33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名、200mm、65mmの望遠鏡と双眼鏡で星空を楽しんでいます!
表現の現場に身を置くか否かを問わず読むべし
2021-03-26 Fri 00:00
・『表現の現場ハラスメント白書2021』     ・自由記述の抜粋

2103251.jpg

・表現の現場調査団ホームページ

・NHK:表現活動の現場でのハラスメント調査 回答の8割超“経験ある”
 2021年3月24日に「表現の現場調査団」は調査結果をまとめた1年目の「白書」ができたことで記者会見を行った。

・#ポリタスTV​:表現活動とハラスメント問題|美術や演劇など表現活動の現場でのハラスメント実態調査で回答者の8割超が「経験あり」
 「表現の現場調査団」のメンバー3人と津田大介との対談番組。ポリタスTVの普通の配信は1日経つと有料会員以外にはダイジェスト版になってしまうが、この番組は問題の重要性から今後も完全版を無料で見られるように残すとアナウンスしていた。津田のそういう柔軟なところを評価したい。
 対談の中で、津田が「、、、自分もそういうこと言ってた」としばらく頭を抱えて、メンバーが「それが大切」と答える場面などもあったが、言動に注意を払っているはずの津田ですらそうなのだから、多くの人が多かれ少なかれやっている行為・発言の中にハラスメントはあるということだ。それはどう見ても犯罪だろうというものもたくさん紹介されているが、表現の現場に限らず、差別の構造の中でハラスメントや犯罪が温存され続けること、自分も加害者である可能性に多くの人が気づく必要があると思う。5年に渡って色々な手法での調査を行う予定で、今回のが最初の1冊目になる。表現の現場に身を置いているか否かを問わず、2021年を生きる人としては、読むのは結構大変だけど読まなければいけない資料なのだと思う。
別窓 | 大震災・原発・社会 | コメント:0
| 霞ヶ浦天体観測隊 |

FC2カウンター