2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
触察本『葛飾北斎 「富士越龍」』の登場
2021-05-09 Sun 00:00
『蝕察画・蝕察写真の制作と鑑賞ハンドブック』(TEAM MASA/Studio TACT編集)のことは2020年1月26日に紹介したが、この度その最初の触察本が出来上がったとお知らせがあったので早速購入した。

2105062.jpgTACTBOOKシリーズ
『葛飾北斎 「富士越龍」』 制作:中村正之、石川恵理
          TEAM MASA/Studio TACT 2021年

図の部分は触知図、タイトルや解説は日本語と英語で書かれていて、それらには点字が重ねられている[3枚目の写真]。視覚障害者だけでなく青眼者も触って楽しんで欲しいとかかれている。また、触った後の表面はアルコール綿などでの消毒が可能だということだ。

2105061.jpg北斎の「富士越龍」(ふじこしのりゅう)が縦長の掛け軸ということで、この本も折り畳み8頁を広げるとこ〜んなに長くなる。

2105063.jpg表面の拡大写真。表面を触っても、自分にはぶつぶつ、つるつる、なにもないくらいしか区別できない。視力を失って必要に迫られれば触覚も発達するのだろうけど、願わくばそういう必要がないままでいたいものだ。

2105194.jpg[追記]2021年5月19日の下野新聞朝刊の記事になったことをお知らせいただいた。

触察本、触知図に関する過去記事:
 →蝕知図の作り方や使い方を解説した貴重な冊子(2020-01-26)
 →さわれる天体写真からさらに進化した凸凹印刷の世界(2020-01-13)
 →さわれる喜怒哀楽展 in汐博2011(2011-08-03)
 →宇宙を触って感じる 視覚障害者向けの天文資料(2011-02-26)
 →大田原市ふれあいの丘天文館 理想実現に向けた取り組み(2010-09-13)
 →『さわれる天体写真展』 茨城県結城市民情報センター(2009-01-21)
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