今年の火星は自分が見られる最良の条件だったが、10月20日の1回きりの観察だった。

2020年10月20日 21時20分。EdgeHD800。x222。視直径約21.8秒。今季初めての火星スケッチをした。画像がゆらゆらしているがしばらく眺めていたら海の形がだんだんに見えてきた。正面に大シルチス、その南西にチュレニーの海その西にキンメリア人の海。大シルチスから東はサバ人の海から子午線の湾(アリンの爪)が見えている。小さくなった南極冠との間の若干明るいところはヘラス盆地。火星面の色はもっと黄色味がかっている。久しぶりの火星イラストの上に、これまで使っていたソフトではなくMacのプレビューだけで描いたので手間取った。