109212.png天気の良い休日だったのでお城歩きもしたかったのだが、この時期なのでつくばのシネプレックスへ行って『パンケーキを毒味する』を見てきた。ガースーがすでにケツまくってトンズラこいてしまったので、興行としては肩透かしを食った感じかもしれないが、そのタイミングを別にすれば映画は面白く作ってある。恣意的に切り取られ編集されたニュース番組で見る国会中継ではなく、最近はネットでの中継をチャット込みで見るのが、みんなで見ている感があって楽しく見られる。映画にしろネットにしろ、政治は大勢で見るのが良いのだと思う。[画像は公式ページの表紙より]

 →映画『パンケーキを毒味する』公式ページ
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中秋の名月をポンコツカメラで
2021-09-22 Wed 00:00
2109211.jpeg中秋の名月。2014年9月以来使ってきたCanon S120のダイヤルがバカになってきたみたいで細かな露出調整ができない。これも買い替えどきのようだ。
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分かち難く見えてきた城と信仰
2021-09-21 Tue 00:00
近頃、城郭・郷土史方面のブログは開店休業状態なのだが、未更新の表示を出さない為だけに1ヶ月以内に1記事をアップしている状態。そういう当ブログもネタ探しに窮することがあり、読者は重ならないだろうと考えてしばしば同じネタの使い回しをしている。今回もその一つ。

2109111.jpeg『城と聖地ー信仰の場の政治性』 中世学研究会編
            高志書院 2020年 3000円

ここ何年かの間に、地元の城郭を見ていく際にも宗教的な視点抜きには先へ進めないことを強く感じさせられる機会が増えている。規模の違いや濃い薄いはあるにしても、城には何かしら宗教や信仰との関係が漂っていて、本書で各研究者が取り上げている規模のものではないが、身の回りの城館を歩いて気づく小さな痕跡もなかなか疎かにできないことを感じる。元々からある宗教的な基盤を吸収する形で城郭が発展していったのか、城郭が後に宗教的な求心性を帯びていったのかなど、本書を参考に地元の城郭と信仰・宗教・聖地についてのヒントを探してみたいと思う。本書の著者の一人である齋藤慎一氏は2006年刊行の『中世武士の城』の中ですでに寺院との関係を詳しく述べられていた。15年前に読んだ当時はわかりにくいと感じたのだが、いま読み返せばスックリ理解できそうな気がする。
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今夕の月
2021-09-20 Mon 00:00
2109192.jpgタイマー2秒にしても手持ちではこれが限界。
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講習だけでいいのかな
2021-09-19 Sun 00:00
茨城県警の「高齢者講習等」のページを見ると、運転免許証の更新期間の満了する日における年齢が70歳以上で免許証の更新をする人は、更新手続きの前に、高齢者講習、特定任意高齢者講習(簡易)、特定任意高齢者講習(シニア)のいずれかの講習を受講していなければ運転免許証の更新はできないと書かれている。75歳以上の人は、上記いずれかの講習の他に、認知機能検査(記憶力・判断力の検査、検査時間30分、手数料750円)を受けなければならないということだ。

2109151_20210918232232324.jpeg自分の場合は来年ゴールドのまま更新できれば6年後に高齢者講習を受けることになるのだが、最近その70歳の講習を受けて来たという知人の話を聞いた。実車運転では、止まったつもりが一時停止しなかったと言われ、S字コースで前が見えないと言ったら見えない道をどう走るかだと言われ、走ったら脱輪、ウィンカー出すのも忘れて右折したら逆走しているよと言われたそうだ。普段自分の車しか乗らないからと言い訳して来たらしい。そのご自分の車もスーパーの駐車場の柱にぶつけて左後ろ角をぼっこり凹ませているので言い訳にもなっていないのだが。これは試験ではなく講習なのでこんな運転でも免許更新はゴールドのまま。このレベルのドライバーが街を相当数走っていることを講習担当の教官はよ〜くご存知なのだな。

 →茨城県警:高齢者講習等
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はぐらかす大人に「問いに答えよ」と迫る本。
2021-09-18 Sat 00:00
2109113.jpg『「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。』
       小川たまか著 タバブックス 2018年 1600円

 自分の視線もそういう側の人を「ほとんどない」ことにしていないだろうかという自問のために読もうと思って買ったのだが、帯に武田砂鉄の「はぐらかす大人に「問いに答えよ」と迫る本。賛同する。そして、便乗する。問いに答えよ。」という言葉が書かれていた。やはり、そういう本だったんだと分かったっところで読み始めてまもなくドキッとし、チクチクとする部分に遭遇。後ろめたい気分を感じずに読み終えられるか否か、この本はある意味踏み絵だな。
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KEK公開講座2021 10月もオンライン開催
2021-09-17 Fri 00:00
高エネルギー加速器研究機構(KEK)から、来月オンラインで開催されるKEK公開講座2021の第3回と第4回の申し込みのお知らせメールが来た。コロナは災厄だが、その中でオンライン講演会が増えて、それまでは絶対に参加不可能だった自分にも機会が巡って来たのはありがたいことだ。感染の危険が低くなった暁にも、ハイブリッド開催を希望したい。

 →KEK公開講座2021(第3回/第4回)オンライン開催のお知らせ
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コントラストある政局の話
2021-09-16 Thu 00:00
自民党内派閥争いの政局を語るのであれば、このくらい明瞭に分析してくれると聞く気がする。

・2021年9月8日 宮台真司 大竹まこと ゴールデンラジオ!「大竹メインディッシュ」

・2021-09-14 青木理:月イチ宮台「議会で議論しない日本のコロナ対策」
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緊急終了時のためのメモ
2021-09-15 Wed 00:00
ど寒さんが「終活ノート」を作っているという記事(→ど寒ブログ part2:探し物は何ですか?)を書いていたので、そこにコメントさせてもらった。これまでだって、コロッと死んでしまう可能性はいくらでもあったが、新型コロナ感染やワクチン副反応などのリスクが身近に迫り、ますます死の接近がリアルに感じられる様になって来た。ど寒さんが作っている様なしっかりしたノートではなくても、元気な時になにか書いておいた方が自分と周囲の為になるだろう。今回、ワクチン接種に臨むにあたり、通帳とハンコの対応表とか、パスワードの暗号解読法とか、定期購読課金の解約先などを書いたメモを作っておいたが、職場のトイレ掃除もしておいた。人間こんなときに思いつくことは限られているようだ。
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「量子時間結晶」実現不可能の前に理解不可能
2021-09-14 Tue 00:00
・「量子時間結晶」が実現不可能であることを証明した論文の受賞
 時間結晶、時間並進対称性の破れ、平衡状態の量子時間結晶は不可能、、、まったくわからないがエキサイティング。
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米を積んだ軽トラがコンバインを積んだトラックが走る走る
2021-09-13 Mon 00:00
1808261.jpg霞ケ浦南岸の道路を東へ走っていると、あちこちの田んぼでコンバインが刈り取りをしている。対向車線を農協倉庫へ向かって刈った米を積んだ軽トラが次々走って来る。刈り取りを終えたコンバインを積んだトラックも次々走って来る。1週間前の週末が雨だったので今週が刈り取りラッシュなのか。
[運転中のため写真を撮れなかったので数年前の刈り取り前の写真]
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8月の晴天日数
2021-09-12 Sun 00:00
8月の晴天日数
____07年08年09年10年11年12年13年14年15年16年
すごい空 1夜 1夜 0夜 6夜 0夜 2夜 0夜 0夜 0夜 0夜
3等星級11夜 3夜 5夜 1夜 5夜 9夜 9夜 4夜 2夜 6夜
1等星級 7夜 5夜 9夜14夜10夜13夜 9夜 5夜 5夜 3夜
____17年18年19年20年21年
すごい空 0夜 0夜 0夜 0夜 0夜
3等星級 2夜 4夜 4夜 3夜 7夜
1等星級 3夜14夜11夜22夜 7夜
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数ヶ月分の三味線集中練習
2021-09-11 Sat 00:00
今年の夏休みは遠出できなかった代わりに映画三昧だったと書いたが、もう一つ三味線を毎日練習できたおかげで数ヶ月分の練習時間を数日で達成できた。やはり毎日弾くことで少し進歩することを久しぶりに体感できた。1908011.jpg2年前に感じた右手首の腱鞘炎的な違和感(→あれれ、腱鞘炎?)はどうなったのかというと、最近は練習をサボりがちのおかげというべきなのか悪化はしてない。弾いているうちに違和感を感じたら、屈伸とマッサージと休憩を入れることで一過性にコントロールできていると思っている。硬めの撥を使ってヤットン節を弾かないようにしたことも良かったかもしれない。
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夏休み遠征は諦めて 代わりに土浦で三浦春馬三昧
2021-09-10 Fri 00:00
緊急事態宣言が長引く中では泊まりがけの遠征はし難いので、宿をキャンセルし遠出は諦めた。具合よくというのもおかしいが、休みの期間は連日の雨天予報だったため毎日土浦へ映画を見に行くことにした。土浦セントラルシネマズは当地に唯一残る映画館で、アニメ『この世界の片隅に』を1035日のロングランをやるなどユニークな館だ。現在はその完全版『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』を上映している。おそらくこれもロングランへ突入することだろう。

2109041.jpg1年前に早世した三浦春馬の出身地が土浦真鍋、この館とも縁があったということで、1月からは初主演映画『森の学校』、遺作『天外者(てんがらもん)』のロングランに加えて『東京公園』の上映が行われている。映画上映前に挨拶された寺内龍地館長は「今後もここへ来ていただければいつでも三浦春馬さんに会っていただけます」と言われていた。映画鑑賞の他、隣にはメモリアルブースが開設されていて、過去の鑑賞券があればいつでも入場できるそうだ。
 →春馬さんにいつでも会える!出演作を上映し続ける地元・茨城の映画館

『森の学校』は霊長類学者の河合雅雄の物語。著書『少年動物誌』が原作。初主演の三浦春馬12歳。
2109061.jpeg『東京公園』は、様々な愛の形が淡々とした物語の中で展開する。榮倉奈々がかわいかったという印象。三浦春馬21歳。
『天外者』は薩摩出身で大阪経済界の基礎を作った五代友厚の物語。三浦春馬28歳(公開は死後)。五代友厚(→大阪商工会議所:五代友厚)は、我が母校の前身となる大阪商業講習所の創設者でもあるが、そんな五代の考えとは相入れないと思われる現大阪府知事と現大阪市長の名前がエンドロールに出てきて、せっかくの映画に水を差された思いで会場を後にした。
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430年前の稲敷はカブールだったかもしれない
2021-09-09 Thu 00:00
2109071.jpeg・荻上チキsession:特集「アフガン取材報告~自衛隊機で退避した安井浩美さんに聞く」
 自衛隊機でカブールからイスラマバードへ脱出した唯一の日本人ジャーナリスト安井浩美さんへのインタビュー。タリバーンが迫ってきたらしいと知ってから風の如く首都を制圧していった数日間のことが冷静に語られている。430年前、豊臣別働隊の浅野長吉軍が事前に禁制を撒きながらわずかひと月余りで上総、下総、常陸国南部を席巻した、天正18年の稲敷地域もそんな感じだったのではなかったろうかと、リアリティを感じながらその報告を聞いた。
[図は、『横浜市歴史博物館 特別展「秀吉襲来」図録(1999年)より』]
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サーバー障害は困ります
2021-09-08 Wed 00:00
・ASAHI-NET:障害情報
 ここのところ頻発だな。
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9月の変光星
2021-09-07 Tue 00:00
今夜の観測:β Lyr3.3等。ただいま光度曲線の表示に不具合がある様だ。
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1本より下は何本?
2021-09-06 Mon 00:00
2108301.jpg三味線はオープンチューニングなので自分の歌い易い高さに合わせれば良いのだが、練習曲の楽譜などは基本的には4本で書かれることが多い。本調子ならば低い方から、
 4本 C、F、C
である。演奏だけであればこれで良いのだが、歌を付けるとなると近頃は高い声を出すのが苦しくなった。無理して歌うと喉を痛めるので時節柄よろしくない。それで、最近は、3本とか1本で練習してきた。三線も同じように下げたのだが、糸のテンションが下がり過ぎると弾きにくいため3本相当のB、E、Bが限界だった。
 3本 B、E、B
 1本 A、D、A
1本に下げても、曲の途中でオクターブ下げまたオクターブ上げるといったかっこの良くない歌い方をせざるを得ない場合も多い。今年の課題曲はそんな歌い方で練習してきたのでなんだかやる気が上がってこなかった。

今日は、ダメ元でもう2本分下げてみた。
    G、C、G
これは高い方では11本という超高音の調弦になるが、1本よりも低い側では何本と呼べば良いのだろうか。マイナス2本だろうか?
呼び方はともかく、この調弦で歌ってみたところ、課題曲だけでなく、これまで苦しかった「磯節」「黒田節」「武田節」なども歌えるではないか!再び練習する気が出てきそうだ。
後日、件の調弦は「下の11本」と呼ばれることを教えてもらった。
別窓 | 自発的対称性の破れバンド(SSBB) | コメント:0
スマホでくずし字読み取り
2021-09-05 Sun 00:00
2109022.jpg・みを(miwo) - AIくずし字認識アプリ
 古文書のくずし字解読はやってもやっても忘れていく。それも同じ字を忘れる。学生時代の英単語もそうだったので老人性の健忘だけでもないだろう。いや、若い頃から健忘だったともいえるか。しかし、忘れる暇がないくらい毎日読み続ければ身に付くのだろうが、分かっていてもなかなかできないのが人の性。

 国内には整理を待っている古文書が想像を絶するほどあると言われるが、読む能力のある人は限られているし、そのいう人も古文書を読んでばかりしてもいられない。OCR技術も進んできたので当然機械読み取りに期待がいく。これまでにも以下の様な記事を紹介したことがある。
 →くずし字を読み取るOCRの一方で(2015/07/17)
 →古文書解読スピードアップ?(2016/04/05)
 →「くずし字」認識技術の国際コンペ(2019/07/16)
 →自動翻刻までは間も無くかもしれない(2019/12/11)

 最近、ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター(Center for Open Data in the Humanities / CODH)が、「みを(miwo) - AIくずし字認識アプリ」を公開していた。使用は無料なのでさっそく使ってみた。感想としては、きれいなくずし字はけっこう読めるのだが、地元の村方文書の名主さんの文字はどうも個性的過ぎるらしくほとんど読めていない印象だ。AIの学習能力を活性化する方法はまだ確認していないが、それができる様になれば、教え込ませることでその地域や個人の文字認識能力を高めることができるのではないだろうか。

 読む能力のある人というのは、文字認識能力+内容に関する歴史・文化・人間関係などの広大な知識を身につけている人ということで、AIアプリがそこまで到達するのはあとどのくらいの時間が必要なのだろうか。
別窓 | 城郭・郷土史 | コメント:2
曇り空を撮りに行ったら雨だった
2021-09-04 Sat 00:00
2109031.jpegまだまだこの先十日ほど雨または曇りが続くらしい。
別窓 | 雨天曇天月夜日記 | コメント:0
三味線糸製造の動画
2021-09-03 Fri 00:00
2109021.jpg・楽器糸 丸三ハシモト
 箏や三味線の絹糸メーカーのPV。今もこうした手作業で作る糸もあるのかとびっくり。かと言って使い切れないほど高価なわけでもなくて、絹糸の抑え心地が好きな自分としては妥当な値段に感じている。細い三の糸はしっかり練習するとある程度の頻度で切れるし、二の糸は切れないまでもボサボサが目立ってきたら交換時期。動画を見ながら、練習→交換で買っていきたいものだと改めてやる気が出る。
[写真は動画のワンシーン]
別窓 | 自発的対称性の破れバンド(SSBB) | コメント:0
曲がらずに紙を切る快適さ
2021-09-02 Thu 00:00
この前、ど寒さんのブログにアル助についてコメントを書いた。
 →ど寒ブログ part2:アル助の話

2109023.jpg自分はカッターで紙をカットするとき、定規を抑える力が弱いのかそれとも心理的に途中で気が抜けるのか、たいてい後半のどこかでふにゃ〜っと曲がってしまうのだが、滑り止めのあるアル助を使うと綺麗にカットできる、というたわいもない内容だ。しかし、なぜ、失敗は後半で起きるのかについてはまだ納得できていない。緊張感が途切れて定規を抑える側の力が抜ける?あるいは緊張し過ぎて逆にカッター側の力が入り過ぎる?
「本当の定規」の紹介にも心惹かれた。現在使用中の定規の目盛が擦り切れてほとんど読めなくなっていて、微かに残った目盛を探して計測している有り様なのでこれを買っても良いのだが、金属ではなく透明だったら即時買いなのだが、、、もう少し待つか。
別窓 | 雑感 | コメント:2
9月の星空予習
2021-09-01 Wed 00:00
★14日 水星が東方最大離角。日没時の西南西の低空、金星の15度ほど右下。
★15日 海王星が衝。みずがめ座φ星の近く。
★19日 みずがめ座τ2星の星食。東京で、潜入:20:56→出現:22:15。
★21日 中秋の名月。旧暦8月15日。
別窓 | 観測準備 | コメント:0
| 霞ヶ浦天体観測隊 |

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