
12月21日に木星と土星が6.11分まで近づく超大接近まで1週間だ。この日にいきなり接近するわけではないので、1度以内に近づく見頃は
「〇〇年ぶりの木星と土星の超接近まで二週間」(『ほんのり光房』)の解説を参考にさせてもらうと12月12日から12月30日になるということで、この期間は出来る限り眺めてみたいと思う。前回この距離以下まで接近したのは1623年7月16日の5.17分なのだが太陽に近すぎて観察できなかったので除外するとして、1226年3月12日の2.14分が直近の6.11分以下の接近になる。そしてこの時は、木星と土星の他に金星も大接近した様で中世の日本人は兆候として恐れたらしい。それについては、
「木星と土星の大接近について」に解説がある。