2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
あちこちの話と繋がる満足感
2021-04-25 Sun 00:00
2104102.jpg『中世の北関東と京都』 江戸郁夫・簗瀬大輔編
              高志書院 2020年 6000円

本書に「永享三〜四年の都鄙間交渉からみた上杉憲実」が掲載されているのでとりあえず買って読んで、その後でその他の論考のタイトルを改めて眺めてみた。例えば、「常陸平氏の成立に関する試論」は現在土浦市立博物館で開催中の特別展『東城寺と「山ノ荘」』を見るときの参考にもなるジャストオンタイムな内容だったし、「織田信長と常陸国」は贈答に関する部分で地元と関わる記述があり、今後調べておきたいネタの種があった。そういうわけで、期待した数倍のおもしろさが詰まった一冊だったと言える。
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