2021-08-10 Tue 00:00
・7月30日までにワクチン接種後死亡919事例と厚労省が明らかに…前回報告から168件増
ぱっと見だと、ファイザーの方がモデルナよりも死者数が大きいと感じさせる記事だが、接種回数が格段に違うのだから母数を考慮せずに単純に数だけでは比較できない。とにかく読むだけでは比較のできないわかりにくい記事だ。元情報が出ている以下の厚生労働省のサイトの数字を使って、接種回数に対する頻度を計算してみた。 →厚生労働省:新型コロナワクチンの副反応疑い報告について 報告対象期間:令和3年2月17日〜7月25日 接種回数 副反応疑い 頻度% ファイザー 74,137,348 19,202 0.03 モデルナ 3,589,581 903 0.03 接種回数 死亡 頻度% ファイザー 74,137,348 828 0.0010 モデルナ 3,589,581 6 0.0002 接種回数 アナ疑い 頻度% ブラ 頻度% ファイザー 74,137,348 1992 0.003 360 0.0005 モデルナ 3,589,581 103 0.003 8 0.0002 *アナ:アナフィラキシー ブラ:ブライトン分類 接種回数 心筋炎・心膜炎 頻度% ファイザー 74,137,348 46 0.00006 モデルナ 3,589,581 3 0.00008 こうしてじっくり見ると、記事ぱっと見の印象同様、ファイザーの死亡頻度の高さはやはり気になる。 →厚生労働省:新型コロナワクチンの接種後の健康状況調査 ファイザー、モデルナそれぞれについて、接種部位の腫れ・痛み、発熱、頭痛などの、重篤例以外の比較的起こりやすい症状について、1回目と2回目の反応頻度をグラフ化してある。 |
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