先々週、
森高千里の『渡良瀬橋』で歌われる足利の町へ行ってきた。行く前日になって知ったのだが、3月28日の午前中に足利の街中を聖火が走るという。到着は午後なので交通規制に引っ掛からなくてよかった。

足利へ行ったのは森高千里の聖地巡りが目的ではなかったのだが、せっかくなので渡良瀬橋(織姫神社からの遠望)、尾崎理髪店と公衆電話、3つの八雲神社を自転車で回ってきた。ここらも今や史跡と呼べるだろう。この曲がリリースされた頃、今の職種に就いたばかりの駆け出しだった自分は忙し過ぎたためか、巷に流れるこの独特なメロディーに朧げな記憶しかない。その後、北関東の城址巡りをする中でこの橋も何度か渡り、その都度この曲もリフレインされることになった。物語性と情緒のあるとてもすてきな曲なので、いまだに人気があるのも頷ける。そういえばこれを書きながら、解体される足利市民会館のさよならコンサートは森高千里に決まったという記事を見つけた。
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解体する足利市民会館 森高千里さんのコンサート決定 来月25日に昼夜2回開催
さて本題。2006年に足利を通った時は足利氏館(鑁阿寺)しか見なかったのだが、今回は学校内の遺蹟図書館で開催されている足利学校復原30周年記念 企画展
『戦国武将と足利学校』をきっかけに足利学校の見学をした。その後、もちろん隣の鑁阿寺を再訪。雨予報だったにもかかわらず降られることなくて良かった。

翌日、帰路は享徳の乱に関係する、勧農城、館林城、羽継原古戦場、宝秀寺(羽継原合戦関連史跡)、御壇塚(海老瀬口合戦関連史跡)に寄りながら、満開の桜と菜の花の風景の中を土浦まで戻ってきた。